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【2024スタバ朝活 Vol.19 さとみんさん】 今朝は、ライターのさとみんさん が来てくれました。 PR会社、事業会社の広報を経て、夫の駐在に伴いオランダや上海で数年間暮らし、その後帰国してライターとして独立されたという方です。 このスタバ朝活を始めて1週間ほど経った頃、ぼくは〈日々新しい人と出会うのは、ちょっと「旅」っぽい。〉とXに投稿しました。 その直後に、「(この)ポストを拝見し、激しく心動かされ、思い切ってDMした次第です」と彼女からご連絡いただきました。 ぼくは今年2月まではたくさん旅をしていましたが、今は毎日のように同じスタバにいます。だから本来「旅」とは真逆なはずなのですが、しかし毎日のように初対面の方が訪ねてきてくれている状況は、「どこか旅っぽい」と感じます。旅の魅力って、「人との出会い」が大きな要素だから。今は物理的な旅ではなく、「人を巡る旅」を楽しんでいる感じがします。 さとみんさんは普段、企業の採用広報インタビューを中心にお仕事をされている方なので、さすが質問が上手で、とても話しやすかったです。 「大学では理系の学科だったのに、どうして旅行会社に入社したんですか?」と聞かれました。 ぼくは早稲田大学の創造理工学部で、社会環境工学科(旧土木工学)に所属していました。建物や、橋、トンネルなどの構造設計や都市計画などを扱う学問です。社会インフラを支える非常に重要な学問ではありますが、そこまで強い興味を持てず、勉強も熱心にはしませんでした。「じゃあそもそも何でその学科を選んだんだ」って話ですよね。 大学受験では、横浜国立大学に合格して、そちらに進学しようと考えていたところ、あとから早稲田の補欠合格が決まったのです。土木で受験したのは、例年の傾向からして、「この学科がいちばん受かりやすいのではないか」と考えたからで(学力的にギリギリだったため贅沢は言ってられなかった)、土木がどんな学問か知ったのは、入学してからのことでした。 横浜国立大学の方が学費も安いし、実家からも近いし、どちらかというと興味関心の高い学科だったしで(ぼくはカオス力学を学んで「予測不可能な世界」における予測の精度を高めたい、みたいなことを割と真剣に考えていました)、メリットは大きかったのですが、しかし早稲田大学を見学したときの活気に惹かれました。 「全国から優秀でおもしろい学生が集まってくるこの巨大な大学の中で、無名の自分は、在学中にどこまで頭角を現せるだろうか」 ということに強い好奇心が湧いたのです。何者かになってやる、みたいな気概が強かった。追浜高校という全国的に知名度の高くない高校(早稲田へは毎年1人か2人しか受からない)から進学したので、「追浜の名を轟かせるんだ」みたいな気持ちもありました。そう考えると、早稲田の方が俄然ワクワクしてきて、こちらに進学しました。 でも、どうしても土木には関心が持てず、授業中は後ろの方で本ばかり読んでいる不真面目な学生でした。 決定的だったのは、大学2年生のとき。その年、ちょうど地下鉄副都心線が開通して、キャンパス直結の「西早稲田駅」ができました。その頃、学科の先生が授業中に、「副都心線の計画は昭和47年(1972年)に始まって・・・」みたいなことを話したんです。 (おいおいおい、ぼくが生まれる15年も前のことじゃないか。それでようやく今、完成したのか) と衝撃を受けました。確かに、巨大事業に携わったひとりとして歴史に名を残せたら、誇らしく、素晴らしいことです(学科の教授は、青函トンネルの建設に携わった方でした)。だけど、飽きっぽい自分には10年〜20年単位のプロジェクトなどは、到底考えられない、と強く思いました。その頃からうっすらと、「いろんなことをやる人生にしたい」と思っていたのかもしれません。 土木の一般的な進路としては、建設会社や鉄道会社などがありましたが、早々にぼくの選択肢からは消えていきました。 最初は年収の高い商社や商船会社などにも興味があったけど、「心からやりたいことではないな」と気付いて、いろいろあって旅行会社に入りました。「毎月異なる国に行ける仕事があるなんて」と海外添乗員の仕事を初めて知ったときはワクワクしました。その直感に従った感じです。 そんな話をしていたら、 「中村さんは、なぜか応援したくなる人柄です」 と言われました。どうしてなんでしょうね。もちろん応援されて嬉しいですが、別に「応援されたい」と意識して話しているわけじゃないんです。だけど最近、一様にそういう感想をいただくことが多いんです。心に従ってまっすぐ生きているからなのかな。そしてそれをそのまま発信して(伝えて)いるからなのかな。 それと、「中村さんは映像や音声向き」とも言われました。 「直接お会いした方が、(Xやnoteでふれるよりも)印象が良いです。とくに声が良いです。ずっと聴いていられる、落ち着く声です」 実は昨夜も、Xのスペースで編集者のまむしさんとオンライン雑談を配信して、リスナーの方から声を褒めていただきました。イヤホンのマイク部分を口に近づけ過ぎていたためか、「鼻息メッチャ荒いですけど大丈夫ですか? 馬と話してるのかと思いました」と指摘されて恥ずかし過ぎたんですけど😂 でもそれはさておき、「いつかラジオやってほしい」とか、「Podcastをやってみたら」とか言ってもらえて、ちょっとだけその気になってきました。まずはいろんな方とスペースでの配信をやってみようかなと思っています。スタバ朝活は性質上、自分で参加者を選べないから、スペースでは自分が話してみたい方や、仲良しの人とやれたらいいなって。 最後に、「今は文章を書く純粋な楽しさを思い出しています」という話をしました。 この朝活の文章は、仕事ではないからこそ、自由に好きなことを書いています。 仕事の文章であれば、何かしら目的や意図が発生するため、記事に「方向性」が生まれます。すると、その方向性に沿って、「この話は入れる」「この話は不要」という選別がなされるわけです。でも、以前にも書きましたが、ぼくはこの選別によって「カットされてしまう話(世に出ない話)」の中にも、きっと価値あるものはたくさん眠っていると思うんです。 一見、すごくどうでもいい話だけど、なぜか心に残るような話。たとえば、さっきの「ぼくが土木の学科に進学した背景」や「土木の学科だったのに旅行会社に就職した背景」の話などは、商業的なインタビュー記事であれば「長いからここはカット」となりやすいかもしれません。でもぼくは、「この話も、もしかしたら誰かにとって何かしらのヒントになるのではないか」と感じているからこそ、ここに書いています。 だってそもそも朝活に来てくれた方が質問してくれて、おもしろそうに聴いてくれた話なんだもん。「きっと無価値ではないはず」と信じています。だから、信じていることをやります。 村上春樹には、すでに多くのファンがいて、それゆえに彼は「自由に書くこと」を許されています。彼は「俺はこの話が好きだけど、読者は果たして喜んでくれるだろうか」なんて考えなくていいし、考えてすらいないはず。「俺はこの話が好きだから、読者がどう思うか知らないけど、まあいいや」というスタンスなのではないでしょうか。 でも、読者ファーストではなく、自分の思うままに書くことが、実は読者ファーストになっているはずです。ぼくも、村上春樹のどうでもいいような話が好きなんです。「あそこで食べたあれはおいしかったなあ」とか、「こんなことがあったんだよね」みたいな話が大好物。 あるいは大谷翔平が、「観客や日本のファンのために」とか思わず、ただ大好きな野球と向き合って、結果としてそれで多くの人を勇気づけているように。 ぼくもそうなりたい。 ただ自分の心や人生と向き合い、それを書いていくことで、結果として読者が喜んでくれるような生き方をしたい。読者が勝手に影響を受けてくれるような生き方をしたい。そういう意味で、ぼくは今純粋に、書くことを楽しんでいるし、自分が楽しいと思うことを書いています。 本来、文章って素晴らしいものだと思っています。きっとみんなが思っているよりも、もっと、ずっと、読み手の心に作用しうるもの。そのことを、なるべく直接的にではなく、書いた内容によって、伝えていけたらいいなと思っています。 今朝の雑談では、そんなことを話しました。さとみんさん、ありがとうございました! ********** 【スタバ朝活を開催中です!】 <ルール> ・1対1で、1時間のみ ・9時半スタート(ご希望あれば8:30 or 9:00〜も調整可) ・(なるべく)まだ直接お会いしたことのない方 ・(なるべく)ライター以外の方 ・参加費無料 ・あくまで雑談を楽しむ会です(※インタビュー目的ではありません) ・お茶代は各自負担(無理が生じたら参加費制にするかも) ・場所は大田区のスタバ(品川駅から電車で6分です) 5/8〜11 埋まりました 5/14 埋まりました 5/16 埋まりました 5/20 埋まりました 5/24 埋まりました 5/25 埋まりました 5/27 埋まりました 5/31 埋まりました 6/5 埋まりました 6/7 埋まりました 6/10 埋まりました 6/13 埋まりました 先の予定はまた随時出していきます。 ※このスタバ朝活は、皆さまからの応援で支えられています。 コーヒー代のつもりで500円だけでも、下記フォームから寄付していただけますと嬉しいです! docs.google.com/forms/d/e/1FAI ※noteメンバーシップ「中村洋太の自由研究」も始めました。月500円のサブスクで、様々な発信が読めます!こちらもよろしければ! note.com/yota_nakamura/ #2024スタバ朝活
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