山梨 統合の富士川中学校で開校記念式典 新しい校歌が披露
富士川町の2つの学校が統合して新たにできた富士川中学校で21日、開校を記念する式典が開かれ、生徒たちに新しい校歌が披露されました。
富士川中学校は増穂中学校と鰍沢中学校が統合されてことし4月に開校し、21日開かれた記念式典には全校生徒や町の関係者などおよそ400人が参加しました。
この中で新しい校歌が発表され作詞を手がけた町出身で作家の江宮隆之さんと作曲したシンガーソングライターの池田綾子さんが校歌に込めた思いを語りました。
このうち江宮さんは歌詞の冒頭には赤や緑、白の色をイメージする言葉を並べていて赤は「粘り強さ」を緑は「平和や安全」、そして白は「純粋さや未来への希望」を表現していると説明しました。
そして、最もこだわったことばは「友情」で、富士川中学校が15年前に合併した町の象徴になるとして「心豊かに育んでいける友情を3年間で培ってください」と呼びかけました。
このあと生徒たちは新しい校歌を合唱し、これからの学校生活に期待を寄せていました。
3年生の男子生徒は「歌詞全部に友情の話が入っていて素敵だと思いました。富士川町の自然や友情を意識して歌い、改めて富士川中学校での生活が始まったんだなと思いました」と話していました。