MetaTraderスクリプト チャートの4本値をCSVファイル出力
更新履歴:
2025/05/09 新規作成
はじめに
以前、FXの未来予測をAIで試したことがあります。その際、MetaTraderのチャートから4本値データをCSVファイルとして出力するスクリプトを作成し、PythonやJuliaで読み込んで分析を行いました。
(「MetaTrader」は「MT」と記載することがあります。「MT4」「MT5」のようにバージョンを付けることもあります。)
本記事では、チャートから4本値データをCSVファイルとして出力するスクリプトExportChartDataを紹介します。
機能概要
表示している時間軸のチャートの4本値をCSV形式でファイル出力します。抽出する期間を指定して出力することもできます。銘柄は、スクリプトを実行したチャートの対象銘柄となります。
基本操作
スクリプトを起動すると、以下のダイアログが表示されます。MT4の場合は「パラメーター入力」タブを、MT5の場合は「インプット」タブをクリックします。
チャートの2000年1月1日以降の4本値をCSVファイル出力
既定値のままで「OK」ボタンをクリックすると、2000年1月1日以降の4本値とボリュームが、CSV形式でファイル出力されます。銘柄とタイムフレームはスクリプトを実行したチャートに基づきます。
ファイル名は、「<銘柄>_<時間足>_<実行日時>.csv」の形式で命名されます。例えば、チャートがUSDJPYの1時間足で、スクリプトの実行日時が2025年5月5日13時30分20秒だすると、ファイル名は「USDJPY_H1_2025-0505-133020.csv」となります。ファイルの保存先は、以下の通りです。
MT4:「データフォルダ\MQL4\Files」フォルダの直下
MT5:「データフォルダ\MQL5\Files」フォルダの直下
出力フォーマット
1行目に以下のヘッダ情報を出力します。
time, open, high, low, close, volume
2行目以降に4本値とボリュームが、以下のように出力されます。
2000.01.03 00:00:00,102.14,102.26,101.84,101.92,412
2000.01.03 04:00:00,101.92,102.1,101.77,101.85,383
2000.01.03 08:00:00,101.87,101.91,101.59,101.83,1148
︙
※「time」はサーバーの日時です。ローカルマシンの日時ではありません。
期間についての補足
チャート上に存在する4本値を期間で絞り込んで出力します。つまり、期間を長くしても、出力される4本値はチャート上に存在するデータの範囲内となります。
その他の操作
期間を絞り込んでファイル出力
「Start Date and Time」に開始日時を指定します。
「End Date and Time」に終了日時を指定します。
「time」列の日付形式をタイムゾーン付きに
「Use Date and Time with Time Zone」にtrueを指定します。
「Summer Time Type」にサマータイムのタイプを指定します。
「Summer UTC offset (server time)」に夏時間のオフセットを指定します。
「Winter UTC offset (server time)」に冬時間のオフセットを指定します。
例えば、サマータイムのタイプに「US」、夏時間のオフセットに「2」、冬時間のオフセットに「3」を指定した場合、以下のような形式の出力になります。
2000.01.03 00:00:00+02:00,102.14,102.26,101.84,101.92,412
2000.01.03 04:00:00+02:00,101.92,102.1,101.77,101.85,383
2000.01.03 08:00:00+02:00,101.87,101.91,101.59,101.83,1148
︙
ヘッダ情報を出力しない
「Add Header to CSV file」にfalseを指定します。
出力ファイル名を変更
「Export File (If blank, "<Symbol>_<Timeframe>_<Exec Date>.csv")」にファイル名を指定します。以下のフォルダ直下にファイルを出力します。
MT4:「データフォルダ\MQL4\Files」フォルダ
MT5:「データフォルダ\MQL5\Files」フォルダ
ファイル名を指定しない場合、「<銘柄>_<時間足>_<実行日時>.csv」の形式で命名されます。例えば、チャートがUSDJPYの1時間足で、スクリプトの実行日時が2025年5月5日13時30分20秒だすると、ファイル名は「USDJPY_H1_2025-0505-133020.csv」となります。
ダウンロード
[MT4の場合]
スクリプトは、以下からダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルは、「データフォルダ\MQL4\Scripts」フォルダの下に置いてください。
[MT5の場合]
スクリプトは、以下からダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルは、「データフォルダ\MQL5\Scripts」フォルダの下に置いてください。
最後に
AIを活用したFX取引は興味があります。ただ、AIを駆使したEA開発となると、PythonなどでAIモデルを構築し、MetaTraderに連携させる必要がありますね。
う〜ん、面倒です…
それでは。
いいなと思ったら応援しよう!




コメント