【独自】広島女学院大、共学化し大学名変更へ 2027年度にも 京都の学校法人へ経営移行で方針
広島女学院大(広島市東区)が、2026年4月に予定する学校法人YIC学院(京都市)への経営移行に伴い、早ければ27年度にも共学化することが23日、分かった。共学化のタイミングで、大学名も変更する。 【表】共学へのスケジュール 同大を運営する学校法人広島女学院の海田智浩理事長は、共学化は経営を引き継ぐYIC側の意向だと説明。24、25年度の入学者が定員の半分に満たない中、「今の学生数では存続できない。共学化は必須だ」とする。新しい大学名もYIC側が決める。文部科学省がことし8月末に設置者変更を認可した場合、新校名を含む将来構想を9月に発表するという。 計画では、26年度の新入生までは広島女学院大の学生として入学、卒業する。27年度以降の入学者は新しい大学の学生となり、キリスト教主義の教育を受けない。27~29年度は、二つの大学名が併存する形になる。
中国新聞社