埼玉県警 暑さ対策で試験的にポロシャツタイプの制服導入

夏の厳しい暑さに対応するため、埼玉県警は警察官の暑さ対策として試験的にポロシャツタイプの制服を導入しました。

埼玉県警は1日からポロシャツタイプの制服を試験的に導入し、地域課の警察官100人が、新たな制服で勤務を始めました。

このうち、全国的にも酷暑で知られる熊谷市では、新たな制服を着た熊谷警察署の警察官たちがデパートの前で特殊詐欺の被害防止を呼びかけました。

ポロシャツタイプの制服は長袖と半袖の2種類あり、通気性の良いポリエステル素材が採用されています。

着用した女性警察官は「通気性がよく、動きやすいです。夏場でも快適に勤務できそうです」と話していました。

男性警察官は「普通の制服よりカジュアルに見えますね。市民のみなさまから接しやすくなるといいです」と話していました。

警察官を見た40代の女性は「暑苦しくなく涼しげでいいと思います。警察の人たちも健康に気をつけて私たちを守ってほしい」と話していました。

埼玉県警察本部装備課の土屋幹男次席は、「われわれが暑さで倒れるわけにはいきません。警察官自身の健康を守りながら現場で活動したい」と話していました。

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