万博出展企業、大阪市内の小中学校で出前授業 事業内容も説明
大阪市教育委員会は23日、大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオン「リボーンチャレンジ」に出展した企業が市内の小中学校で出前授業する取り組みを始めた。自社の事業や出展内容について、小中学生に説明する。生徒の学習意欲の向上や万博の機運醸成につなげるのが狙い。9月末までに12校で計画している。
第1弾として大阪市立港中学校の1〜2年生の約110人を対象に、プラスチックのリサイクルを手掛ける古谷商店(東大阪市)と光る植物の販売などを行うLEP(大阪市)の2社が、同校の体育館で合計1時間かけて講義した。両社は、りそなグループのリボーンチャレンジの展示ゾーンに出展した。
授業のなかでは、クイズや映像を交えながら、リサイクルの意義や植物が光る仕組み、万博出展の様子などを披露。参加した生徒からは「万博についてもっと知りたくなった」「未来のことを感じられた」「将来について考えるきっかけとなった」といった声があがった。