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渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

芸能業界の実態

2025年05月28日 | open

”北の国から笠松正吉役の
中澤佳仁が急逝の真相に絶句…
過酷な撮影にギャラ未払い、
低賃金労働…当時巨万の富を
得ていたドラマが役者から
搾取しつづけ中澤佳仁を役者
引退に追い込んだ真相が…【芸能】


映像の世界というのは映画も
テレビドラマも非常に汚い世
界で、金が絡むとプロモート
する人間は搾取の限りを尽く
す。
私がかつて長年勤務していた
弁護士が多数在籍した総合法
律事務所は芸能人御用達の

うな事務所だった。

あと、プロスポーツ選手のト
ラブルと大きな国内の刑事事
件、民間企業間問題などを手
掛けていた。
芸能人の依頼者がひっきりな
しだったのは、それだけ不当
で不法な闇権力が俳優たちを
支配していたからだ。
不払いなどはごく当たり前。
「え?」と思えるような大物
俳優も依頼者にずらりといた
ほどに、製作者は俳優に金を
払わない。
そもそも、「契約」に際して
契約書が存在しないのが映画、
ドラマの世界だった。すべて
適当な口約束。
口約束だろうが法的には契約
になるのだが、とにかくでた
らめな事が日常的に行われて
いたのが映画界やテレビ局の
実体だった。
今でこそ膿が洗い直されてい
るテレビ界だが、1980年代当
などは無法違法非道ここに
めり、という感の世界だっ
た。

実に汚い。

作られている作品は人々の心
を打つ澄んだものであっても、
それを製作しているプロデュ
ーサーやディレクター、製作
会社幹部、広告代理店等々は
人心腐れ切っていた。
これ、ほんとの話。
いつも泣きをみるのは平の製
作スタッフたちや俳優たちだ
った。
これ、多分だが、興行という
ものが江戸期の階級的支配に
よって存在したのがそのまま
現代までも延長しているので
はと思う。

とにかく、全く以て「現代的」
ではない世界が映画、ドラマ
製作の世界だ。
そして、今は風向きが変わっ
たが、かつてはすべて暴力団
と密接な繋がりによって成立
していたのが日本の映画・ド
ラマ・テレビ・芸能・演劇・
プロスポーツの世界だ
った。
これも動かせない日本の歴史
の真実だ。
今頃暴力団を排除して何を綺
麗事言ってるのか、と思う。
大嘘のコンプライアンスで。
警察でさえ暴力団を手先と

して使っていたのが戦後の
日本だった。
今更何を、なのだ。従前から
身綺麗であったかのような
体を装って。

かつてはズブズブの蜜月で、
人々を虐げて互いに甘い汁を
吸っていたのに。

 

  


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