令和6年司法書士筆記試験前夜のこと
~このNOTEの説明~
著者:タピオカ
プロフィール:会社員。2024年、2回目で司法書士筆記試験合格。受験勉強期間は2年4か月。2023年不合格を一度経験。今後、会社員を続けながら司法書士や社内での法務の経験を積む予定。3児の親。
NOTEのテーマ:司法書士試験勉強の経験や、司法書士合格体験記などを通して、受験生のかたなどのお役に立ちたいと考えながら書いています。
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令和6年司法書士筆記試験前夜のこと
真ん中の子がマイコプラズマ肺炎になり、入院寸前に
私は3人の子供を育てながら受験勉強をしていました。そのため、子供の体調不良などで勉強できない日も度々ありました。それは慣れていたのですが、さすがに今年の筆記試験の1週間前から真ん中の子がマイコプラズマ肺炎になり、高熱が続いたのにはビビりました。
かかりつけ医は何度か行っても回復せず、とうとう試験前日夜7時頃に、地域の一番大きな救急病院にかかり、点滴と精密検査をすることに。なんと点滴は開始~終わるまで3時間ほどかかり、その間ずっと付き添い、少し回復したので入院は免れ、帰宅は23時を過ぎました。
試験前日だから、早く寝たい・・そして、一週間の看病に疲れた・・という気持ちは押し殺し、とにかく子供を寝かせ、自分も支度をしてすぐ寝ました。
翌朝のコンディション悪いなか本試験に向かう
翌朝、当然からだは重く、、寝不足気味でコンディションはあまりよくありませんでした。試験会場は自宅から比較的近かったので、ぎりぎりまで二度寝して会場に向かいました。
試験会場でのすごしかた
看病で疲れていたし、寝不足だったので、模試や過去問などを見る気力も起きず、着席して試験開始まで待つ間は目をつぶって瞑想していました。
これが鎮静効果というか、落ち着いて受験ができたので、かえってよかったのではないかと思います。
もう、看病だけでなく、試験勉強全体にも、疲れ果てていたというか、やりきった感はありました。
だからこそ、本試験1週間前~子供の看病のため、勉強時間はこれまでの半分位になりましたが、「もう、ここまで走り続けてきたから、もう、無理に詰め込まなくてもいいだろう」という腹をくくった感というか、完走感がありました。
試験一週間前~試験当日の過ごし方の詳細は以下で書いていますので御覧いただければと思います。
結果は筆記試験合格
結果、合格することができました。
子供との時間を勉強時間の犠牲にしてきた感覚
今になって感じることですが、たとえ大事な試験前であっても、子供の体調不良に、きちんと看病して、向き合って、寄り添ってよかったと思います。これまで、土日は子供3人を夫に預け、私は一人で自習室に行くような日々でした。合格はできたけど、子供との時間は確実に失いました。後悔がないわけではありません。
試験前という大事な期間に、親として当然やるべき子供の看病をできたのは、子供との時間を取り戻すチャンスをもらえたのかもしれません。
子供との時間を勉強時間の犠牲にしてきた、ということには変わりありませんが、少なくとも試験当日に席に座ったときには、自分の気持ちのなかに、子供と一緒にいた感覚がまだ残っていました。だから、寂しくなかった。
こんなわけで、家族にはとても感謝しています。合格は私ひとりのちからではできませんでした。たくさん助けてもらいました。
最後に
試験勉強をしているかたのなかには、様々な家庭環境や状況のかたがいらっしゃると思います。私もそのひとりです。
勉強が進むときや、後退するとき、止まってしまうとき、迷う時、いろいろあると思います。ですが、合格を信じて、やり続けていれば、いろんな障害にあたっても、結果は出ます。
今回は、私の事例をお示ししましたが、こんなひともいたんだ、というくらいで読んでいただければと思います。
これから勉強を続けられる方、応援しています。


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