大人気漫画『ゆるキャン△』
のゆるくないポイント。
主人公志摩リンは元々キャ
ンパーだ。
徒歩から自転車へ、そして
行動範囲を広げるために原
付免許を取得して、ヤマハ
のスクーターにキャンプ用
品を満載して一人で自分の
力で走り出す。
二輪の走りを求めてではな
く、キャンプに行くため、
景色に出会うため、未知と
の遭遇のためにミニバイク
に乗って走って行く。
描かれているバイクの形は
4ストローク車ながらも、
ビィーン、ベンベンという
2ストロークバイクの音で。
それを高校生の女の子がや
っている。
そこにこそ、『ゆるキャン△』
の核心部分がある。
これは一人の女子高生の冒
険物語なのだ。
面白くない訳がない。
少女の成長を描いたロード
ムービーのような作品なの
である。
ゆるい設定でキャラも物語
も描かれているが、実はコ
ア部分はかなり硬派なのだ。
(連載2015~2019)