遊び
野坂昭如原作の『心中弁天島』を巨匠・増村保造監督が映画化。
大映倒産の直前に撮り上げた青春映画の秀作。
深夜にふと見て衝撃を受けました。
だって、シンコ刑事があんな大胆に脱いでいるんですからっ!!
少女役の関根惠子(現:高橋惠子)は撮影当時15歳~16歳。
少年役の大門昌明も不器用なチンピラヤクザ役を熱演。
主演の二人の熱量が振り切りまくっている感じ。
最後、お布団に残された赤い血のシミ(笑)。
思春期の自分は食い入るように見てしまった記憶(笑)。
若い頃の松坂慶子(18歳!)、蟹江敬三の姿も新鮮。
あと、平泉征、内田朝雄も。
というのも、この映画二本立てでもう一本が「夜の診察室」。
そう、『ウルトラセブン』第31話「悪魔の住む花」で、ミクロ怪獣ダリーに寄生される少女・カオリ(香織)役で出演していた(当時15歳)、松坂慶子の出世作なんですよね。
底辺で働く貧しい人たちの生活を生々しく描いているし、昭和中期のあのヤクザの世界観も再現。
昭和ってなんにしても、濃いですね。あの雰囲気、良くも悪くも。
ラストシーンのを見て思い浮かべたのが濱口竜介監督作品『寝ても覚めても』(2018)。そう東出と唐田のあのいわくつきな作品。作品自体は映像的に面白いのですが。その中でも特に象徴的なシーンなんですが、そ草むらで猫を探すシーンがありました。
それが、この『遊び』のラストシーンに、なんかよーわかれへんけどオーバーラップします。
夜の診察室
こちらは若かりし頃の松坂慶子主演。
峰岸隆之介時代の峰岸徹も出ている
タイトルからして、昭和のエロ雑誌的で(笑)。
なんか、品がないような、あるような、やっぱないか。
こういうお色気コメディというカテゴリーが、昔はわんさかありましたな。
おまけは、ひし美ゆり子の映画です。