ただの微熱だと思ったら…その後、状態が悪化 1年後判明した病名とは。 その後、タレントとして活動をするわけに迫る
『線維筋痛症』と診断
そしてようやく1年後に線維筋痛症と診断されました。線維筋痛症とわかるまで、30以上の病院を巡っていました。 病気がわかった瞬間、江夏さんは診察室で号泣したといいます。 「本当に激痛が走っている、とやっと伝えられた気がして、言葉にならないほど嬉しかったです。誰にも理解してもらえなかった1年間でしたが、病気だったと証明され『やっと信じてもらえる』という安堵感と、救われた気持ちでいっぱいでした。今でもそのときの光景を鮮明に覚えています」と語ってくれました。 2020年の4月、突然痛みが出るまでは、体力には自信があった江夏さん。しかし、発症後は生活が一変します。一時はまったく歩けず、車いすでの生活を余儀なくされました。そして現在も杖を手放せません。またスポーツはもちろん、階段の上り下りや長距離の移動も困難になりました。 ほとんどの時間を横になって過ごし、起き上がっていられる時間はとても短いといいます。調子の悪い日は、洗顔や歯磨き、食事をすることすら困難で、寝ているだけで1日が終わることも。 「症状には波があり予測ができないため、予定を立てることも難しくなりました」と話していました。
痛みは24時間365日、常にある中でタレント活動を
線維筋痛症の痛みは24時間365日続いており、江夏さんは毎日痛みと闘っています。痛みがゼロになる瞬間はなく、その状態がベースにある上で、症状が和らいだり悪化したりという波があるといいます。1秒ごとに痛みの質や強さ、その他の症状が変化するのです。 そうした状態でもタレントとして活動をしています。その理由は、タレント活動が「生きがい」だからです。 「その時間はとても楽しく、アドレナリンが出るおかげで普段よりも体が動きます。活動中は痛みを少しだけ忘れることができるのです」と。 しかし、撮影中に突然立っていられなくなったり、言葉が出てこなくなったりなど、どうしてもつらいときもあります。そんなときには、事務所の社長さんやスタッフの方々が休憩を促してくださったり、横になれるように調整してくれたりします。 「周囲の理解とサポートがあるからこそ、活動を続けることができています」と話していました。