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管理栄養士の魅力を幅広く発信 中部大が定員割れ解消へ奮闘

2025年5月17日 05時05分 (5月17日 11時33分更新)
 県内に13ある管理栄養士養成施設の一つ、春日井市の中部大。応用生物学部食品栄養科学科に専門の「管理栄養科学専攻」を設けて16年目となるが、この5年ほどは定員割れに直面している。インスタグラムで企業とメニューの共同開発といった課外活動の写真もふんだんに掲載し、受験を検討する高校生らにアピール。小中学生や保護者にも対象を広げ、今夏には名古屋市内で開かれる科学体験のイベントにブースを出展する予定だ。仕事の役割や魅力を幅広く伝え、人気アップを目指す。 (牧真一郎)

来春に管理栄養士の国家資格取得を目指す高橋さん(左)と指導する香西さん=春日井市松本町の中部大で

 管理栄養士と栄養士は栄養士法で定めた国家資格。管理栄養士は、病気や高齢で食事がとりづらい人も含めて一人一人の状況に合わせて栄養指導や栄養管理をする重要な役割を担っている。病院や社会福祉施設、行政機関、食に関わる企業などで勤務する。前回シリーズのNHK朝ドラ「おむすび」でも取り上げられ、注目を集めた。...

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