絶対に食べておかねばならない 東京の家系ラーメン「注目」3軒

山路力也フードジャーナリスト
今、東京で食べておくべき家系ラーメンとは。

今東京で食べておくべき家系ラーメンとは

次々と家系ラーメンの新店が登場している。
次々と家系ラーメンの新店が登場している。

 1974(昭和49)年に横浜で創業した『吉村家』が発祥で、今や全国的に人気を集めている「家系(いえけい)ラーメン」。豚骨醤油スープに鶏油を浮かべ、短めの太麺を合わせ、具はチャーシュー、ホウレンソウ、海苔3枚というのが基本的な家系ラーメンのスタイル。麺の茹で加減やタレの濃さ、油の量などが自分好みに調整が出来、老若男女幅広い客層の支持を集めているラーメンだ。

 半世紀前に生まれたラーメンでありながら、今もなお絶大な人気を誇る家系ラーメン。日本最大のラーメンタウン東京にも、本場横浜に負けない程の人気と実力を兼ね備えた家系ラーメン店が数多い。数ある家系ラーメン店の中でも、今年オープンした家系ラーメン店を実食して厳選。家系好きのみならずラーメン好きは必ず足を運んで欲しい店ばかりだ。

人気チェーンが挑む本気の家系『横浜家系ラーメン みどり』(新宿)

激戦区、新宿小滝橋通りに2025年1月にオープンした『横浜家系ラーメン みどり』。
激戦区、新宿小滝橋通りに2025年1月にオープンした『横浜家系ラーメン みどり』。

 都内屈指のラーメン激戦区、新宿小滝橋通りに2025年1月オープンした『横浜家系ラーメン みどり』(東京都新宿区西新宿7-4-6)は、人気チェーン『らぁ麺はやし田』が手掛ける家系ラーメンブランド。滑らかな口あたりで密度の高い豚骨スープと濃いめの醤油ダレ。スープに負けない存在感の麺は人気製麺所『菅野製麺所』のもの。煮豚と燻製焼豚の2種類のチャーシューが入る「上ラーメン」や「特上ラーメン」などがオススメ。

人気家系が挑む新たな家系ブランド『家系ラーメン 王道乃印』(新橋)

サラリーマンの聖地、新橋で早くも行列を作る『家系ラーメン 王道乃印』。
サラリーマンの聖地、新橋で早くも行列を作る『家系ラーメン 王道乃印』。

 サラリーマンの聖地、新橋に2025年5月にオープンした『家系ラーメン 王道乃印』(東京都港区新橋1-16-8)は、人気家系ラーメン店『王道家』が手掛ける新たな家系ブランドの新店。王道家よりもライトなスタイルと言いながらも、醤油のパンチとキレがある濃厚なスープは健在。オープンして間もないが、早くも行列を作る人気ぶり。深夜4時まで営業しているので、飲んだ締めの一杯にもピッタリだ。

人気店の遺伝子を持つハイブリッド家系『横浜家系 てつ家』(市ヶ谷)

早くもラーメンマニアの注目を集めている『横浜家系 てつ家』。
早くもラーメンマニアの注目を集めている『横浜家系 てつ家』。

 家系総本山『吉村家』で長年経験を積み、人気家系『王道家』でも経験を重ねた店主が、2025年5月に独立開業した話題店が『横浜家系 てつ家』(東京都千代田区九段南4-7-22)。濃密で骨感もある力強いスープにキレのある醤油ダレのバランスは、修業先のそれぞれの良さを見事に再構築。麺は家系御用達の『酒井製麺』を使用。しっとりと柔らかな食感の燻製チャーシューも白眉の出来。

 今回ご紹介した3軒は、いずれも東京の家系ラーメンを語る上で欠かすことの出来ない店ばかり。ぜひ気になった店に足を運んで、自分好みの家系ラーメン探しの旅に出かけて欲しい。

※写真は筆者によるものです。

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フードジャーナリスト

フードジャーナリスト/ラーメン評論家/かき氷評論家 著書『トーキョーノスタルジックラーメン』『ラーメンマップ千葉』他/連載『シティ情報Fukuoka』/テレビ『郷愁の街角ラーメン』(BS-TBS)『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日)『ABEMA Prime』(ABEMA TV)他/オンラインサロン『山路力也の飲食店戦略ゼミ』(DMM.com)/音声メディア『美味しいラジオ』(Voicy)/ウェブ『トーキョーラーメン会議』『千葉拉麺通信』『福岡ラーメン通信』他/飲食店プロデュース・コンサルティング/「作り手の顔が見える料理」を愛し「その料理が美味しい理由」を考えながら様々な媒体で活動中。

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