フジ住宅というウヨ企業をご存知でしょうか?
韓国人らを貶める内容の社内文書を大量に従業員に回覧させ、ネトウヨ本を従業員に読ませ感想文を強制した、大阪にある一部上場企業です
教科書展示会のアンケートで育鵬社(日本教育再生機構)を推すよう従業員を動員した不正行為を平気で行う企業でもあります
そうした件について、詳しくは「ヘイトハラスメント裁判を支える会」の動画「5分でわかるヘイトハラスメント裁判」をご覧下さい
さて、フジ住宅の会長である今井光郎さんは「今井光郎文化道徳歴史教育研究会」なるものをやっています
ここでは年に2回、フジ住宅の株の配当金を原資に、ウヨウヨしい団体へ助成金を与えています
3月4日、平成31年度上期の助成先が発表されました。金額は総額6291万円。今日は助成先をひとつひとつ調べていこうと思います
なお、助成先の選考に、関西ウヨ界の大物・南木隆治さんが加わっていることを先に述べておきます
今回は南木隆二さんについて詳しく語りませんが、彼の言葉を引用して、その歴史修正主義者っぷりをわかってもらえればと思います
"ありもしなかった『南京大虐殺』。ありもしなかった『朝鮮人慰安婦の強制連行』、そして、ありもしなかった沖縄における『軍による住民への自決命令』。この我が国を貶める嘘の歴史は完全に、正しく書き換えられなければなりません"
関連:南木隆治と3つの裁判
■助成先一覧
○一般社団法人美し国
使用目的 : 1.「なでしこオピニオンの会」運営 2.会報誌『美し国』発行 3. 美し国広告事業 4.パラオ研修費
ネットワークビジネスの「ピュアーライフ」が運営。いわゆる「スピリチュアル系」の右翼。「新しい歴史教科書をつくる会」との連携に注目
○琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会
使用目的:沖縄県民啓発広報事業
代表はネトウヨ界のアイドル・我那覇真子さん(幸福の科学関係者)。沖縄県知事選で2万枚のDVDを配布したのは、幸福の科学関連の力だけでなく、こういう助成金もあったからか
○一般社団法人ジャパンフォワード推進機構
使用目的:英語で発信される日本関係のニュースを掲載するウェブサイトの運営
住所は東京サンケイビル内。つまり産経。取締役には産経新聞関係者の他に、葛西敬之・加地伸行・古森義久がいる
○美しい日本の憲法をつくる国民の会
使用目的:美しい日本の歴史伝統文化を盛り込んだ憲法制定をめざした広報啓発事業
日本会議の別動隊。大会の模様はYouTubeのKAIKENチャンネル(合同会社燦PROJECT制作)で視聴できる
○日本人の心を取り戻す会(大阪)
使用目的:メールマガジンの配信、小冊子の配布、講演会や交流会の開催等の実施
"今回は私が感動した『日本人の心を取り戻す会』代表・日景太発行、田畑均編著の「やさしさ通心!!【永久保存版】“心に栄養補給を!!”"とある
http://fakebookfraud.blog.fc2.com/blog-entry-96.htmlというネトウヨブログによると『やさしさ通心』には「幸福の科学」のテキサス親父の話が掲載されているらしい
フジ住宅は顧客にこの『やさしさ通心』をプレゼントするため1万冊以上購入したのだとか
『やさしさ通信』を読むテキサス親父日本事務局の面々(後述する「論破プロジェクト」の藤井実彦さんもいるよ!)
うーん、幸福の科学関連の団体なんだろうか?公式サイトもないしよくわからん。また、同名のNPOが東京にあるが別団体である
なお、上記したネトウヨブログに示されたアドレスからメルマガを登録すると『日本人の心を取り戻す会』ではなく『ラクユメ倶楽部』なるサイトが現れる
○特定非営利活動法人 岸和田健老大学
使用目的:市民公開講座・専門講座、歴史探訪講座等の開催により地域住民に対する「文化・歴史・技術」の学習事業
NPO法人であり、いわゆる大学ではない。55歳以上で通学圏内に居住していれば誰でも入学できる
一部の授業を関西ウヨ界の大物・南木隆治さんがうけもつ
南木隆治さんは講義のレジュメを自身のホームページで公開している
○産経新聞開発株式会社
使用目的:井上和彦氏ツアーおよび講演会(日本の失われた近現代の歴史に光を照らす会)
井上和彦さんは、こういう人
「北方領土眺望3日間」のツアーをやるんだそうな
産経新聞開発株式会社(サンケイトラベル)
○論破プロジェクト
使用目的:一般社団法人 日本文化国際発信ターミナル(仮称)英語名:NITT(ニット)
幸福の科学。2014年、フランス・アングレーム漫画祭で慰安婦否定漫画を出品しようとして断られる。代表の藤井実彦さんは「慰安婦の真実」国民運動の幹事でもあったが、2018年に台湾の少女像を蹴りつけて国際問題化→「慰安婦の真実」国民運動から離れる
両事件の詳細はhttps://hbol.jp/174672からドーゾ
なお「慰安婦の真実」国民運動は「新しい歴史教科書をつくる会」内にあり、代表の加瀬英明さんは「つくる会」顧問で「つくる会」教科書を発行する自由社の代表取締役である
○日本論語教育学会
使用目的:論語教育ならびに同指導者育成のための普及活動
代表はウヨ界の大物・加地伸行さん。たぶん真面目な団体
○一般社団法人新しい歴史教科書をつくる会
使用目的:会報誌「史」の発行、普及
いわずと知れたウヨ団体。八木秀次・日本教育再生機構あたりと敵対関係にあるが、日本会議メンバーとの関係は決して悪くない。それは「つくる会」メンバーが中心的存在である「慰安婦の真実」国民運動や「史実を世界に発信する会」に日本会議メンバーが参加していることからもわかる
「つくる会」女性部と「美し国」女性部である「なでしこオピニオンの会」はほぼ同一メンバーで構成されている
○黒田裕樹の歴史講座
使用目的:「黒田裕樹の歴史講座」の全国展開事業
黒田裕樹さんは歴史を扱った講演をしている人物。実は大阪府の「公立高校」の非常勤講師(社会科)でもある
関西有名ウヨの南木隆治さんと関係が深く、ともに「黒田裕樹の『百万人の歴史講座』」なる会費10000円のサイトを運営
Twitterではヘイトアカウントとして有名な「遠子先輩」のツイートを盛んに拡散している
なお、「黒田裕樹の歴史講座」の主催は「株式会社スペック」と「正しい歴史を伝える会」であり、後援は「授業づくりJAPAN」と「新聞アイデンティティ」である
○史実を世界に発信する会
使用目的:海外向英文発信事業
英文メールを北米の日本研究者に勝手に送りつけている。これは代表代行・茂木弘道さんの名から「モテキメール」として嘲笑されている
茂木弘道さんは「つくる会」会員。そして代表は加瀬英明さん。もうこれ半分「つくる会」だろ。もちろん日本会議メンバーも役員として参加(そもそも加瀬英明さんが日本会議代表委員だし……)
なお、「史実を世界に発信する会」の住所は世界出版(ネトウヨ本を英訳)と同一のもの
日本語サイト
英語サイト
○公益財団法人新教育者連盟
使用目的:機関誌の刊行普及事業、講師、指導者派遣事業
谷口雅春原理主義者たち
"谷口雅春「生命の実相哲学」に基づく教育の原理と方法により、家庭教育における子供の躾、才能の開発、非行の 防止等の諸問題について相談、指導及び助言を行う"
○一般財団法人 日本教育再生機構
使用目的:道徳化推進事業
「つくる会」から八木秀次さんが日本会議メンバーらを引き連れて分派独立してできた組織。下部団体に右派教科書の育鵬社、育鵬社をサポートする「教科書改善の会」がある
ホームページが消失したので、育鵬社のみを残し活動を休止したものと思われていたが、道徳化推進事業で助成金を得たということは……
なお、八木秀次は道徳専門の教科書会社として「日本教科書」を設立。日本教育再生機構に関係する学者も各社の道徳教科書に参画している
○学ぼう会北摂
使用目的:学ぼう会北摂「よくわかる歴史講座」の開催
大阪府茨木市で活動。黒田裕樹さんや南木隆治さんなどがたびたび講師として呼ばれる
かつては茨木市教育委員会が後援していたが、山下けいき市議の活躍によりストップ
山下議員には脅迫状が届くことに……
学ぼう会北摂応援ブログ
○国際共生創成協会・熊野飛鳥むすびの里
使用目的:協賛スタッフの人件費及び教育施設・設備整備費
いわゆる「スピリチュアル系」のウヨ。自衛隊特殊作戦群初代群長、明治神宮武道場「至誠館」館長を歴任した荒谷卓さんが熊野の地でつくっている共同体が「国際共生創成協会・熊野飛鳥むすびの里」
○一般社団法人つぼみ咲くプロジェクト
使用目的:日本の伝統文化と精神文化、道徳・歴史を子どもや青少年に正しく伝える教育プログラム事業( 継続事業)
ホームページを見ると「古事記の絵本」や「森信三」など気になる文字列はあるものの、目くじら立てるほどじゃない……かな?
○株式会社ネクスト・アクシス
使用目的:杉田水脈衆議院議員の慰安婦問題その他歴史認識問題の海外及び国内での発信事業(国連スピーチ、現地調査、国内での講演会)
ネクスト・アクシスのコンサルティング事業部&クリエイト事業部は、杉田水脈後援会事務所と同一住所にある(〒665-0033兵庫県宝塚市伊孑志 3-12-23-103)
なおhttps://archive.is/wTJlrによると杉田水脈議員はネクスト・アクシスの取締役のようだ
またhttps://archive.is/po5wLによるとネクスト・アクシスの代表は 大川裕之さん。同名の宝塚市議がおり、杉田水脈議員の選挙対策を務めていたことからして、おそらくは同一人物
○日本とポーランドが紡いだ絆と真実の歴史を学び伝える会~日ポ国交樹立 100 年(2019 年)を記念して
使用目的:日本とポーランドが紡いだ絆と真実の歴史を学び伝える事業~国交樹立 100 年(2019 年)を記念して
イシキカイカク株式会社や株式会社キャリアコンサルティングと一緒にイベントを開催。講師に「つくる会」理事の河添恵子さんを迎えている。後援には「つくる会」の他にポーランドの公的機関が……
○江崎道朗
使用目的:近現代史研究プロジェクト
通称コミンテルンハンター。日本青年協議会・日本会議の人。最近、息子が株式会社キャリアコンサルティングの「くにまもり演説大会」に出場した
○国際歴史論戦研究所
使用目的:海外(国連、イスラエル)派遣の費用補助
会長:杉原誠四郎(「つくる会」前会長)
所長:山下英次(「不当な日本差別を正す学者の会」理事・事務局長。なお、会長は田中英道さん)
日本語のほうでは書いてないが、英語サイトを見ると研究所発足を宣言する杉原誠四郎さんの文章末尾に"January 2019"とある
(追記)産経新聞の報道によると、2018年11月に設立されたらしい
○親学高知
使用目的:親学普及事業
みんな大好き親学の高知県支部
https://www.kochinews.co.jp/article/192306/によると2018年に発足したばかりのようだ
○生き方塾敬天丹田
使用目的:道徳教育を担う草の根からの寺子屋式人材育成事業
「ガキどもに生き方ってもんを教えてやるぜ」という気配をびんびん感じて気持ち悪い
塾長の江熊遊斗さんは、「次世代保育研究会」の項目で説明する杉本哲也さんとともに「道頓堀を楽しく清掃する会」をやっていたことも(ただし現在の「道楽」ホームページに江熊さんの名前はない)
○日本志勉強会
使用目的:立志を以て万事の源とする勉強会開催事業
○NIPPON 憲法 PROJECTin 大阪
使用目的:第 3 回 OSAKA 憲法トークライブの開催とメディアへの広報戦略推進のため
団体名からプロジェクト名に変わったというNIPPON 憲法 PROJECT。東京の主要メンバーは「東京ダイアローグEXE」として、学生メンバーは「憲法BlueWave」として名前を変えてプロジェクトに関わる
なのに大阪はそのまんま……そういうとこやぞ
第 3 回 OSAKA 憲法トークライブは、出演メンバーをガッツリ右派でかためて2019年4月28日に開催される。憲法BlueWaveのイベントにも参加していたナザレンコ・アンドリーさんが個人的に気になる
○アートスタジオ楓
使用目的:奉納・寄贈活動並びに真珠湾展・大和ミュージアム展・台湾展開催
主に戦艦の鉛筆画を描いている菅野泰紀さんのスタジオ。絵は靖国神社に奉納したりしている。以前、クラウドファンディングで画集を出した
○志教育研究会
使用目的:平成 31 年度 志養成 連続セミナー
○中島サロン(歴史勉強会)
使用目的:講師を招いての日本の歴史や現状を正しく認識させる啓蒙活動
「関西防衛を支える会」という団体が主催する勉強会
"歴史勉強会(中島サロン)のご案内
会員以外の方!女性!大歓迎!!"と書いてあって逆に怖えよ
○小池流泅道会
使用目的:小池流泅道会の活動事業
日本古来の泳法を伝えている
○次世代保育研究会
使用目的:平成 31 年度保育園・こども園の先生向けキャリアパス対応ステップアップ連続研修会
平成30年度は親学推進協会理事の杉本哲也さんを講師に研修会をしていた模様
杉本哲也さんが松下政経塾に記したプロフィール(https://www.mskj.or.jp/profile/sugimoto.html)によれば、彼は山田宏議員の元政策秘書にして、森信三を崇拝する「実践人の家」の理事だという
また「道頓堀を楽しく掃除する会」(https://do-raku.org)の発起人でもある。「道楽」は前述した「生き方塾敬天丹田」の塾長も関係している
○大宅由人
使用目的:①クリエイター等とのセッション②スタジオでの人物等の撮影③媒体への掲載④①~③実施の為の団体、人材発掘
南木隆治さんのホームページによると元衆議院議員秘書らしい
○石黒良彦
使用目的:日本唱歌を歌う日の丸行進及び、扇町公園炊き出しの会
同名に奈良弁護士会会長がいるが、もちろん別人
ハンドルネームとして「石黒大圓」を名乗っている
プロフィール詳細
炊き出しするなんて感心な右翼だと思ったら、石黒大圓さんがmixiでやっている「いのちの風」通信の自己紹介(https://mixi.jp/view_community.pl?id=200800)を見ていろいろと察するものがあり
なかでも「キリストの幕屋」をおすすめコミュニティにしてるのは……
なお、「日本唱歌を歌う日の丸行進」には南木隆治さんもたびたび参加
○有限責任事業組合 和の逸品普及委員会
使用目的:日本文化「和の食」にかかわる取材とその魅力を発信する WEB サイトの構築
「和の逸品掘り出し隊」というネットショップをやっている。「日本スゴい」の一形態である「和食スゴイ」をやっているのが気になるが、目くじらを立てるほどではない
○一般財団法人 日本礼儀作法協会
使用目的:海外における「日本の教育プログラム」実施
かつて「日本型礼儀作法の輸出」なる謎の使用目的で助成金を得ていた「伝統和文化マナーマイスター協会」とほぼほぼ同一団体。住所も「東京都中央区日本橋人形町1-1-22 グランピアビル 4F」と同じ
会長は明石要一さん。彼は後述する「マナーキッズプロジェクト」の副理事長でもある
また、親学の高橋史朗さんが日本礼儀作法協会にメッセージを寄せている
○一般社団法人 Shien
使用目的:情報化推進事業
自治体と結びつき回覧板の電子化をすすめている。その他、結婚相談事業など
○公益財団法人マナーキッズプロジェクト
使用目的:マナーキッズ、プロジェクト関連印刷物の発行及びマナーキッズ講師養成講習会の開催
「親守詩普及委員会」を運営する団体のひとつ
テニスを通じてマナーを学ぼうぜ!という団体。ただしそこで教えられるマナーは西洋式のそれではなく、小笠原流礼法など日本由来のもの
最近では大手企業とも絡みだし、怪しさを薄めようとしているが、親守詩の運営をしている時点で無駄な努力なんだよなぁ
主にウヨ系首長のいる地方自治体に勢力を伸ばしている
○一般財団法人 防災教育推進協会
使用目的:防災意識の正しい理解と防災力の向上プロジェクト
自衛隊OBが会長(←2019年9月16日追記:何を勘違いしていたのか、普通に間違い。会長は日本地震学会の会長)
○認定特定非営利活動法人 まほろば教育事業団
使用目的:平成 31 年(新元号)夏季青少年合宿(まほろば小学生合宿 8 会場、夏季中高生セミナー2 会場)の開催
日本青年協議会(日本会議)の大学生向けサークルである全日本学生文化会議(https://web.archive.org/web/20161019150244/http://bunkakaigi.sakura.ne.jp/index.html)の小中学生バージョン
合宿では「日本を美しくする会」の指導をうけ、素手でトイレ掃除をしたりする
理事に内田智弁護士など
○全日本青少年育成アドバイザー連合会
使用目的:青少年育成アドバイザー活動事例集作成
かつて青少年育成国民会議(https://web.archive.org/web/20071016173617/http://www.nayd.or.jp/)という、民間の青少年教化団体があった
民間団体といっても、資金の出所や取引先などは官公庁。つまり民間団体に見せかけた臣民教育機関。青年海外協力隊など多くの団体をつくった故・末次一郎さんが創始者だ
「大人が変われば、子どもも変わる運動」「家庭の日」などの怪しいキーワードを見れば、その怪しさの一端がわかる
青少年育成国民会議がやっていた「青少年指導者のための通信教育」で、一定の課程を経て認定されたのが青少年育成アドバイザー
青少年育成国民会議が解散して以降は、全日本青少年育成アドバイザー連合会が事実上の後継団体として活動している
青少年健全育成基本法の制定を促している
会長は山本邦彦さん(映画監督とは別人)。彼は末次一郎さんの弟子である
また、彼は末次一郎さんの弟子が中心となって活動する「連帯する日本」のメンバーでもある
○防災危機管理フォーラム
使用目的:防災危機管理フォーラム開催プロジェクト
濱口和久さんが代表。竹島に本籍を移したことで有名な人
プロフィールはhttp://www.hamaguchi.ne.jp/profile.htmlが詳しい
日本政策研究センター研究員・日本青年会議所だったという過去が光る
また、一般社団法人近現代史データバンクの代表理事でもある
○一般社団法人オープンアーク
使用目的:日本の伝統文化・伝統工芸・伝統技術、国産材の振興、それに伴うアーティストによるデザイン創作 活動の支援等
○「空の神兵」顕彰会
使用目的:戦没者慰霊碑または記念碑建立準備・調査費用 (国内及び国外)
名誉会長:加瀬英明
会長:奥本康大(元 出光興産)
奥本康大さんが全国で講演している。彼は「史実を世界に発信する会」委員、「二宮報徳会」理事、「千葉正論の会」共同代表、「新しい歴史教科書をつくる会」千葉支部幹事でもある
○一般社団法人 近現代史データバンク
使用目的:RekiShiru(れきしる)プロジェクト
防災危機管理フォーラムの濱口和久さんをはじめ、歴史の素人集団がつくる近現代史のデータベース
顧問には一応歴史学者の伊藤隆さんがいる
データベースのアップロードがないので、てっきりポシャッてるものだと思っていたが、こうした助成金はしっかり受けとる。汚い、さすが右翼汚い
○英語パフォーマンス甲子園実行委員会
使用目的:第 2 回英語パフォーマンス甲子園
○「日本文明」研究フォーラム
使用目的: 「『日本文明』理解促進」のための学術貢献プロジェクト
○田並劇場保存会
使用目的:田並劇場再生プロジェクト
○一般社団法人 松南志塾
使用目的:こども論語塾、こども商店プロジェクト
林英臣さん(林英臣政経塾・文明法則史学)の弟子である南出賢一さんがはじめた人材育成塾
林英臣さんは杉田水脈議員や神谷宗幣さんの師匠でもある。この関係もあってか、神谷宗幣さんの「龍馬プロジェクト」では、南出賢一さんは国民啓発委員長をつとめている
なお、南出賢一さんは泉大津市市長である
○日本文化を学ぼう会
使用目的:著名人による講演会
まだ3回しか講演会をやっていない(すくなくともフェイスブックでの告知では)
2018年8月:久野潤
2018年12月:石平
2019年1月:葛城奈海
○Fundacja ChibiWaru(ファンダチア チビワル)
使用目的:日本式教育センター設立準備および日本式教育 プロモーション活動
ポーランドのワルシャワにあるNPO法人。日ポ友好のため活動
○越野美枝子
使用目的:野良猫保護活動
「動物シェルター詐欺」の被害にあった人
○偏向報道から国民を守る会
使用目的:偏向報道撲滅に向けて、大会、デモの企画と運営。共産勢力に対抗する為の文書、チラシ作成、SNS での啓蒙運動
2017年7月にできたばかり
"我々の目標は、「サンデーモーニング」と「報道ステーション」からスポンサーが消え去ることです。その実現に向けて、精一杯頑張ります"
○NGO正定事件の担造を正す会
使用目的:正定事件の捏造を正す為の内外における諸活動
○伊丹まちかど歴史研究会
使用目的:伊丹まちかど歴史講座
「学ぼう会北摂」で講演会
このときの講師である井上雅夫同志社大学名誉教授は、谷口雅春原理主義団体である新教育者連盟の理事長だった人
「伊丹まちかど歴史講座」世話人の下野千恵子さんの名前で検索しても、「新教育者連盟」が出てくる
○日本の歴史文化研究会
使用目的:日本の歴史文化研究会
第50回記念講演に森友学園の籠池がパネリストとして行こうとして行けず話題になったところ。代わりに娘さんが行こうとしたが、結局辞退した
この記念講演は日本教育再生機構兵庫との共催である
その後もたびたび日本教育再生機構兵庫とイベントを共催している
おわりに
助成金制度がはじまったばかりのころに比べて、助成先がガッツリ増えているので、調べてて楽しかったっす。……ただ、疲れたぁ
本当は団体ごとに「つくる会系」とか「南木系」とか分類するつもりでしたが、正直シンドイんでやめときます