公立陶生病院治験汚職、治験会社に解決金 病院組合が和解案可決
2025年5月27日 21時20分 (5月27日 21時28分更新)
愛知県瀬戸、尾張旭、長久手の3市でつくる公立陶生病院組合(管理者・川本雅之瀬戸市長)は27日、組合議会臨時会を開き、組合などを提訴していた臨床試験支援会社「ジャパンシーアールシーネット」(東京都)に解決金を支払い、和解する議案を可決した。組合は解決金1700万円のうち、340万円を負担する。
組合によると、同社は2021年、病院が14年に発注した治験補助業務に関する汚職事件を巡り、事件がなければ同業務を受注できたなどとして、組合などを相手取り、約1億3千万円の損害賠償を求める訴訟を名古屋地裁に起こしていた。
今年5月、名古屋地裁から和解勧告があり、原告と組合などの双方が受け入れたという。解決...
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