司法書士・独学・短期合格勉強法(1年目受験)
~このNOTEの説明~
著者:タピオカ
プロフィール:会社員。2024年、2回目で司法書士筆記試験合格。受験勉強期間は2年4か月。2023年不合格を一度経験。今後、会社員を続けながら司法書士や社内での法務の経験を積む予定。3児の親。
NOTEのテーマ:司法書士試験勉強の経験や、司法書士合格体験記などを通して、受験生のかたなどのお役に立ちたいと考えながら書いています。
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司法書士は短期合格できます
私の勉強期間は2年4か月で、2回目の受験で合格しました。短期合格、という言葉の短期が何年まで短期か、という謎もありますが、2年は短い方だと考えています。司法書士は、合格率5%前後の難関資格ではありますが、やるべきことをやるべき時期に着実にやれば、確実に合格できる試験だと、合格して思いました。そこで、私が2年4か月の勉強期間で合格した勉強方法を以下でご紹介します。
長くなるので、今回は一年目受験の際の内容を書きます。
合格に必要な勉強時間とは?
よく、約3,000時間の勉強時間が必要といわれていて、1日8時間の勉強を1年続けるとこれくらいになるようです。
私は、これほどできていたかわかりませんし、勉強時間はひとつの目安であって3000時間勉強したからといって合格できるわけでもないと思います。重要なのは中身と順番だと考えています。
勉強する順番
科目の順番は、だいたいは、民法→不動産登記法→会社法・商業登記法→民訴民執民保→憲法→刑法→供託→司法書士法あたりの順です。予備校の講義配信の順番を参考にするとよいかもしれません(私は独学だったため、講義聞いていません)。
初学者や一年目の場合、以下
①テキストを条文ひきながら→テキスト章末問題
→私は以下の教材を使用
②過去問より簡単な一問一答問題集1~3回4847151518
→私は以下の教材を使用。テキスト順に章立てされていて解きやすかったです。
③不動産登記法記述の問題集をやる
私の場合、
・1年目は「オートマ問題集・記述式」を使用していましたが、現在は以下の2冊になっているようです。
④ ③の不動産登記の記述問題集が中盤くらいにさしかかったころから、商業登記法の記述
私の場合、
・1年目は「オートマ問題集・記述式」を使用していましたが、現在は以下の2冊になっているようです。
上記、③④については、本試験まで毎日解きました。本試験一か月前からは、特に記述に力を入れ、記述問題集を一日に7回分くらい解いて、とにかくパターンを身体に叩き込むようにしました。
択一と記述の勉強については、並行すると相乗効果があると思います。
⑤過去問
勉強して1年未満の場合は、理解や知識の定着が浅いので、テキストの理解で精一杯で、過去問までレベルが行きつかないと思いますが、それでも、年明け~過去問は択一だけでも着手してまわしていってください。
択一は、オートマ過去問シリーズで全科目やりました。
リンクは代表して民法Iだけ貼ります。
⑥答練、模試(③④⑤と並行くらいで、予備校から送られてくるタイミングで実施。)
私は、1年目受験の場合、過去問もままならない中、とりあえず受けて採点だけして。というので精一杯でした。択一はAM、PMそれぞれだいたい18問正解できればいいくらいでした。復習も解説を読むくらいでした・・
まとめ
今回は結果として不合格だった1年目受験の勉強の順番を書きました。結果は不合格でしたが、択一はAM32問PM25問で基準点はセーフ、記述は不登10点、商登16.5点でした。合格には足りませんでしたが、1年3か月くらいの勉強期間でここまで得点できたのは、勉強方法がある程度あっていたからだと考えます。
1年目受験勉強のきびしいところは、記述がそもそもかけない、過去問が難しすぎる、という2点だと思います。それでもあきらめずに、毎日コツコツ、これと決めた教材を繰り返しやり、テキストと条文も繰り返しひきながらやることで、仮に1年目で不合格だったとしても2年目に合格にたどり着きやすくなるはずです。1年目受験のかたも、くじけずに反復をしてください。


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