東方最新作とネタが被ったので放出していく頁

 こんにちは、風雲です。

 今回の話は、先日の第22回博麗神社例大祭で頒布された「東方錦上京 〜 Fossilized Wonders.」の体験版を内容を多分に含むため、ネタバレが怖い方はここでブラウザバックしてください。
それと、この記事では私の活動やその周りの創作物のジャンルなどを理解された方のみが閲覧することを想定して、詳しい説明は省かせていただきますので、これを理解した上で読んでください。




それでは

まず現在私を含む数名で「東方覇天港」のゲーム化プロジェクトが進行中なのですが、それとは別で新たに東方原作の枠をなぞるような楽曲集を作ろうと思案していました。

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それに伴って覇天港と同じようにシナリオやキャラクターを付け加えるという作業も同時並行で行うことになりました。

覇天港製作当初は明確なシナリオが存在せず、曲集自体を前編後編と作業を分割したため、後編の製作開始時にこんぶ氏に声掛けしたことによって現在の覇天港が完成しました。

大変うれしいことに多くの方々に聴いていただいたおかげで、覇天港製作陣もモチベーションが上がり、インスピレーションが沸いてきたことで覇天港の次とする作品の製作を考えるようになりました。

1つは東方覇天港とストーリーが続く形の作品。
タイトルは未決定ですが、仮称「覇天港2」と呼んでいます。
頑張ればゲーム版覇天港のリリースのすぐ後にでも出せるような進捗具合でした。
…しかし、錦上京の内容を見てしまった今、その内容を大きく変更せざるを得なくなります。

本作品は原作で言うところの「小数点作品」に位置付けするタイトルにしようとしており、それもあってシナリオが本編と繋がる形式にしようという話でした。(だから覇天港2と呼んでいる)(時々覇天港1.5とも)

主人公は比那名居天子
覇天港本編が天界が舞台でありながら天子が登場していないことからチョイスしています。(原作でも出そうなのに出なかったキャラが別作品で話に触れることがあるため)

本作では比那名居天子と、覇天港3面ボスとして登場する船月堂智慧せんげつどうちえとの意外な関わりがメインとなる話になっており、覇天港本編で拾いきれなかった要素などをここで放出していく形にする予定でした。
ここまでは問題ないのですが、ここから新たに登場させる予定だったキャラクターが、思いっきり原作と被ってしまいます。

そのキャラクターの名前が塵塚怪王ちりづかかいおう

元ネタとなったのは名前もそのまま、鳥山石燕の描いた百器徒然袋に登場する妖怪「塵塚怪王」です。

本作の話のあらすじとして、智慧の描いた画竜点睛を欠く妖怪画に何者かが「目」を描き込んでしまい、創作妖怪たちが幻想郷に解き放たれてしまった。という内容になっています。
偶然その場に居合わせた天子が惨状を面白がり、智慧のサポートの元プチ異変解決へと乗り出していきます。
その大小様々な妖怪たちを取り仕切り統べるのがこの塵塚怪王と呼ばれる山姥の長、という設定です。

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こんぶ氏の描いた塵塚怪王

原作の小数点作品とは内容や流れがかなり異なるのですが、二次創作ならではの形にしたく、とは言え逸脱しきらない程度の範囲で好きにしようとした結果生まれた新キャラとなります。
一応もう一人登場する予定で、塵塚怪王の部下の一人として暗躍する山姥
文車妖妃ふぐるまようひ」がいます。
塵塚が大ボスなら文車は中ボス的な位置でしょうか。

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文車妖妃と塵塚怪王


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別案


文車妖妃はまだ配色が定まっておらず、試行錯誤している最中でした。

徒然草にある「多くて見苦しからぬは、文車の文、塵塚の塵」から発展したこの二人の妖怪は本作では対を成すような存在として描く予定でしたが、運悪く原作でも同じ元ネタを使ったキャラクターが登場してしまいました。

それこそが「塵塚ウバメ」です。

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塵塚ウバメ

塵塚怪王のwikiでも読んでいただければ分かると思うのですが丸被りです。
なんと頭の冠(?)まで一致してしまいました。
こちらでは大ボスでしたが本家ではまさかの1ボス。我々としては「おまえのような1ボスがいるか」状態でしたが。
話の内容ではどうやら他にも山姥がいるらしいので、どこかで文車妖妃が元ネタのキャラクターや弾幕が出てくる可能性は十分ありえます。

ちなみにウバメという名前は姥芽と書くらしく、思わず膝を叩きました。

シナリオのド頭を潰されてしまった状態なため、今現在、仮称「覇天港2」は路頭に迷っている状態にあります。

ついでに楽曲も3曲出来ている状態だったので公開しておきます。
どれも曲名は決まっていませんが



小数点風なので一日目、二日目的なノリの曲になっています。
覇天港が輝針城を意識した曲調だったため、本作は弾幕アマノジャクを踏襲した曲調にしています。


続いて2つ目

タイトルは「東方金時塔きんじとう

全くの新規で作る東方全面風です。
こちらはまだキャラクターはおろか楽曲の製作すら始まってはいないのですが、そのための下地となるシナリオを先んじて考えているところでした。
覇天港では見切り発車的に構築された作品だったので、金時塔では最初からモチーフと筋を通す力作で行こう、というのが私とこんぶ氏の一致した意見でした。
要は覇天港での反省点を活かした作品として進めていました。

ではこの金時塔の何が被ったのかお話ししますと、
まずタイトルの「金時塔」というワードはお分かりの通り「金字塔」という言葉から取っています。
この金字塔という言葉が原作3面のスペカ名に使われており、私は初めて見た時膝から崩れ落ちました。

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金符「弾幕の金字塔」


ピラミッドとスフィンクスモドキが出てきた時点で「金」という言葉は仮面や古代エジプトの装飾品から連想できるので、出てきそうだと思っていましたが、今度はタイトルから抑えられてしまいました。

※追記:金字塔って言葉にピラミッドの意味合いがあることを後から知りました。

しかしこの程度ならさして問題にはならないと思うかもしれません。

ではここからは錦上京のストーリーを思い出しながら読んでいただきたい。


東方金時塔

まず現段階での話のあらすじ。
旧地獄の地底の地盤から金脈が見つかり、話題が広がり幻想郷にゴールドラッシュの時代が到来した。
それに伴い物価の急激な変動や人間や妖怪同士での諍いが激増し、神社に寄せられる相談の数も日に日に増えていくため、博麗の巫女は異変と断定。
突然出土した金の秘密を探りたい者たちも、その謎追うべく旧地獄へと向かうのだった。
地底深くに掘られた採掘場を下っていくと、
その先にあったのは幻の超大陸「レムリア」
そこに築かれた眠れる聖域、黄金郷「ジパング」
太古に沈んだ超文明が現代に蘇り、霊夢たちに牙をむく。

という内容になります。

まず錦上京では3面から地下へ行きピラミッドとご対面することになりますが、金時塔でも地下の底へと赴き異変の現地とたどり着きます。
聖域というのも被ってしまいましたし、時に関するセリフもあったため後半面で言及される可能性もあります。
金時塔でも時間に関するギミックを導入しようと話しており、面が進むにつれて立ち絵と楽曲の作風を段々古くしていくのはどうか、と話し合っていました。
流石にここまでとは言わないものの、どことなく過去作の弾幕や要素を感じる場面が錦上京ではあったため、方向性としては被っているのかなと。

こう書き起こしてみると「言うほど深刻か…?」となるかもしれませんが、当事者としては「やっちまったなぁ!」という気持ちでした。

今後一体何が被るか分からないため、いっそ予言者になった方が良いと思い始めたので現段階で決まっている物は全てここに吐いてしまおうと思います。


まず金時塔におけるレムリアとジパングの繋がりです。
レムリア大陸というオカルトにおける伝説上の大陸があります。
この大陸は日本の東方にオーストラリア程度の大陸が2つ残り、やがて完全に沈没したと説かれているそうで、
その名前の由来の一説に「レムレスの世界」、「亡霊の世界」という意味を持つそうです。
また本来の由来としてはマダガスカルにしか生息しないキツネザルの化石がインドで見つかったことからキツネザル(レムール)にちなんでつけられたとのことで、両地域の生態系に近縁種がいるらしい。

一方ジパングは、マルコ・ポーロの説く東方見聞録に記載のある黄金の国の話です。
ジパングでは人肉文化があるという旨を記しており、これはジャワ島付近の島国の記述にもあるらしく、日本の実態とは大きく乖離するが
イスラーム世界において「ワークワーク(ワクワク)」と記される名称があり、日本の旧称「倭国」に由来するという説によるとマダガスカル、フィリピンなどアフリカ・東南アジア系とする説もあるそう。
この一説によると広さはレムリア大陸の広さと位置付けられ、
ジパング=レムリアという繋がりができます。

陰謀論染みたオカルトと金銀島探索におけるジパングの不明瞭さの二つが混ざり合った異変こそが、金時塔の本筋として考えていました。

ちなみにこの辺の話はプレステ・ジョアンことプレスター・ジョンのwikiをサラッと流し読みしたところ微妙に掠っていたのでこれもまずそうです。


終わりに。

まあ終わっているんですけれど。
自分がやろうとしていたことが本家のやろうとしていたことと同じだった、というのは自分の考え方がZUNと近かったという見方もできるため、案外そこまで落ち込んではいません。
が、それはそれとして被ったのはショックではあります。

今後これらの要素を殺すか生かすかについては慎重に議論する必要はありますが、ここまで来ると勿体ない気もしてきました。

いっそ被ってしまったネタとして出しきってしまうのも一つの手かもしれませんが、それが実現するのはどちらにしても来年か再来年か…

風雲先生の次回作にご期待ください!!



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コメント

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