サメっ子は幼馴染を絶対に離さない


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作:じょーちゃん
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3話 枕の下


オリ話ぶち込みます。

というかエレンのエージェント秘話ガチ良かったですね……

ずっとニコニコしてました!

ということでいつも通りキャラ崩壊、解釈違い等注意の上スクロールお願いします!!


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おーい!起きてエレン!」

 

「あと少し……」

 

「遅刻しちゃうよ!!」

 

「うるさ……」

 

……昨日のバイトの疲れとれてないし……………

 

…まだ眠いんだけど…………

 

「今日1限なに……?」

 

「1限…?科学だけど……」

 

科学か……朝から頭使いたくない………

眠いし……

 

「んじゃアタシ、パス……」

 

「ファ!?流石に許されなさスギー!」

 

カズがアタシを揺らして起こしてくる……

 

「おーきーてー」

 

「…」

 

「起きてよエレン〜」

 

「……」

 

「お、おシャメちゃん〜?」

 

アタシはカズを布団の中に引き込み抱き枕にする……

 

「そのあだ名…誰にって…どーせ、ルビーか……」

 

「あと…カズ…それライン超えだから。」

 

「お仕置きで今日は…アタシの抱き枕ね………」

 

やっぱりカズって温かいし…抱きしめやすいし……

 

こう……眠くなる………

 

「エレン…?エレン!遅刻しちゃう!」

 

カズ騒いでるけど…まぁいいや……

 

「カズも今日は諦めなよ…?んじゃおやすみ……」

 

アタシはカズをぎゅーっと抱きしめて再び眠りにつく……

 

なんかいい夢見れそう……

 

 

 

 

 

 

 

「あれ?エレンって……ねちゃった……」

 

「抱きしめる力強過ぎてでられない………」

 

「ぼく頭良くないから1時間でも落としたらまずいのに…………」

 

ぼく、理系科目ほんとついてく必死なんだよ…エレンと違って………はぁ…………

 

「さよなら…ぼくの科学の単位………」

 

「ふあぁぁ…」

 

なんか…エレンに抱きしめられてたら眠くなってきちゃった……

 

温かいし……安心するし………

 

「もう…今日はいいや……」

 

「おやすみ………」

 

ぼくはエレンにしがみついて眠りについた………

 

 

 

 

 

 

 

やけくそでしっかり睡眠!頭スッキリ!

 

はぁ……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数時間後……

 

 

 

「カズくん!これ品出ししてくれない?」

 

「わかりましたー」

 

 

ぼくはRandomPlayでいつも通りバイトしていた

 

 

 

 

 

「えっと……?これは……」

 

「あっ…ここか………」

 

 

「これはここ……宇宙刑事ギャバンは特撮だから……」

 

ぼくはテキパキと仕事を行う……

 

まるでぼくの姿はシゴデキジャパニーズビジネスマン!

 

 

「はぁ…余計な事考えてないで早くおわらせよ……」

 

 

30分後……

 

 

 

「ようやく終わった……」

 

ビデオの品出し如きにこんなに時間かかるとは……

 

ひとえにこの身長のせいだけど………

 

棚高過ぎなんだよ……

 

「はぁ……身長欲しいなぁ……」

 

 

 

そんな事をは呟いているとアキラさんに声をかけられる

 

 

 

「カズ、僕とリンはこれから別の仕事で出かけてしまうんだけど18号と店番を頼めるかい?」

 

「良いですよ〜。何時ぐらいに帰ってきますか?」

 

「それがまだわからないんだ……もし帰ってくるのが遅かったら先にお店を閉めても構わないよ。」

 

「わかりました〜。」

 

「お兄ちゃん〜!はやく!あ、カズくん!留守番よろしくね!」

 

「わかったよリン、ほら行こう。」

 

「いってらっしゃい……」

 

店を出ていく2人に、ぼくは手をふって見送る……

 

今は18時半……閉店は22時半………

 

「はぁ……4時間ワンオペか………」

 

「ンナ!ンナナーンナ!」

 

「ぼくがいるから安心しろって?」

 

「ンナタ、ンナタ!」

 

頼もしいなぁ……あとかわいい……

 

ぼくは18号を膝に抱きかかえてレジ横の椅子に腰かける語りかける…

 

「頼りにしてますよ?18号先輩?」

 

「ンナ!」

 

ボンプかわいいなぁ……癒される……

 

 

「今日は暇だと良いね18号〜」

 

「ンナ〜」

 

 

 

 

緩やかに時間は過ぎて……

 

 

 

 

 

「もうすぐ閉店時間か……」

 

「今日は暇でよかったね18号」

 

「ンナタ!」

 

今日はあんまりお客さん来なかったなぁ

 

レジ対応したの5人くらいだったし…

 

とりあえず片付けしよ……

 

「18号レジ点検お願い〜ぼく看板片付けてくる…」

 

「ンナ!」

 

はぁ……今日学校サボっちゃったな………

 

来週は学校、休まないようにしないと………

 

ぼくはそんな事を考えながら外の看板をお店の中に片付け、設備の確認をする………

 

 

ぼくが店内を清掃してるとお店のドアが開く

 

 

 

「あっ、空いてた。」

 

「エレン???」

 

そう、エレンが入店してきたのである

 

 

「あれ?カズ1人?」

 

「店長達出かけてて今ワンオペ中」

 

「シフトは?」

 

「あと10分で終わる」

 

「ふーん…んじゃアタシ、携帯弄って待ってるから」

 

そう言うと彼女はさっきまでぼくが座っていた椅子に腰かける……

 

 

「えぇ……」

 

「なに…?不満?」

 

彼女がジトーっとした目で見つめてくる

 

 

「いや…なんでもう遅いのにお店来たのかなって…」

 

「来ちゃ悪かった?」

 

「滅相もない…ただ…少し気になっただけだよ……」

 

「ふーん……というか時間は?」

 

時間……?

 

「あっ…」

 

もう22時半……シフト終わったやん………

留守番は…まぁ…18号に任せておけばいいか………

 

 

「ほら…時間でしょ?はやく帰ろ。」

 

「わかったよ、エレン。今行くからちょっと待ってて」

 

 

 

ぼくは彼女にそう言いながら付けていたエプロンを脱ぎ、畳んで自分のリュックに入れる……

 

 

「あっ、リンさんに先に上がるって連絡しなきゃ……」

 

ノックノックを開きリンさんにDMする…

 

 

 

『リンさん、シフトが終わったので上がります。お店の後片付けはやっておきましたので戻ってきたら確認お願いします。』

 

 

『オッケー!確認しとくね!カズくん今日もお疲れ様!』

 

 

 

連絡も無事に終わったし……

あとは…お店の街灯消して………

 

「よし……エレンお待たせ!」

 

「遅い…」 

 

「ごめん、ごめん。んじゃ帰ろっか。18号あとよろしくね!」

 

「ンナ!」

 

 

店の留守を18号に任せ、ぼくとエレンはお店を出る

 

 

「夜だから少し冷えるね……」

 

少しブルっとする……

 

「ん…」

 

「…?」

 

エレンが腕を差し出してる…?

 

「ん!」

 

「どうかしたの…?」

 

「はぁ……腕貸して。言わなきゃわからない?」

 

そう言うとエレンは僕と腕を組んでくる

 

「…こうやってくっつけば…少しは暖かくなるでしょ…?」

 

「〜〜/////」 

 

あらやだこのサメっ娘イケメン過ぎ……

顔が熱い……

 

「ほら、いくよカズ」

 

「うん…」

 

うーん…エレンに勝てる気しないわ……

 

ぼくはエレンと腕を組んで家に帰った

 

とても暖かった……あと安心した………

 

幸せだなぁ………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まぁ…幸せが続くわけもなく…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「カズ…正座。」

 

「え……?」

 

「 せ い ざ 」

 

「アッハイ」

 

 

ぼくはエレンが座るソファの前で正座していた……

 

あれ…これこの前も……

 

 

「カズ、これ…なに……?」

 

そう聞くエレンの手には紳士が嗜む少し破廉恥な写真集が………

 

やべぇ…枕のしたに置きっぱなしだったやつだ……

 

 

 

「カズ、もっかい聞くよ?これなに?」

 

エレンは笑顔でぼくに聞いてくる……

 

しかし目は笑ってない……

 

 

「えっと……これは…紳士の嗜みです……?」

 

「…これがねぇ……。」

 

やべぇよやべぇよエレンの放ってる圧がよりやばくなってるよ………

 

 

「…よりにもよってサメのシリオンの写真集をね…?」

 

「結構際どいのもあるし……」

 

「ふーん……だからアタシの尻尾好きなんだ……」

 

「うわ…足も好きなの……?変態じゃん……」

 

 

終わりです。長年隠してきた性癖がどんどん幼馴染にバレていく………絶対幻滅された……………

 

そうだよ!幼馴染のせいでぼくの性癖はボロボロだ!

 

 

はぁ……だれか…ぼくを……して……ころして………

 

 

 

 

 

 

「……アタシがいるのにわざわざこのサメのシリオンの写真集買って欲発散させてたんだ……ふーん……」

 

 

「……雑誌とはいえ一瞬でもアタシ以外の女に目移りしてたんだ……………」

 

 

「これ浮気だよね?」

 

そうエレンが言う

 

さっきの笑顔からまるで変わって無表情&お目々ハイライトオフ

 

この世のものでは無いほどこわい……

 

 

「カズさ…自分が誰のモノまだ理解してないよね……?」

 

 

「ずっと黙りこくってるけどなんか言う事無いの?」

 

 

「はぁ………わかった。もう徹底的にわからせるから……」

 

 

「ほら…いくよ。」

 

エレンはぼくを抱きあげる

 

やべぇよやべぇよ…………

 

 

「エレン…ホントごめんなさい許して…」

 

ぼくは謝罪をするが………

 

「……」

 

沈黙で返されちゃった……

 

 

そしてぼくはベッドに押し倒されて………

 

 

「ね…?エレン……?謝るから……」

 

「……」

 

「お、おシャメちゃん……?」

 

どうやら選択を間違えたようです……

 

 

 

 

「ふーん…アタシそのあだ名もう呼ぶなって前にも言ったよね………?」

 

 

「そんなにアタシにお仕置きされたいの……?」

 

 

「いや…その………」

 

と、キョドるカズ

 

 

「ふーん…そんなにお仕置きされたいんだ………」

 

 

 

「徹底的にわからせてあげる……」

 

 

 

 

「もう…アタシ以外見れなくなるまで………」

 

 

 

 

「この土日寝れると思わないでね…カズ………」

 

 

 

 

 

「いただきます……」

 

 

 

 

 

 

 

そう言う彼女は捕食者の目をしていた……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カズはエレンによって三日三晩わからせられたのであった………

 

うん。自業自得。✝悔い改めて✝

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





カズ
枕の下に大変な忘れ物してしまう………
エレンに性癖割れ&お仕置き執行。三日三晩絞られた

エレン
圧倒的強者。浮気者のカズを徹底的にワカらせて三日三晩絞った
最近バイトが忙しくて今日は学校をサボったらしい。
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