介護福祉士が入院患者のカードを盗んだ疑いで逮捕 名古屋
名古屋市の病院に勤務する26歳の介護福祉士が、70代の入院患者の男性のキャッシュカードを盗んだとして、警察に逮捕されました。
警察は、容疑者が現金を不正に引き出した疑いもあるとみて、捜査を進めています。
逮捕されたのは、名古屋市立大学医学部附属「みらい光生病院」の職員で、介護福祉士の滝川尚容疑者(26)です。
警察によりますと、先月から今月までの間に、入院患者の73歳の男性のキャッシュカード1枚を盗んだ疑いが持たれています。
男性患者は、当時、滝川容疑者が担当する病棟に入院していたということです。
病院によりますと、身に覚えのない現金の引き出しがあると親族から申し出があり、警察に相談していたということです。
警察の調べに対し、滝川容疑者は、「遊ぶ金が欲しかった」などと供述し、容疑を認めているということです。
男性患者の親族は、身に覚えのない引き出しは10万円にのぼると話しているということで、警察は容疑者が現金を不正に引き出した疑いもあるとみて、捜査を進めています。
「みらい光生病院」は、NHKの取材に対し、「内容は確認中だが、事実であれば厳正に対処します」などとコメントしています。