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漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

熟語の読み・一字訓読(その73:準1以下):縦 縦(はな)つ、縱(ゆる)す、縦(ゆる)める

2017年05月20日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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◎◎◎漢検2辞典に沿って、準1以下の漢字の、気になる訓読みに対応する熟語などを調べる<熟語の読み・一字訓読(準1以下)>シリーズを始めています。準1以下といっても1級漢字を含む熟語などもあり、少しはお役に立つと思っています。◎◎◎
・漢検1(漢検漢字辞典第1版)をメインに学習されている方は、漢検1にはすべての訓が掲載されていないケースが多々ありますのでご留意ください。・・・というか、ここまでの学習はお薦めできません・・・
・ときどき、漢検1との比較もしておりますが、面倒なので省略させてもらうこともありますので、お含み置きください。
(もともと「漢字必携」(漢検)で学習していたので、すべての音・訓に対応させるようにしておりますので・・・。なお、漢検2でもすべての訓が掲載されているわけではないので、その場合は注記するようにしております)

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<縦:小学…ジュウ、たて 準1…ショウ、ゆる(す)、ゆる(める)、はな(つ)、ほしいまま 1級…よし(んば)>
*ジュウ(慣用音)、ショウ(漢音) *他に、「ソウ」(漢音)あり・・・(参考:「縦縱(ソウソウ)」:①急いで事に赴くさま ②多いさま)
<漢検2>
・音:ジュウ 外)ショウ 
・訓:たて 外)はなつ・ゆるす・ゆるめる・ほしいまま・よしんば
・意味 :①たて。上下または南北の方向。「縦貫」「縦隊」 対横 ②はなつ。 (ア)矢を発する。 (イ)火をつける。 (ウ)追いやる。 ③ゆるす。見のがす。 ④ゆるめる。ゆるい。 ⑤ほしいまま。きままにする。「縦覧」「操縦」「放縦」 ⑥たとい。よしんば。仮定の助字。
・下つき:操縦(ソウジュウ)・放縦(ホウジュウ)・(ホウショウ)
・大見出し:略。(掲載されているものは、すべて、上記①、⑤、⑥の熟語など)

*「ゆる(す)、ゆる(める)、はな(つ)」に対応する熟語が見当たらなかったので調べた。

<大字源>
・ゆる(す)
 縱遣(ショウケン):逃がしてやる(同)従遣)*ゆるして逃がす意。
 縦舎(ショウシャ):ゆるし、はなつ。 *“はな(つ)”にも対応
 縦囚(ショウシュウ):牢屋に入っている囚人を釈放する。 *“はな(つ)”にも対応
 縦出(ショウシュツ):①法を曲げて、勝手に罪人を無罪にしたり、罪を軽くしたりする。(②自由にする。)
 縦容(ショウヨウ):(①のびのびとするさま。ゆったりと落ち着いているさま。 同)従容) ②ゆるす。大目にみる。(③主君や貴人の機嫌)
 擒縱(キンショウ)・・・後記参照
・ゆる(める)
 弛縦(シショウ):緩んでだらだらしている 
・はな(つ)
 縱火(ショウカ):火を放って焼く。放火。
 縦送(ショウソウ):縦は矢を放つ、送は獣を追うこと。一説に、馬を走らせること。 (古訓:ヤヲハナチケモノヲオフ)

 *「擒縦自在」の「擒“縦”」の「縦」も、“許して放つこと”(漢検四字熟語辞典) *ゆる(す)、はな(つ)に対応

・その他
 縦臾(ショウヨウ・ショウユ):すすめる。同)従臾・慫慂(ショウヨウ) 
 
 *漢検2では、この熟語の読みは「臾」の項目にあって“ショウユ”読みのみ。
 <参考>
 臾:ユ、ヨウ、ひきと(める)、しばら(く)、わず(か)、すす(める) 
(注)漢検2には「わず(か)、すす(める)」訓は掲載ナシ。にもかかららず、漢検2には、「意味 ①ひきとめる。 ②しばらく、わずかの意の「須臾(シュユ)」に用いられる字。 ③すすめる。そそのかす。「縦臾(ショウユ) 」」とある。このように、現行の訓読みがあるにもかかわらず、訓を掲載しておらず、それでも、その訓に対応する熟語が掲載されているケースが、本熟語にかぎらず、漢検2でも多く見受けられます。対応する熟語を載せているのなら、訓も掲載しておくべき(そのほうがわかりやすいし、理解も深まる)と思うのですが・・・どうなんだろ。

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熟語の読み・一字訓読(その72:準1以下):乏少(ボクショウ) 亡状(ムジョウ・ブジョウ)

2017年05月04日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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◎◎◎漢検2辞典に沿って、準1以下の漢字の、気になる訓読みに対応する熟語などを調べる<熟語の読み・一字訓読(準1以下)>シリーズを始めています。準1以下といっても1級漢字を含む熟語などもあり、少しはお役に立つと思っています。◎◎◎
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★★★その後も数々のお見舞いのコメント、ありがとうございます。日に日に回復していて頭はだいぶクリアになっていますが、まだ、目が疲れるので長時間学習にはちょっと辛い状態が続いています・・・★★★
・・・とはいえ、“ママチャリ”は取り上げられてしまうし、静養する以外、他にすることがないので、“悪逑”の眼を盗んで、矻矻と漢検2を見たりして、その後の色んな作業を開始しています。
<漢検2調査(準1以下の漢字も含めたすべての悉皆調査)>あと400頁ぐらいで完了・・・
<模試づくり>上記と同時併行で問題作成中・・・文章題の原案は事故前にすでに幾つも完成済み。その他の分野別問題も相当数作成済みなのですが・・・。なんとか連休明けには開示していきたいと思ってます・・・本番1か月前あたりには開示してないと学習・復習する時間が取れませんもんねえ・・・。
<29-1受検>まだ申し込んでいないが、どんな状態でも受検するつもり・・・なにしろ“受検”することが趣味なんで逃したくはない・・・どんな状態、どんな受検(&結果)になるか、今から楽しみ・・・
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●乏:中学…ボウ、とぼ(しい) 準1…ホウ
<漢検2>
・意味 :とぼしい。足りない。まずしい。「欠乏」「貧乏」
・下つき:窮乏(キュウボウ)・欠乏(ケツボウ)・耐乏(タイボウ)・貧乏(ビンボウ)
・大見出し:乏しい(とぼ-しい) 乏少(ボクショウ)
 乏少(ボクショウ):物がとぼしく少ないこと。 「ボウショウ」とも読む。

*乏少・・・なぜ、“ボク”ショウと読むのか、前から気になっていたので調べた・・・
*調査したけど、いまいち、よくわからない・・・現行、“ボク”音はないが、昔から通用している読みのようだ・・・

<国語辞典、漢和辞典>・・・ほぼ、各辞典とも“ボクショウ”“ボウショウ”両読みのようだ・・・
(goo国語辞書)
ぼうしょう【乏少】:とぼしいこと。十分でなく足りないこと。また、そのさま。ぼくしょう。「―な知識」
(デジタル大辞泉)
ぼうしょう【乏少】:とぼしいこと。十分でなく足りないこと。また、そのさま。ぼくしょう。「乏少な知識」
ぼくしょう【乏少】:①とぼしく少ないこと。また、そのさま。「所従なども―なりけり」〈平家・三〉 ②貧乏なこと。また、そのさま。「―の藤太とて、いと貧しき者侍り」〈伽・福富長者〉
(大辞林(第三版))
ぼうしょう【乏少】:とぼしく少ないこと。十分でないこと。また、そのさま。ぼくしょう。 「その土地…百物-なるが故に/西国立志編 正直」
ぼくしょう【乏少】:とぼしい・こと(さま)。 「其の直物の-なれば/今昔」
(広辞苑)
乏少(ぼうしょう):とぼしく少ないこと。ぼくしょう。
乏少(ぼくしょう):(ホクショウ、ボウショウとも)①とぼしく少ないこと。②貧乏。
(大字源)
(“ボク”音の表記なし。ただし「乏少(ボクショウ・ボウショウ)」とあった)
乏少(ボクショウ・ボウショウ):とぼしい

●亡:小学…ボウ 高校…モウ、な(い) 準1…ム、ブ、に(げる)、ほろ(びる)、うしな(う)
<漢検2>
・意味 :①ほろびる。ほろぼす。「亡国」「興亡」対存 ②うしなう。「亡失」「損亡」 ③ない。なくなる。死ぬ。「亡霊」「死亡」 ④にげる。「亡命」「逃亡」
・下つき:興亡(コウボウ)・死亡(シボウ)・存亡(ソンボウ)・損亡(ソンボウ)・逃亡(トウボウ)・滅亡(メツボウ)・流亡(リュウボウ)
・大見出し:亡い(な-い) 〈亡骸〉・〈亡軀〉(なきがら) 亡げる(に-げる) 亡君(ボウクン) 亡国(ボウコク) 亡国の音(ボウコクのオン) 亡失(ボウシツ) 亡年の友(ボウネンのとも) 亡八(ボウハチ) 亡命(ボウメイ) 亡羊の嘆(ボウヨウのタン) 亡羊補牢(ボウヨウホロウ) 亡霊(ボウレイ) 亡びる(ほろ-びる) 亡状(ムジョウ) 亡者(モウジャ)

 亡状(ムジョウ):①これといった善行や手柄がないこと。 ②礼儀に欠けていること。また、そのさま。無礼。不作法。「無状」とも書く。「ブジョウ」とも読む。

*「亡状」は“ムジョウ”か“ブジョウ”のようだが、国語辞典などでは“ボウジョウ”とも読んでいるのが多い・・・通用性から、“ボウジョウ”と読んでも✕にはできなさそう・・・
*漢和辞典(大字源)だと、“ムジョウ”か“ブジョウ”のようだ・・・「ボウ」音と「ブ・ム」音の、音による意味分けがあるようだ・・・漢検2ではそこまで触れていないが・・・

<国語辞典、漢和辞典>
(goo国語辞書)
ぼうじょう【亡状】:《よい行状がない意》無礼な振る舞い。無法な 行為。「―を極める」
(デジタル大辞泉)
ぼうじょう【亡状】:《よい行状がない意》無礼な振る舞い。無法な行為。「亡状を極める」
(大辞林 第三版)
ぼうじょう【亡状】:〔「亡」は無の意。よい行状がないこと〕 無礼な言動。無状。
(広辞苑)
無状・亡状(ムジョウ):①取り立てていうほどの善い行いや功のないこと ②無礼。ぼうじょう。
亡状(ボウジョウ):無礼な言行。ぶじょう。むじょう。

(大字源)
亡:🈩ボウ(漢音)モウ(呉音)・・・①にげる ②なくなる ③ない(しぬ、うしなう、あったものがなくなる・・・) ④ほろびる ⑤わすれる・・・
  🈔ブ(漢音)ム(呉音) ・・・①ない(存在しない、いない) ②まずしい

亡状(ブジョウ・ムジョウ):よい態度・行状がないの意で、無礼。無作法。同)無状(ムジョウ)

*亡(ム、ブ)読みの熟語は、他に、「亡聊(ブリョウ・ムリョウ)」があった・・・
亡聊(ブリョウ・ムリョウ):心配事があってゆううつなさま。また、つれづれ。徒然。聊は、安んじ楽しむ意。同)無聊 (「無聊」の読みは(大字源では)“ムリョウ、ブリョウ”となっていた・・・。)

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熟語の読み・一字訓読(その71:準1以下):率(スイ)・率(したが)う 巽(ゆず)る 遜(おと)る 

2017年04月27日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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◎◎◎漢検2辞典に沿って、準1以下の漢字の、気になる訓読みに対応する熟語などを調べる<熟語の読み・一字訓読(準1以下)>シリーズを始めています。準1以下といっても1級漢字を含む熟語などもあり、少しはお役に立つと思っています。◎◎◎
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★★★お見舞いのコメント投稿、ありがとうございます。日に日に回復している実感はありますので、どうぞ、ご心配なく・・・★★★
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★★★本記事は、既に完成していたもので小生の事故当日に配信予定だった記事です。ちょうど“ア”~“ソン”まで終了するので限が良いので配信しておきます。“タ”(漢検2・969頁以降)からの再開は今のところ未定です。★★★
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●率:小学…リツ、ひき(いる)中学…ソツ 準1…シュツ、スイ、わりあい、かしら、したが(う) 1級…おおむ(ね) 
<漢検2>*音による意味分けあり。
・意味 :🈩ソツ ①ひきいる。引きつれる。みちびく。「率先」「引率」 ②にわか。だしぬけに。「率然」「率爾(ソツジ)」 類)卒・猝(ソツ) ③ありのまま。自然の。すなお。「率直」 ④おおむね。だいたい。「大率」 ⑤すべて。「率土」
     🈔リツ わりあい。程度。「確率」「能率」
     🈪スイ かしら。おさ。「将率」 類)帥(スイ)
・下つき:🈩 引率(インソツ)・軽率(ケイソツ)・統率(トウソツ)
     🈔 確率(カクリツ)・効率(コウリツ)・税率(ゼイリツ)・能率(ノウリツ)・倍率(バイリツ)・比率(ヒリツ)・利率(リリツ)
・大見出し:率先(ソッセン) 率先躬行(ソッセンキュウコウ) 率先垂範(ソッセンスイハン) 率直(ソッチョク) 率土の浜(ソットのヒン) 率塔婆(ソトバ) 率いる(ひき-いる)

<大字源>
・音:<ソツ(慣用音)シュツ(漢音)>:①ひきいる ②したがう ③さきだつ、みちびく ④おおむね ⑤率爾(ソツジ)・率然(ソツゼン) (当方注:それぞれ、「同)卒爾(ソツジ)、卒然」となっている) ⑥「軽率(ケイソツ)」は、かるがるしい ⑦ざっくばらん。率直である。さっぱりしている。「坦率(タンソツ)」 ⑧~⑮(略) (当方注:「坦率=率直である、正直である、腹蔵のない・・・)
   <スイ(漢・呉音)>:①かしら、おさ ②(略・・・🈩の⑬に同じ・・・“とりあみ、鳥をとらえる道具”・・・(当方注:🈩の音読みでも読むということ))
   <ルイ(漢・呉音)>(略)
   <リツ(漢音)>①わりあい。定数。②きまり。規準。③~④(略)
   <セツ(漢音)>重量の単位。

*「率(スイ、かしら)」「率(したが)う)」「率(おおむ)ね」について調べた。
<大字源>
・かしら:将率(ショウスイ)=将帥。 渠率(キョスイ)=渠帥
・したが(う):率循(ソツジュン)=したがう。一説に、ひきいしたがう。 
        率順(ソツジュン)=したがう 
        率常(ソツジョウ)=①常道にしたがう ②たいてい、おおむね。 
        率性(ソツセイ・セイにしたがう)=①天性にしたがう。生まれつきの本性(誠)に従うこと。②「論衡」の編名。
        率貞(ソツテイ)=正しい道理に従う。 
        率俾(ソッピ)=こぞって臣服する。
        率服(ソップク)=こぞって従いつく。服従する。「蛮夷率服」 同)帥服(“シュツ”フク)
         (注)大字源は“シュツ”と読んでるが、現行音には「帥(シュツ・漢音)」ナシ。対応する音は“ソツ(慣用音)”) 
        率由(ソツユウ)=したがう。まもりしたがう。同)帥由(“シュツ”ユウ) 
        率履(ソツリ)=国法に従って踏み行う。
・おおむ(ね):大率(タイソツ)=あらまし。おおむね。大略。  率常(ソツジョウ)=(前出の意味②)

(参考)率(シュツ)で読んでいる熟語・・・「率」の項にはナシ。「帥」の項で、いくつかあった・・・
 帥意(“シュツ”イ):自分の意志に従う。意のままにする。 同)率意(シュツイ)
 帥導(“シュツ”ドウ):ひきい、みちびく。同)率導(ソツドウ・シュツドウ)
 帥厲(“シュツ”レイ):率い励ます。同)率励  (注)「率励」にフリなし・・・「率」の項をみたら、「率励・率厲(ソツレイ):率いて励ます」とあった・・・これは“シュツ”読みとはなっていなかった。

●巽:ソン、たつみ、ゆず(る)
<漢検2>
・意味 :①たつみ。南東の方角。 ②ゆずる。うやうやしい。 ③易の八卦(ハッケ)の一つ。風などを表す。
・下つき:(掲載ナシ)
・大見出し:巽位(ソンイ) 巽(たつみ)
 巽位(ソンイ):南東の方角。たつみの方位   *調べたけど、「位を巽(ゆず)る」という意味はなかった・・・

<大字源・新漢語林>
巽位(ソンイ):(上記とほぼ同じ意味)
巽言(ソンゲン):巽与之言(ソンヨのゲン)に同じ。
巽与之言(ソンヨのゲン):(大字源)へりくだって恭しく、慎み深く人に逆らわないことば。巽言。(新漢語林)うやうやしく人にさからわないことば。婉曲なことば。与は、やわらぐ。(論語、子罕)
巽下巽上(ソンカソンジョウ):(新漢語林)六十四卦の一つ。へりくだり柔順である意。

(余談1)「巽与之言」「巽言」
 ・ネットでざっとみても、いろいろな説明があって面白い・・・
  「物柔らかで婉曲な言葉」「穏やかでもの柔らかな言葉」・・・「遠慮して、人と調子をあわせることば」などなど・・・。
(余談2)この前後の文章も読んでおいたほうが良いですね・・・「法語」なんて、故事成語問題で出るかも(笑)
  -論語 子罕第九ー
  子曰、法語之言、能無從乎 :子日く、法語の言は、能(よ)く従うこと無からんや
  改之爲貴         :之れを改むるを貴(たっと)しと為(な)す
  巽与之言、能無説乎    :巽与の言は、能く説(よろこ)ぶこと無からんや
  繹之為貴         :之れを繹(たず)ぬるを貴しと為す
  説而不繹、從而不改    :説びて繹ねず、従いて改めずんば
  吾末如之何也已矣     :吾れ之れを如何(いかん)ともする末(な)きのみ。
  *書下ろし文はネットから借用しました。ありがとうございます。
  *法語:(大字源)①正しい道を説いて忠告することば(論語・子罕) ②(仏)仏法の訓話  *広辞苑には、この②のほうのみ、詳しく説明あり。①の意味は記載されていない。
 ・・・さすがに孔子ですねえ、意味深長で味わい深い文・・・解釈はネット上にいろいろとありますので興味ある方はそちらでお調べを。まさに、「皮裏陽秋(ヒリのヨウシュウ)」みたいやねん・・・

●遜:中学…ソン 準1…のが(れる)、ゆず(る)、へりくだ(る)、おと(る) 
 *漢検2:「おと(る)」訓掲載ナシ。ただし、意味②には説明アリ、かつ、対応熟語もあり(「遜色」)。こういうところが・・・(ーー^)
<漢検2>
・意味 :①へりくだる。ひかえめな態度をとる。「遜譲」「謙遜」 ②おとる。ひけをとる。「遜色」 ③ゆずる。自分をさしおいて、他の人を先にする。「遜位」 ④のがれる。逃げ去る。「遜遁(ソントン)」
・下つき:謙遜(ケンソン)・不遜(フソン)
・大見出し:遜位(ソンイ) 遜辞(ソンジ) 遜色(ソンショク) 遜る(へりくだ-る)  遜る(ゆず-る)
 遜色:他と比べ劣っていること。見劣りすること。「―がない」

<大字源>
・おと(る):遜色(ソンショク)・・・(国語)他人にひけをとるようす。みおとり。・・・これ、国語だったんだ、他に音熟語ナシ・・・。

・その他参考 
 遜遁(ソントン):君主の招きや世間を避け逃れる
 遜愧(ソンキ) :恥じてへりくだる
 遜愿(ソンゲン):へりくだって素直なこと

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熟語の読み・一字訓読(その70:準1以下):促 促(せま)る 粟(ふち) 粟(もみ)

2017年04月18日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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◎◎◎漢検2辞典に沿って、準1以下の漢字の、気になる訓読みに対応する熟語などを調べる<熟語の読み・一字訓読(準1以下)>シリーズを始めています。準1以下といっても1級漢字を含む熟語などもあり、少しはお役に立つと思っています。◎◎◎
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●促:中学…ソク、うなが(す) 準1…せま(る)
<漢検2>
・意味 :①うながす。せきたてる。「促進」「督促」 ②間をつめる。せまる。「促音」
・下つき:催促(サイソク)・督促(トクソク)
・大見出し:促す(うなが-す) 促音(ソクオン) 促音便(ソクオンビン) 促進(ソクシン) 促成(ソクセイ)

*“せま(る)”に対応する適当な熟語が掲載されていなかったので調べた。

<大字源>
(“意味②せまる、接近する”)
 迫促(ハクソク):さしせまる。せまる。ちぢまる。促迫。逼迫(ヒッパク・ヒョクハク)。
 逼促(ヒツソク):(熟語掲載のみ。ほぼ上記と同様の意味と思われる。)
 促迫(ソクハク):①うながしせまる ②さしせまる
 切促(セッソク):さしせまること。切迫。切急。
 促膝(ソクシツ):相手とひざを近づけて座る。転じて、非常に親密なたとえ。
 促席(ソクセキ):座席を近づける

(“意味①つまる、おしつまる、ちぢまる”)
 促坐(ソクザ):詰め合わせて座る。込み合って座る。
 
●粟:ゾク、ソク、ショク、あわ、もみ、ふち
<漢検2>
・意味 :①あわ。イネ科の一年草。「粟粒」 ②もみ。イネ・キビなどの外側のから。 ③穀物。五穀の総称。 ④ふち(扶持)。扶持米。俸禄(ホウロク)。
・下つき:一粟(イチゾク)・罌粟(オウゾク)・(けし)・官粟(カンゾク)・菽粟(シュクゾク)・脱粟(ダツゾク)・賦粟(フゾク)・米粟(ベイゾク)・秣粟(マツゾク)
・大見出し:粟(あわ) 粟とも稗とも知らず(あわともひえともしらず) 粟立つ(あわだ-つ) <粟米草(ざくろそう)> 粟散辺地(ゾクサンヘンジ) 粟粒(ゾクリュウ)

*念の為、掲載熟語の「粟」の意味が現行訓の何に対応するのか調べた。併せて、周辺知識として、当該熟語が使われている故事成語類の有無も調べた。

一粟:一粒の粟(あわ)。転じて、きわめて小さい物の たとえ。「大海の一粟」 「滄海の一粟」など・・・(大辞林ほか)
官粟:(大字源ほか手元の辞書には見当たらないが、政府からのふちの意とおもう)だから、「粟(ふち)」
菽粟:豆と穀物。(広辞苑は、「豆と粟(もみごめ)。穀類。」)・・・粟は“穀物”の意か・・・
   (参考)布帛菽粟(ふはくしゅくぞく):人が生きる上で欠かすことのできないもののたとえ。 または、人が普通に行う、有益な物事のたとえ。 「帛」は絹。 「菽」は豆。 「粟」は穀物のこと。 どれも衣食をする上で必要なものということから。
脱粟:(広辞苑)もみをとっただけで精白していない米。粟は“もみ”。
   (参考)脱粟の飯(ハン):籾をとっただけで精白していない米を炊いた飯。(史記)
賦粟:(大字源)租税として取り立てる穀物。
米粟:(大字源)穀物のもみ殻を取り去ったものと、もみのままのもの。穀物の総称。米穀。
秣粟:(大字源)牛馬が籾を飼料として食べる。粟はまた、穀物の意。秣穀。・・・粟は、もみとか穀物の意か・・
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熟語の読み・一字訓読(その69:準1以下):造 造(いた)る、造(な)る、造(はじ)める

2017年04月18日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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◎◎◎漢検2辞典に沿って、準1以下の漢字の、気になる訓読みに対応する熟語などを調べる<熟語の読み・一字訓読(準1以下)>シリーズを始めています。準1以下といっても1級漢字を含む熟語などもあり、少しはお役に立つと思っています。◎◎◎
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●造:小学…ゾウ、つく(る) 準1…みやつこ、いた(る)、な(る)、はじ(める)
<漢検2>
・意味 :①つくる。生みだす。こしらえる。「造営」「造作」「創造」 類)創  ②いたる。きわめる。「造詣(ゾウケイ)」 ③な(成)る。成就する。 ④はじめる。はじめ。 ⑤にわか。あわただしい。「造次」 ⑥みやつこ。古代の姓(かばね)の一つ。
・下つき:(略)
・大見出し(略)
 造詣:学問や技芸などの分野で、深くすぐれている知識や理解。「民族芸能に―が深い」 類)識見・蘊蓄(ウンチク)  「造」「詣」ともに行きつく・いたる意。
 造次顚沛(ゾウジテンパイ):とっさの場合。あわただしいとき。緊急のとき。「造次」はあわただしく過ぎる短い時間の意。「顚沛」は、つまずき倒れることで、転じてとっさのときの意。 孔子が、いついかなる場合でも、仁(ジン)を忘れてはならないことを説いた文から。〈『論語』〉
 
*「造次」・「造詣」以外の掲載熟語は“つくる”訓対応の熟語のようなので、その他の訓対応熟語を調べた・・・。

<大字源>(注)区分けは当方判断による・・・ので、まちがっているものもあるかもしれません・・・
・いた(る)
 造詣(ゾウケイ):①学問や技芸が深い奥底に到達すること。また、その境地。造も、詣も、至るの意。②ある場所に到達する。転じて、とことんまでゆく。極限に達する。   *②の意味のほうは「造(な)る」に対応するような気がするが・・・。漢検2にはこの②の意味の掲載はない。
 造膝(ゾウシツ):ひざもとに至る。そば近く寄る。
 造請(ゾウセイ):行って、お目にかかる。ご機嫌伺いに行く。
 造弟(ゾウテイ・ゾウダイ):①邸宅をつくる ②屋敷に行き着く。
・な(る)
 造士(ゾウシ):①学問ができあがった人。②(国語)人物を養成する。
 造詣(ゾウケイ):上記「造詣」の意味②の場合。
・はじ(める) 
 造昧(ゾウマイ):世のはじまり。草昧。
 造端(ゾウタン):もののきっかけをつくる。そこから始まる。

・その他
 造然(ゾウゼン):非常に恐れるさま
 末造(バツゾウ):(広辞苑)(「造」は時代の意)すえの世。滅びそうになった世。末世(まっせい)。 *大字源「造:意味④とき。時代。「末造」」
 造次(ゾウジ) :(前出)

*なお、「造(みやつこ)」は、和訓なので、音熟語はナシ・・・今の今まで、“みやっこ”と促音で覚えていたけど、よく見ると、また、改めていろいろ調べると、今は、「みやつこ」と読むのが正しいらしい・・・昔はミヤッコで習ったはずなのにな・・・。

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熟語の読み・一字訓読(その68:準1以下):楚 夏楚(榎楚) 楚楚 翹楚・・・

2017年04月17日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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◎◎◎漢検2辞典に沿って、準1以下の漢字の、気になる訓読みに対応する熟語などを調べる<熟語の読み・一字訓読(準1以下)>シリーズを始めています。準1以下といっても1級漢字を含む熟語などもあり、少しはお役に立つと思っています。◎◎◎
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●楚:ソ、いばら、しもと、むち、すわえ<漢検2>
・意味 :①すっきりしている状態。「清楚」 ②いばら。 ③にんじんぼく。 ④しもと。すわえ。むち。 ⑤中国の国名。
・下つき:夏楚(カソ)・苦楚(クソ)・酸楚(サンソ)・辛楚(シンソ)・清楚(セイソ)
・大見出し:楚(いばら) 楚(しもと) 楚(すわえ) 楚囚(ソシュウ) 楚楚(ソソ) 楚幕に烏有り(ソバクにからすあり) 楚腰(ソヨウ)
 楚楚:清らかで可憐なさま。清潔で美しいさま。すっきりとして趣のあるさま。「―とした美人」 類)清楚
 翹楚(ギョウソ):大勢のなかの、特に優秀な人材。
 苦楚:苦しくつらいこと。辛苦。「楚」は棒で打たれるつらさの意。

<主として大字源しらべ>
●夏楚(カソ):①昔、学校で怠け者をこらすのに用いたむち。夏は榎(ひさぎ)、楚は荊(いばら)。②むちうって教訓する。  同)榎楚
 (注1)榎(カ)は「えのき」訓のみだが、意味には“ひさぎ”もある(漢検2にも意味記載はあり)。大字源によれば、“えのき”(にれ科の落葉高木)は和訓。「榎(カ):①木の名。きささげ。ひさぎ。落葉高木。 同)楸(シュウ・ひさぎ)」であり、ここは「榎」は“ひさぎ”の意味だと思う・・・ネット上に、夏楚の夏(=榎)を“エノキのむち”と解説しているものもあったので念の為・・・。なお、「夏(カ):木の名。ひさぎ。こひさぎ。むちをつくるのに用いる。「夏楚(カソ)」。 同)榎 」(大字源)
 (注2)“楚は荊(いばら)”とあるが、「楚」で調べると、「意味④ しもと、むち、つえ、また、むちうつ。昔、師が弟子を罰するとき、にんじんぼくのつえを用いた」ともあり、「楚」は“にんじんぼく”の意味でも良いのではないかとも思うがどうか・・・。“いばらのむち”でも別に支障はないが、昔はどっちのむちだったんだろう・・・。
 (注3)「夏楚(カソ)の二物は、其の威を収むるなり(礼記)」(教育の権威を保つのに必要なものという意味)
●苦楚・酸楚・辛楚の「楚」
 苦楚:(漢検2)苦しくつらいこと。辛苦。「楚」は棒で打たれるつらさの意。
    (広辞苑)(「楚」は痛の意)辛苦。苦痛。
    (大字源)苦しみ。苦痛。楚も、苦痛。
 酸楚:(広辞苑)悲しみいたむこと
    (大字源)かなしみいたむ。酸痛。酸愴。
 辛楚:(広辞苑)(「楚」は人をむちうつ意)痛み苦しむこと。うめき。つらさ。難儀。
    (大字源)いたみくるしむ。つらい苦しみ。楚も苦痛。
  *漢検2も広辞苑も「楚」の意味のとらえ方が区区のような気がするが、大字源の「意味⑤いたむ。くるしむ。また、苦痛。「痛楚」「辛楚」」の意味で良いのではないだろうか・・・ただし、現行訓にはナシ。不思議と言えば不思議・・・。なぜ、こういう訓読みをつくらなかったんだろう???

●楚楚(ソソ)・・・漢検2は前出のとおり、「清らかで可憐なさま。清潔で美しいさま。すっきりとして趣のあるさま」のみ。
 (大字源)
  ①鮮やかなさま。「衣裳楚楚」
  ②いばらの茂ったさま
  ③悲しみいたむさま 「呉調哀弦声 楚楚」
  ④才能が優れて頭角を現すことをいう。
  ⑤(国語)清らかで美しいさま   
 *こんなに色々と意味があるんだ・・・古代の(特に中国の)文献や古文を読むときは、気をつけないと・・・意味が正確に理解できないかも・・・。

●翹楚の「楚」
 (漢検2)(前出のとおり)大勢のなかの、特に優秀な人材。
 (広辞苑)(「翹」は高くぬきんでる、「楚」は雑木の特に伸びたものの意)衆にすぐれること。
 (大字源)翹は優れる意、楚は特に高く伸びた雑木。転じて、衆人に優れた人。詩経・周南の漢広編の「翹翹錯薪、言刈其楚(ぎょうぎょうたるさくしん、われそのそをかる)」の詩句に基づく。 *「楚」のところには、「意味③にんじんぼく。落葉低木。牡荊(ぼけい)。(詩・周南・漢広)「言刈其楚」」とあり、大字源では、この「楚」を“にんじんぼく”と捉えているようだ・・・。
   (参考)にんじんぼく(人参木):クマツヅラ科の落葉低木。中国原産・・・高さ約3メートル・・・(広辞苑)

 ・・・と、書いても、まだ、ちょっと腑に落ちない部分もあるのだが・・・参考までに「翹楚」の過去記事を下記。
(記事中、楚=“ほつえ”(上のほうの枝)を意味すると書いてありますが、上記の辞典類にはその種の意味は載ってない・・・字通の説明だけだったかも・・・なお、「すわえ(楚)」と「ほつえ」はすこし意味が違うようだし、ちょっと、この「楚」の意味は難しい・・・)

「手賀沼散歩0921(難読・当て字中心) 2014年09月21日 | 手賀沼散歩(難読・当て字中心)」
・・・今回は趣向を変えて、「翹楚」について一齣(イッセキ、ひとくさり)・・・
「翹楚(ぎょうそ)」:才能が衆に抜きんでてすぐれていること、また、その人。俊秀。

 「翹」:高くぬきんでる意 「楚」:高く伸びた木(雑木?)の意。
 「翹楚」の出典は、「詩経」周南・漢広の「翹翹錯薪、言刈其楚=翹翹ト錯レル薪ノ、言ハソノ楚ヲ刈ラン」からとなっていて、読み方もいろいろとあるようですが、私が調べた限りでは、ここは白川静氏の「翹翹(勢いよく伸びる)たる錯薪(さくしん:茂りあう小枝)、ここにその楚(そ:ほつえ)を刈る」が一番わかりやすかったですね、さすがですね。・・・「錯薪」をいろいろ分けて読んだりしてると意味わからんようになる・・・。特に、「薪」(まき?たきぎ?)だけで理解しようとするとまるで分らなくなります(^^;)

<参考>翹:ギョウ、あ(げる)、つまだ(てる)、すぐ(れる) 錯:中学…サク 準1…ソ、ま(じる)、あやま(る)、お(く) 薪…シン、たきぎ 準1…まき 楚:ソ、いばら、しもと、むち、すわえ

*「楚」の意味する「ほつえ(上枝/秀つ枝)とは、上の方の枝のこと。⇔ 下枝(しずえ)
*また、「楚(すわえ)=杪」とは、①細くまっすぐな若枝。すわい。②刑罰に用いるむち。しもと。 の意。
ついでに、難読(でもないか・・・) 「楚蟹」=「ずわいがに」と読みます。もうお分かりのように、ズワイガニの「ズワイ」は、「すわえ(楚)」が変化したもの。 「 すわえ」とは細く真っ直ぐな小枝のことで、濁音化して「ずわえ」とも呼ばれている。 ズワイガニの脚は細く真っ直ぐに伸びていることから、脚を「すわえ」に見立てこの名が 付いた ...との事です(^^)

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熟語の読み・一字訓読(その67:準1以下):詮(そな)わる 詮(えら)ぶ 真詮 所詮⇔能詮

2017年04月16日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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◎◎◎漢検2辞典に沿って、準1以下の漢字の、気になる訓読みに対応する熟語などを調べる<熟語の読み・一字訓読(準1以下)>シリーズを始めています。準1以下といっても1級漢字を含む熟語などもあり、少しはお役に立つと思っています。◎◎◎
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●詮:中学…セン 準1…あきらか、そな(わる)、しら(べる)、えら(ぶ)
<漢検2>
・意味 :①あきらか。あきらかにする。しらべる。「詮議」「詮索」 ②なすすべ。方法。「詮方」 ③そなわる。そなえる。 ④えらぶ。言葉をえらぶ。 ⑤つまり。つまるところ。結局。「所詮」
・下つき:所詮(ショセン)・真詮(シンセン)
・大見出し:詮方無い(センかたな-い) 詮議(センギ) 詮索(センサク)
 詮議(センギ):①人々が集まり、話し合って物事を明らかにすること。 ②罪人などを取り調べること。また、罪人を捜索すること。「厳しい―が続く」 類)吟味
 詮索(センサク):細かいことまで調べ求めること。「余計な―はするな」

<漢検2に掲載のない、訓読みに対応する熟語>(大字源ほか)
・そな(わる):名詮自性(ミョウセンジショウ):名はそのものの性質を備えている。名は体を表す。 *漢検・四字熟語辞典にもある。 *他に、対応する熟語見当たらず。
・えら(ぶ):詮衡(センコウ):(国語)人物なとを調べて選び出す。選考。 「銓衡(センコウ)」の誤用。
 (注)「銓衡」の誤用とあること、また、漢検2に大見出しで「銓衡」があることなどから、この「詮衡」は使わないほうが良いと思う。

<真詮(シンセン)>
 大字源:①まことの悟り。②真理。また、真理をあらわした典籍。 *「詮」:意味③物事の道理・真理
 広辞苑:(掲載なし)
<所詮(ショセン)> 
 大字源:つまるところ。帰するところ。結局。畢竟。
 広辞苑:①(仏)経文などによって表されることわり。表す文句の能詮に対していう。 ②詮ずる所。つまるところ。結局。
 (参考)「能詮」:(大字源・広辞苑なし)・・・ネット上の国語辞典などから・・・
  デジタル大辞泉:能詮 (「詮」は表す意)仏語。経典に説かれる意義を表す言語。文句。表される意義内容を所詮(しょせん)というのに対する。
 
 *仏教用語で「所化」「能化」もありましたねえ・・・仏教関係だと、「所」と「能」は対義語なんだな、たぶん・・・

  所化(ショケ):
  (漢検2)① (仏)教化(キョウケ)されること。また、教化される衆生(シュジョウ)。 ②僧侶(ソウリョ)の弟子。寺で修行中の僧。
       対)①②能化(ノウケ) ③変化(ヘンゲ)。ばけもの。
  能化(ノウケ):
  (広辞苑)①一切衆生を教化する者、すなわち仏・菩薩。⇔所化 ②一宗派の長老または学頭。化主。

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熟語の読み・一字訓読(その66:準1以下):説(セツ、エツ、ゼイ)

2017年04月15日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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●説:小学…セツ、と(く) 高校…ゼイ 準1…エツ、よろこ(ぶ)
<漢検2>
・意味 :🈩セツ ①とく。ときあかす。考えを述べる。「説明」「演説」 ②せつ。意見。考え。「新説」「学説」 ③はなし。ものがたり。また、うわさ。「小説」「風説」
     🈔ゼイ ときすすめる。といてしたがわせる。「遊説」
     🈪エツ よろこぶ。「説楽」 類)悦
・下つき・大見出し(ゼイ音、エツ音の掲載熟語のみ)
 遊説(ユウゼイ):各地を回り、自分の主義・主張を説くこと。演説して回ること。特に、政治家についていう。「游説」とも書く。
 説楽(エツラク):(大字源)よろこび楽しむ。説予。同)悦楽 
 説懌(エツエキ):よろこぶこと。「説」も「懌」もよろこぶ意。 

*音による意味分けをしていたので、例の少ない「説(ゼイ)、説(エツ)」の熟語を調べた。主として大辞典から・・・。やはり、文意・文脈から読み分けないと難しい熟語がいくつかあった・・・。

<説(ゼイ)>
 説苑(ゼイエン):書物の名。20巻。前漢の劉向の著。詳細略。  
 説難(ゼイナン):「韓非子」の編名。詳細略。
 説客(ゼイカク):諸国の間を巡って自分の意見を君主に説き勧める者。遊説する人。
 説士(ゼイシ) :①遊説の士 ②ある人物につき説明して推薦する。
 説者(セツシャ・ゼイシャ):自分の意見を説き勧める人
 説論:①(セツロン)説き論じる ②(ゼイロン)遊説の論理
 諫説(カンゼイ):人をいさめたり、人に自分の見解を説いたりする。*ただし、大字源の「諫」の項では、“カンゼイ・カンセツ”の両読みとなっている。 
 勧説(カンゼイ):あることをするように説き勧めること。かんせつ。(広辞苑)・・・“カンセツ”でも通用しそうな説明ではある。

<説(エツ)>
 説懌(エツエキ):(前出) 同)悦懌
 説喜・説熹(エッキ):よろこぶ。説懌。 同)悦喜
 説道:①(セツドウ)(仏)道を説く ②(エツドウ)道を行うことをよろこぶ ③(とくならく、いうならく)(注)
  (注)漢検2「<説道(いうならく>:世間の人が言うことには。聞くところによれば。」
 説服(エツフク):よろこび服する。 同)悦服
 説諭:①(セツユ)ときさとす ②(エツユ)よろこびさとる  (注)漢検2は「セツユ」読みとその意味のみ掲載。
 説予(エツヨ):説楽に同じ。 同)悦予
 説楽(エツラク):(前出)
 
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熟語の読み・一字訓読(その65:準1以下):請(セイ、ショウ、シン)

2017年04月15日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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●請:中学…セイ、う(ける) 高校…シン、こ(う) 準1…ショウ
<漢検2>
・意味 :①こう。ねがう。「請願」「請求」「要請」 ②うける。ひきうける。「請負」
・下つき:祈請(キセイ)・懇請(コンセイ)・申請(シンセイ)・普請(フシン)・要請(ヨウセイ)
・大見出し:請け負う(うけお-う) 請ける(う-ける) 請う(こ-う) 請来(ショウライ) 請願(セイガン) 請求(セイキュウ) 請訓(セイクン) 請託(セイタク)
・普請(フシン) :建築・土木の工事。「今年中に家を―する」 もとは禅寺で衆徒を集めて、堂塔などの建築・修繕をすること。
・起請(キショウ):①背信やいつわりのないことを神仏に誓うこと。また、その文書。特に、君臣や男女間でかわす固い約束。「―文(モン)」類誓文・誓紙 ②物事を計画し、それを実行するために上級の官庁に願い出ること。またその文書。
・勧請(カンジョウ):①神仏の出現を願うこと。「田の神を―する」 ②神仏の分霊を神社や寺に移し、迎えまつること。

*一応、ちょっと気になったので調べた。
(大字源調べ)
<音>セイ(漢音)ショウ(呉音)シン(唐音)

・“ショウ”音の熟語:漢検2掲載の「請来(ショウライ) 起請(キショウ)勧請(カンジョウ)」以外にあるかどうか・・・
 請印(ショウイン):(国語)律令制で、公文書に内印(天皇御璽)または外印(太政官印)を押すこと。

 *掲載の「祈請(キセイ)」・・・“キショウ”とも読むんではないかと思った・・・やっぱりあった・・・
 祈請(キセイ・キショウ):神仏に祈り請う。祈願。

・“シン”音の熟語
 *「普請(フシン)」しか見当たらなかった・・・ついでに、普請の「請」はどういう意味なのか調べた・・・(漢検2の説明では今一わからない)

 普請(フシン):①(仏)広く世の中の人に浄財を請うて堂塔を建てること ②(国語)土木・建築工事。

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熟語の読み・一字訓読(その64:準1以下):申(かさ)ねる 信(まか)せる

2017年04月14日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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●申:小学…もう(す) 中学…シン 準1…さる、かさ(ねる)

・漢検2の「意味③かさ(重)ねる。くりかえす。」&現行訓の“かさ(ねる)”に対応する熟語が掲載されていなかったので調べた。

<大字源>
申詠(シンエイ):幾度も繰り返し音読する
申戒(シンカイ):かさねて戒める
申厳(シンゲン):重ねて戒める。厳は、戒。
申勅(シンチョク):いましめる。一説に、重ねて戒める。
申命(シンメイ):繰り返し丁寧に命令する。
申盟(シンメイ):盟約を重ねて行う。尋命。  *尋命(ジンメイ・ジンをあたたむ):以前に結んだ盟約を改めて誓い直す。尋は、温の意。

 *ついで*
 ①一級漢字を含む熟語
  申誥(シンコウ):丁寧に訓戒する
  申飭(シンチョク):①注意深く整える。つつしむ。②いましめる。③厳しく申しつける。
  申冤(シンエン):無実の罪を申し開きする
 ②申証(シンショウ):明白な証拠。 *広辞苑にもある熟語。ブログ記事あり。「申」に“あきらか、明白な”の意あり。

●信:小学…シン 準1…まこと、たよ(り)、まか(せる)

・同じく、漢検2の「意味④まか(任)せる。 」&現行訓の“まか(せる)”に対応する熟語が掲載されていなかったので調べた。

<大字源>
 信口(シンコウ・くちにまかす):出まかせにいう。(*口に信(まか)せていう意) *「信口雌黄」「信口開河」・・・四字熟語の記事で紹介済み。
 信手(シンシュ):①手に任す。手の動くに任せること。(②(仏教用語)ー略ー)
 信馬(シンバ・うまにまかす):馬の歩みに任せる
 信風:(🈩シンプウ:①北東の風 ②季節風 🈔かぜにまかす:①風のまにまに ②風に頼る

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熟語の読み・一字訓読(その63:準1以下):祥 称 秤 

2017年04月11日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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◎◎◎漢検2辞典に沿って、準1以下の漢字の、気になる訓読みに対応する熟語などを調べる<熟語の読み・一字訓読(準1以下)>シリーズを始めています。準1以下といっても1級漢字を含む熟語などもあり、少しはお役に立つと思っています。◎◎◎
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●祥:中学…ショウ 準1…さち、さいわ(い)、きざ(し)
<漢検2>
・意味 :①さいわい。さち。めでたいこと。「嘉祥(カショウ)」「吉祥」 ②きざし。前ぶれ。「祥雲」 ③喪明けの祭り。「祥月」
・下つき:嘉祥(カショウ)・吉祥(キッショウ)・(キチジョウ)・小祥(ショウショウ)・瑞祥(ズイショウ)・大祥(タイショウ)・発祥(ハッショウ)
・大見出し:祥い(さいわい) 祥雲(ショウウン) 祥瑞(ショウズイ) 祥月(ショウつき) 祥月命日(ショウつきメイニチ) 〈祥瑞〉(しょんずい)

*意味③の「③喪明けの祭り。」を調べた。
<大字源>
 (字義④)喪明けの祭り:葬礼から吉祭に移る変わり目の祭り。大祥は約3年目、小祥は1年目。
 これで、下つきの、「大祥(タイショウ)」、「小祥(ショウショウ)」もわかる。

 *「小祥(忌)」は、過去の弊模試・文章題でも出題したことあり。一回忌。一周忌・一年忌。 だから、「大祥」は3回忌・・・。

(ちょっと一言)
 *漢検2の「意味①さいわい。さち。めでたいこと。「嘉祥(カショウ)」「吉祥」」の「嘉祥」&「吉祥」は、広辞苑などを調べても、“めでたいきざし、よいきざし”のような意味説明となっているので、意味②の“きざし、前ぶれ”のほうに対応する熟語じゃないのか?)

●称:中学…ショウ 準1…とな(える)、たた(える) 1級…はか(る)、あ(げる)、かな(う)
<漢検2>
・意味 :①となえる。となえ。名づける。また、よび名。「称号」「名称」 ②たたえる。ほめる。「称賛」「称揚」 ③あげる。 (ア)持ち上げる。 (イ)起こす。「称兵」 (ウ)あげ用いる。 ④かなう。つりあう。「対称」 ⑤はかる。重さをはかる。「称量」・下つき・大見出し:(とても多いので、略。)

*1級相当の訓となっている“はか(る)、あ(げる)、かな(う)”訓に対応する熟語を調べた。(主として大字源から)

はか(る):称量(ショウリョウ):
       (漢検2)はかりやますで、重さや量をはかること。
       (大字源)はかる。はかりやますで量る。
       (広辞苑)秤(はかり)にかけて目方をはかること 
      称議(ショウギ):はかり論じる。
      称計(ショウケイ):はかりかぞえる。かぞえあげる。
あ(げる):称兵(ショウヘイ):兵を挙げる。挙兵。
      称挙(ショウキョ):あげもちいる。人を引き揚げて採用する。
      称首(ショウシュ):真っ先に名をあげられる者。
      称觴(ショウショウ):祝杯を挙げる。乾杯する。
      称乱(ショウラン):兵を挙げて、反乱を起こす。(「乱を称(あ)ぐ」)
かな(う):対称、相称 :(説明略)
      称意(ショウイ):心にかなう。気に入る。
      称旨(ショウシ):天子の心にかなう。
      称職(ショウショク):才能がその職務に適する。(「職に称(かな)う」) 
      称心(ショウシン):望みにぴったり合う。気に入る。
      称数(ショウスウ):時宜にかなった方法。
      
●秤:ビン、ショウ、はかり  *ショウ(漢・呉音) ビン(慣用音)・・・大字源・・・     
<漢検2>
・意味 :①はかり。てんびん。「秤量」 ②はかる。重さをはかる。・
・下つき:天秤(テンビン)
・大見出し:秤量(ショウリョウ) 秤(はかり)
 秤量(ショウリョウ):①秤(はかり)で重さをはかること。 ②秤ではかることができる最大限の重量。「・・・三キログラムの調理用の秤」 参考: 「ヒョウリョウ」とも読む。
 (大字源)
 秤量(ショウリョウ・ヒョウリョウ):(国語)はかりにかけて量る。②そのはかりで量れる最大限の重さ。「ヒョウリョウ」は慣用読み。
 (広辞苑)
 秤量(ショウリョウ):秤(はかり)にかけて目方をはかること。 
 秤量(ヒョウリョウ):(ショウリョウの慣用読み)
 *なお、広辞苑は「称量・秤量(ショウリョウ)」となっている。

 *漢検2や大字源では「称量=はかりやますで、重さや量をはかること。」となっていたので、「称量」と「秤量」は少し違う意味なのかと考えたけど、広辞苑で「称量・秤量」と併記されているから、結局、称量=秤量で良いのだろう・・・たぶん。

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熟語の読み・一字訓読(その62:準1以下):初(ソ)

2017年04月10日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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◎◎◎漢検2辞典に沿って、準1以下の漢字の、気になる訓読みに対応する熟語などを調べる<熟語の読み・一字訓読(準1以下)>シリーズを始めています。準1以下といっても1級漢字を含む熟語などもあり、少しはお役に立つと思っています。◎◎◎
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●初:小学…ショ、はつ、はじ(め)、はじ(めて) 中学…そ(める) 高校…うい 準1…ソ、うぶ

・表外音の“ソ”音の熟語を調べた。なお、大字源によれば、ショ(漢音)ソ(呉音)。
・いろいろと調べたが、以下の3熟語ぐらいしか発見できなかった・・・
 最初(サイショ・サイソ
 初位(ショイ・ソイ
 初夜(ショヤ・ソヤ
・いずれも「ショ」音読みもあるので、大した問題ではないと思うが、一応、調べたので、記録しておく。
・なお、漢検2は、
 「最初(サイショ)」 「初夜(ショヤ)」 ・・・“ショ”音読みのみ表記。  *「初位」は掲載ナシ。

<最初(サイショ・サイソ)> 
・大字源:掲載ナシ。
・広辞苑
 サイソ「➪解説:さいしょ」・・・(サイソの文例は枕草子)
・デジタル大辞泉
 サイショ(最初):いちばんはじめ。「物事は最初が大切だ」「最初だれかと思った」⇔最後/最終。
 サイソ (最初):(「ソ」は「ショ」の直音表記)「サイショ(最初)」に同じ。 ・・・(文例は古文・古典から2文あり。略。)
・その他国語辞書
 ネット上で調べると、ほぼ同様の内容が記載されていた。なお、“サイソ”読みの文例として、芥川龍之介や有島武夫や石川啄木の文を引用しているものもあったので、必ずしも古語(古文)というわけでもないようだ・・・。


<初位(ショイ・ソイ)>  
・大字源「ソイ」:熟語掲載あるも“ソイ”の読み表記のみ。意味説明ナシ。
・広辞苑:「ショイ」(ソイとも)律令制の最下級の位階。八位の下。大小上下の別があった。
・大辞林(第三版)
 ショイ〔「ソイ」とも〕律令制で、最下位の位階。さらに大初位上・大初位下・少初位上・少初位下の四階に分ける。
・デジタル大辞泉
 ショイ
  1 律令制で、最下位の位階。八位の下で、大初位・少初位があり、それぞれを上・下に分ける。そい。
  2 仏語。三乗の修行の最初の段階。
  (参考)デジタル大辞泉 【三乗】
   ・「乗」は乗り物の意。仏語。
     ア.衆生を悟りに導く3種の教法を乗り物にたとえたもの。すなわち、声聞乗・縁覚乗・菩薩乗。
     イ.小乗・大乗・一乗のこと。

<初夜(ショヤ・ソヤ)>
・大字源「ショヤ・ソヤ」:①第一夜 ②夕方から夜中までの時間 対)後夜 ③初更に同じ。 ④結婚の第一夜。
・広辞苑
 ショヤ:①古くは、前日の夜半からその日の朝までの称。後には夕方から夜半までの称。②六時の一。戌の刻。およそ今の午後7時から9時頃。また、その時刻に行う勤行。そや。 ⇔後夜 ③漏刻で、亥(い)の2刻から子(ね)の2刻までの称。 ④新婚夫婦が初めて寝床をともにする夜。
・大辞林(第三版)
 ショヤ:①最初の夜。特に、新婚の夫婦が迎える最初の夜。 「新婚-」 ②六時の一。夜を三分した最初の時間。ほぼ現在の午後6時から10時頃。また、その間に行う勤行。 → 中夜 ・ 後夜(ゴヤ) ③夕方から夜半まで。 ④漏刻で、亥(い)の二刻から子(ね)の二刻まで。
 ソヤ :「ショヤ(初夜)② ③ ④ 」に同じ。 「 -行ふとて法師そそけば/蜻蛉 中」
 (参考)漢検2「初夜(ショヤ)」
  ①最初の夜。特に、結婚してはじめての夜。 ②戌(いぬ)の刻。午後七時ころから九時ころ。 類)初更  対)中夜・後夜 
  ③(仏)②に行う勤行。
 (注)“ソヤ”で読める意味の範囲は、広辞苑が一番、せまそうな説明ではある・・・


*ちょっとややこしいが、
 “新婚初夜”・・・大字源は“シンコンソヤ”と読んでも良いようだ・・・多分✕になるだろう(笑) 広辞苑、大辞林、漢検も、新婚の第一夜は“ショヤ”読みだけのようだ。
 
*「後夜(ゴヤ)」かなんかの対義語で“そや”と出されたら書ける自信がなかったけど、今は大丈夫・・・って、こんなん、いくらなんでも出さないだろう(笑)
*同じく、「最後、最終、終末」なんかの対義語で“サイソ”なんて出されたら書けたかしら?「最祖」とか「最礎」とか「最楚」とか書いてしまいそう・・・ははははは・・・。

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熟語の読み・一字訓読(その61:準1以下):縦(ゆる)す、縦(ゆる)める、縦(はな)つ

2017年04月10日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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◎◎◎漢検2辞典に沿って、準1以下の漢字の、気になる訓読みに対応する熟語などを調べる<熟語の読み・一字訓読(準1以下)>シリーズを始めています。準1以下といっても1級漢字を含む熟語などもあり、少しはお役に立つと思っています。◎◎◎
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●縦:小学…ジュウ、たて 準1…ショウ、ゆる(す)、ゆる(める)、はな(つ)、ほしいまま 1級…よし(んば)
*漢検1には「ゆる(す)」「ゆる(める)」「はな(つ)」訓ナシ。 
*ジュウ(慣用音)ショウ(漢音)ー大字源ー
<漢検2>
・意味 :①たて。上下または南北の方向。「縦貫」「縦隊」 対)横 ②はなつ。 (ア)矢を発する。 (イ)火をつける。 (ウ)追いやる。 ③ゆるす。見のがす。 ④ゆるめる。ゆるい。 ⑤ほしいまま。きままにする。「縦覧」「操縦」「放縦」 ⑥たとい。よしんば。仮定の助字。
・下つき:操縦(ソウジュウ)・放縦(ホウジュウ)・(ホウショウ)
・大見出し:縦横(ジュウオウ) 縦横無尽(ジュウオウムジン) 縦貫(ジュウカン) 縦走(ジュウソウ) 縦隊(ジュウタイ) 縦断(ジュウダン) 縦塗横抹(ジュウトオウマツ) 縦覧(ジュウラン) 縦容(ショウヨウ) 縦(たて) 縦縞(たてじま) 縦褌(たてみつ) 縦割り(たてわり) 〈縦令〉(たとい) 縦(ほしいまま) 縦んば(よし-んば)

*「ゆる(す)」「ゆる(める)」「はな(つ)」に対応する音熟語が見当たらない ので調べた。
(注)「縦容(ショウヨウ):のびのびとするさま。ゆったりと落ち着いているさま。「従容」とも書く。」(漢検2)は、“ゆるめる、ゆるい”に対応する熟語かもしれない・・・。

<大字源>
・ゆる(す)
 縦舎(ショウシャ):ゆるし、はなつ。釈放する。 
 縦囚(ショウシュウ):牢屋に入っている罪人を釈放する。
 縦出(ショウシュツ):①法を曲げて、勝手に罪人を無罪にしたり、罪を軽くしたりする。②自由にする。
 (注)これらの熟語は“はな(つ)”訓にも対応しているかもしれない。

・ゆる(める)
 縦容(ショウヨウ):(前出)
 弛縦(シショウ):ゆるんでだらだらしている。

・はな(つ) 
 縦火(ショウカ):火を放って焼く。放火。
 縦遣(ショウケン):逃がしてやる。同)従遣
 縦送(ショウソウ):縦は矢を放つ、送は獣を追うこと。一説に馬を走らせること。古訓:ヤヲハナチケモノヲオフ

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熟語の読み・一字訓読(その60:準1以下):蹴 蹴然  鷲 鷲像

2017年04月10日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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●蹴:中学…シュウ、け(る) 準1…シュク、ふみつ(ける)   (大字源)シュウ(慣用音) シュク(漢・呉音)
<漢検2>
・意味 :①ける。けとばす。「蹴鞠(シュウキク)・(けまり)」「蹴球」 ②ふむ。ふみつける。 ③つつしむ。おそれつつしむ。「蹴然」
・下つき:一蹴(イッシュウ)
・大見出し:蹴込み床(けこみどこ) 蹴手繰り(けたぐり)蹴出し(けだし) 蹴躓く(けつまず-く) 蹴爪(けづめ) 蹴鞠(けまり) 蹴る(け-る) 蹴球(シュウキュウ) 蹴然(シュウゼン)

 蹴然(シュウゼン):恐れてつつしむさま。おびえて身をちぢめるさま。・・・大字源・新漢語林では「“シュク”ゼン」読みだが・・・

<大字源・新漢語林>
 蹴然(“シュク”ゼン):(大字源)①恐れ謹むさま ②顔色を変えるさま。心の安らかでないさま。
             (新漢語林)おそれつつしむさま。おそれて安んじないさま。

 (「ふみつ(ける)」に対応する熟語)
 蹴踏・蹴蹈(シュクトウ・シュウトウ):(大字源)ふみつける

 (その他、“シュク”音のみとなっている熟語)
 蹴爾(シュクジ):(大字源)足でけとばすような態度をとるさま (新漢語林)足でけとばすさま。足げにするさま。
 蹴蹴(シュクシュク):(大字源)心配なさま
 
●鷲:シュウ、ジュ、わし  (大字源)シュウ(漢音)ジュ(呉音)
・漢検2に音読みの熟語ナシ
・ちょっと調べた。意外に音読み熟語が無い・・・大漢和とか字通を調べてないので何とも言えないが・・・大字源・新漢語林・広辞苑で調べた。あと、ネットでちょっと・・・

 鷲山(ジュセン):(仏)霊鷲山(リョウジュセン)の略。・・・釈迦が法華経を説いたという山。わしのみやま。鷲峰。鷲嶺(ジュレイ)。
 鷲嶺(ジュレイ):鷲山(ジュセン)に同じ。
 
 鷲像纛幡(ジュゾウトウバン):鷲の像を描いた纛幡。・・・(略) (広辞苑)

 *ネットで、「双鷲(ソウシュウ)」という熟語があったけど、どこまで認知され通用しているのか不明。
 *意外に“シュウ”読みの熟語がなかった・・・。

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熟語の読み・一字訓読(その59:準1以下):修 脩 ・・・どこまで書きかえ可能?・・・

2017年04月09日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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◎◎◎漢検2辞典に沿って、準1以下の漢字の、気になる訓読みに対応する熟語などを調べる<熟語の読み・一字訓読(準1以下)>シリーズを始めています。準1以下といっても1級漢字を含む熟語などもあり、少しはお役に立つと思っています。◎◎◎
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●修:小学…シュウ、おさ(める)、おさ(まる) 中学…シュ 準1…かざ(る)、なが(い)
●脩:シュウ、ほじし、おさ(める)、なが(い)

<漢検2>
●修
・意味 :①おさめる。まなぶ。「修業」「修行」「研修」 ②なおす。つくろう。「修正」「修理」 ③かざる。「修辞」「修飾」 ④物をまとめる。「修史」「監修」 ⑤ながい。ながさ。「修竹」  
・書きかえ:①「脩(シュウ)」の書きかえ字として用いられるものがある・下つき(読み略):改修・監修・研修・纂修・自修・新修・撰修・独修・必修・編修・補修・履修
・大見出し(読み略):修学 修業 修好・修交 修己治人 修士 修辞 修飾 修身 修身斉家治国平天下 修正 修整 修繕 修竹 修築 修道 修得 修復 修祓 修養 修理 修了 修練・修錬 修行(シュギョウ) 修験者 修験道 修二会 修羅 修羅場 修羅場 修理職 修法

●脩
・意味 :①ほじし。干し肉。「束脩」 ②おさめる。おさまる。ととのえる。「脩身」 ③ながい。「脩竹」
・書きかえ:②「修」に書きかえられるものがある。
・下つき:棗脩(ソウシュウ)・束脩(ソクシュウ)
・大見出し:脩める(おさ-める)

(漢検2のなかで“書きかえ”表記のある熟語)
 修己治人:自ら徳を積んで世を治めること。自己を修養し徳を積み、その徳で人々を感化して世を安らかに治めること。儒教の基本思想。〈朱熹(シュキ)の文〉 「修己」は「脩己」とも書く。 修身斉家治国平天下
 修竹(シュウチク):長く生長したタケ。また、それが集まった竹林。竹やぶ。「脩竹」とも書く。

(この掲載内容についての批評)
 ①「修」の項で、「書きかえ:①「脩(シュウ)」の書きかえ字として用いられるものがある」となっているが、④の“修(なが)い”に当たる「修竹」でも「「脩竹」とも書く」となっている。・・・①の“修(おさ)める”、④の“修(なが)い”で書きかえられるものがあるということではないか。
 ②「脩」の項で、(今度は「修」とは逆に)“脩(おさ)める”に当たるほうは「書きかえ:②「修」に書きかえられるものがある。」となっていて、③の“脩(なが)い”に当る「脩竹」の書きかえはないような表記となっている。(「修」のほうでは明確に“「脩竹」とも書く”となっているにもかかわらず・・・)
 ③上記2点の不整合な説明の仕方に加え、ほかにも書きかえが可能と思われるものについて、書きかえがあるような表記がない(他の熟語では「「・・・」とも書く」との表記がない)。不整合かつ不親切(というか不備)である。

<修=脩、脩=修 と書きかえられる記載のある熟語>(大字源から)
(*漢検2では、上記のとおり、修己=脩己、修竹=脩竹 の2熟語のみの明記にとどまっているが・・・)

 修己=脩己
 修古(シュウコ):①昔のしきたりを学ぶ。(異説ありー略)②上古。大昔。  同)脩古
 修行:🈩シュウコウ:①行いを修めてりっぱにする。②学問・道徳などを習い修め、身につけて行う。③よく修まった行い。 同)脩行
    🈔シュギョウ:①(仏)仏道を修め善行を積む。②(国)学問・技芸に励む。
   (注)漢検2掲載の「修行」は“シュギョウ”のほうの熟語と思われる(大見出し項目は“シュギョウ”と明記。)。
 修辞(シュウジ):①言葉を整え修める。信義のこもった言い方をする。 同)脩辞 ②言葉や文章にあやをつけて巧みに表現する
   (注)漢検2掲載の「修辞」は、この②の意味のほうの説明だけのようである・・・。
 修修(シュウシュウ):①整っているさま 同)脩脩 ②風の音のさま
 修飾(シュウショク):①言葉や文章に手を加えて、整え飾る。②おさめつつしむ。修飭(シュウチョク)。③つくろいかざる。 同)脩飾 ④(文法で、次にくる語句の意味を説明・限定すること・・・「修飾語」)
   (注1)漢検2の「修飾」①美しくなるように飾ること。 ②文法で、次にくる語句の意味を説明・限定すること。「副詞は動詞を―する」
   (注2)大字源の「脩飾」は③だけなのかどうか不明・・・ただし、「修飭」のほうでは、「・・・同)脩飭」とある。
 修正(シュウセイ):①間違いや欠点を直して正しくする。②身が修まり行いが正しい。③正しい道を修める。同)脩正
   (注)漢検2の「修正」は上記①のみの説明。
 修省(シュウセイ):身を修め、反省する。同)脩省
 修整(シュウセイ):①おさめととのえる ②行いを修め正しくする 同)脩整 ③写真の原板などに手を加えて直す。
   (注)漢検2:「ととのえ直すこと。特に、写真や印刷で、原版などに手を加えること。「ネガを―する」」
 修飭(シュウチョク):身を修めつつしむ。修飾。同)脩飭
 修徳(シュウトク):徳行を修める。同)脩徳 修復(シュウフク):直して元通りにする。同)脩復   (注)漢検2「修復」には書きかえナシ。
 修文(シュウブン):①文徳を修める 同)脩文 ②法律を整える ③文人の死をいう(詳細略)。
 修法:🈩シュウホウ:正しい道を修め習う。同)脩法 🈔ズホウ・シュホウ:(仏)密教で、加持祈祷をする法式。
   (注)漢検2は🈔の熟語の読みと意味しか載せていない・・・読みは上記のほか「スホウ」も記載してある・・・
 修名(シュウメイ):①りっぱな名声 ②名分を正す 同)脩名 ③表面を飾り外聞をよくする
 修明(シュウメイ):礼法がよく整い明らかなこと。また、修め明らかにする。同)脩明
 修容(シュウヨウ):①容姿や態度を飾り整える ②悠々自適の生活を送る 同)脩容
 
 脩行(シュウコウ):①よく治まった行い。りっぱな行為。 ②学問や芸術を修め習うこと 同)修行 ・・・①②ともに同)と思われる・・・
 脩脩:🈩シュウシュウ:整然としているさま。同)修修 (🈔ショウショウ:羽が破れるさま。)


 修遠(シュウエン):道のりの遠いこと 同)脩遠
 修裾(シュウキョ):長いすそ 同)脩裾
 修短(シュウタン):長いと短いと。長短。同)脩短
 修竹=脩竹
 修程(シュウテイ):長い道のり。長程。同)脩程
 修路(シュウロ):長い道。長途。遠路。同)脩路

 脩景(シュウエイ・シュウケイ):長い影。 同)修景
 脩遠(シュウエン):はるかに遠い。同)修遠
 脩迥(シュウケイ):長くて遠い。同)修迥
 

<問題点1>漢検(採点側)がどこまで書きかえを認めるかは不明・・・
<問題点2>(かなり有名な熟語と思われる)「修身」=「脩身」だと思っていたが、どこにもそのような表記がなかった・・・(大字源・漢検2・ネット上の調査)
<問題点3>大字源にも、書きかえがあっても良さそうなのに「同)脩・・・」となっていない熟語がいくつかあるような気がする・・・大字源も100%信頼して良いわけではない・・・(例)修身、修旃(シュウセン):長い旗ざお、修密(シュウミツ):長く伸び、茂ること  などは書きかえの表記ナシ・・・。

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