【CP・閲覧注意】宿儺「最近、同居人の様子がおかしい」

裏梅「同居人、と言いますと…あの方ですか」

宿儺「ああ、あのアホ面で愚かで能天気で腑抜けのアレだ。オマエも何度か顔を合わせたことがあるだろう」

裏梅「様子がおかしいとは？」

宿儺「端的に言ってしまえば態度が気色悪い。まあアレの気色が悪いのは最近に限ったことではないが」

裏梅「以前も仰っていましたね。アレ…『あの方』がときおり何かを懐かしむような、感慨深そうな目で宿儺様を見ていることがあると」

宿儺「あの視線も十分に不愉快だが今日の本題は別にある。これは昨日のことだ…」

ﾎﾜﾝﾎﾜﾝﾎﾜﾝｽｸｽｸ～



アレ「え、オマエ杉沢第三高校に進学するつもりなの？」

見覚えのある回想の入り方だな…

新鮮なこぞすくスレか！？期待！

アレ？

>>3

匂わせやめて

宿儺『何か文句があるのか』

アレ『いや別に文句は無いけどさ。何であそこなのかなって思って』

宿儺『近いから』

アレ『そんなバイト先みたいな感覚で選んだの？』

宿儺『何を基準に選ぶかは俺の勝手だ』

アレ『オマエ学年トップなんだしもっといい高校あると思うけどなあ。例えば…ほら、○○高校とかいいんじゃね？超進学校。県外だけど寮があるからそこから通えば近いし』

宿儺『…』

アレ『あ。あと金の心配はしなくていいからな。これでもオマエの将来のためにちゃんと働いて稼いだぶん貯金してるから。…たまに飛んでいくこともあるけど』

宿儺『おい、俺は』

アレ『…とにかく！！オマエなら杉沢第三高校以外にも選択肢はいっぱいある。もっとちゃんと進路について考えてみてもいいんじゃねえかな』

アレ『…な？』


宿儺「…チッ。思い返すだけでも腹立たしい…」

もしかしてこれアレが年上って言うか保護者枠なのか？年の差か？

虎杖の子供として転生した宿儺？？

口調は虎杖っぽいな
記憶あり年上虎杖と記憶なし年下宿儺のCPか？

新スレ楽しみ！
記憶あり保護者枠？での会話っぽいの新鮮でいいね

>>8

確かにスレ画的に虎杖宿儺の姿だとすると虎杖の子なのかもしれない

宿儺「俺の身の振り方は俺自身で決める。アレの保護者面にはいい加減うんざりだ。そうだ、この間も『最近寒くなってきたから』と…」

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ…

裏梅「…最終下校時刻のチャイムが鳴ってしまいましたね」

宿儺「…仕方ない。帰るぞ。アレと顔を合わせなければならんのは不快極まりないが、少しでも遅く帰ると心配だなんだと喧しいからな」

裏梅「お荷物をお持ちいたします」

宿儺「いらん。何度も言っているがオマエがそんなことをする必要はない。自分の荷物くらい自分で持つ」

裏梅「ですが、私は宿儺様の…」

宿儺「その『宿儺様』という妙な呼び方もやめろ。俺はオマエを従者のように扱いたい訳ではない」

裏梅「…申し訳、ございません」

宿儺「…気に入っているから傍に置いている。それだけだ」ｽﾀｽﾀ

裏梅「…はい」

裏梅(やはり思い出される気配はない、か)

裏梅ちゃんも記憶あるのか…

記憶ないのに裏梅と仲良い宿儺で和む

裏梅は記憶あるんだね

何となくお兄ちゃんとか五条夏油とかも登場しそうな予感がするなぁ

過保護虎杖

もしかして続きもん？

宿儺「…」ｶﾞﾗｯ

虎杖「お。おかえり」

宿儺「なんだ、いたのか」

虎杖「そりゃいるだろ家主だし。あと今日は非番だし。…………あ」

宿儺「…？なんだ、じろじろと不躾、に……」

ｽｯ

虎杖「うお、手つめた。それに真っ赤っかじゃん。だから手袋持っていけって言ったのに」ｻｽｻｽ

宿儺「………………………………気安く触るな」ﾊﾞｼｯ

虎杖「はいはい。まあとにかく、そんな冷えっ冷えのキミにいいニュースがあります。なんと……」

宿儺「…」

虎杖「今日は鍋です！！」

宿儺「そんなもの見れば分かる」

虎杖「相変わらずリアクションが薄い」


続き物じゃないよ
あと虎杖・宿儺のSSスレを立てるのは初めてです

兄か父か…どっちだ！？

スレ民早とちりマナー悪いから控えてもろて…

>>20

家主なら父か…？

働いてるっぽいし虎杖より上の保護者はいなそうだな

非番って言い方的にもしかして消防士か？

同居人って言ってるからおそらく二人で住んでる

>>14

記憶ないのに気に入ってそばに置いてるってすごいことだよな

自分も消防士かと思った
呪術師は非番とは言わない…よな？虎杖も宿儺も転生してる感じか

虎杖「食器用意してくれてありがとな。それじゃあ両手を合わせて、いただきま…」

宿儺「肉が少ない」ｽｯｽｯ

虎杖「肉が少ないんじゃなくて野菜を多めにしてんの。もっと野菜を食え野菜を」

宿儺「ガキじゃあるまいし。言われずともそのつもりだ」

虎杖「ガキか否かはともかくそれでよし。食い尽くされないうちに俺も食べよ」

宿儺「…」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

虎杖「うん。やっぱ白菜は入れれば入れるほどうまいな」

宿儺「…」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

虎杖「生姜多めに入れてるとあったまってる感じするわ」

宿儺「…」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

虎杖「…」

宿儺「…」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

虎杖「……あのさ。この前はごめんな」

宿儺すっげえ食ってる確かにこれは食い尽くされそうだ…
虎杖の料理の味好きなんだろうな

今のところ宿儺だけ記憶ないのか…

宿儺「何の話だ」

虎杖「昨日、進路の話しただろ。俺けっこう強引だったから嫌な思いさせたよな。オマエの話も充分に聞かないでさ」

宿儺「そうだな。俺を一刻も早く追い出したくて仕方がないという様子だった」

虎杖「そんなわけないだろ。オマエがどう思ってるかは知らないけど俺にとってオマエは大切な家族だ。…でもそんな風に思わせちまったのは俺の責任だよな。本当にごめん」

宿儺「…」

虎杖「…あそこはいい学校だと思うよ。かく言う俺もOBだし。……ただオマエは頭がいいし素行も…………まあそれなりだし。他の高校を視野に入れてみてもいいんじゃねえかなって思ったんだ」

1.宿儺「…もういい。言い分は理解した」

2.宿儺「何を隠している？」

dice1d2=2 (2)

追い出そうとしてるって思ったからムカついてたとしたら大分可愛げが増してる

素行で言葉詰まって笑ったけど不良までは行ってなさそうだからセーフ！
虎杖何を隠してるんだ

一緒にいるとよくない目で見そうになるから自分から離れて欲しいとか？
と思ったけど大切な家族として見てるらしいし虎杖が自分から手さすったりのボディタッチとかしてるしそれはないか…

>>34

わからんよ

単純に来世でも同じ高校行ってただけかも

本編後とすると虎杖若くても30くらいか？
兄とかならギリ…と思ったけど扶養家族の宿儺はそういう目で見れなそうかな…？

宿儺の不機嫌の理由これなら子どもらしくてかわいい

虎杖「…俺は、何も隠してなんか…」

宿儺「昔からオマエは嘘が下手だな。無い頭を振り絞り必死に誤魔化す滑稽な様は多少の面白味が無くもないが」

虎杖「え、俺のことそんな風に思ってたの？」

宿儺「これ以上は時間を無駄にするだけだ。単刀直入に聞く。何かあるのだろう、俺をあの高校に行かせたくない理由が」

虎杖「……そ、れは…」

宿儺「言えないか？」

虎杖「…」

宿儺「…はあ。俺の存在が煩わしいならそうだと正直に言えばいいものを」

虎杖「……え？」

宿儺「手間がかかる上に素直じゃない餓鬼で世話のしがいも無かっただろう。お望み通り出ていってやる。その後は女を作るなり新たな子をこさえるなり好きに…」

虎杖「……違う！」ｷﾞｭｯ

手を握ったのかハグかドクターKかどれだろ

これは複雑な家庭環境の香り……！

新たな子をこさえるなり…ってことは宿儺も実子か？とも限らないか？

ドクターK…？

>>42

宿儺は呪いの王と呼ばれていた…だが今は違う！(ｷﾞｭｯ)

宿儺「っおい、離れ」

虎杖「確かにオマエは素直じゃないよ。俺が寝坊しても起こしてくれないしただいまもおかえりも言わないし俺が入った後の風呂絶対入りたがらないし俺の服と一緒に洗濯するのすっごい嫌がるしクイズ番組見てたらすぐ知識マウントとってくるし！」

虎杖「でもそういうとこも『なんかいいな』って思うようになったんだよ！家族になってから！」

宿儺「っ」

虎杖「だから…自分の存在が煩わしいとか、そんな悲しいこと言うなよ」

宿儺「……った」

虎杖「…あのさ。オマエを傷つけたくないからちゃんと話せることは話すよ。全部は難しいと思うけど」

宿儺「……った、から」

虎杖「あの高校には、オマエに近寄って欲しくない場所が…」

宿儺「分かったから離れろ！」ﾊﾞﾘｯ

なんかお父さんを毛嫌いする思春期の娘みたいな感じなんだけどこれCPになるのか…！？ならなくてもいいけどさ！

薄々思ってたけど宿儺の方が様子おかしくない？

百葉箱か

一緒にクイズ番組見てすぐ知識マウントとってくるの仲良しだね

思春期すっくん微笑ましいな

あの高校ってもしや高専か？

思った以上にすっくん側の様子がおかしくてドキドキしてきた…

裏梅に愚痴ったりアレ呼びしてたから険悪なのかと思ってたら話進むほどにツンデレデレっぽくて笑っちゃうよね

序章なのになんかもう既に切ない

虎杖「悪い！力加減してなかったから苦しかったよな。顔も赤くなっちゃってるし…」

宿儺「これ以上触るないいから早く続きを聞かせろ」

虎杖「そう？分かった。えっと…学校の外れに百葉箱があるんだけど……あ、百葉箱って分かる？もう授業で習った？」

宿儺「とっくの昔に習っている」

虎杖「おお、現役中学生って感じじゃん。えらいえらい」

宿儺「舐めるな。触るな。死 ね」

虎杖「反抗期三段活用」

宿儺「で？その百葉箱とやらが何だ。まさか『呪われていて危ないから近寄るな』とでも言うつもりではないだろうな」

虎杖「いや、それは絶対に大丈夫。俺が保証する」

宿儺「……『呪い』などという非科学的なものがこの世に存在するとは思っていないが、絶対に無いと断言されるのも妙な感覚だな」

虎杖「…」

宿儺「何だ、急に黙って」

虎杖「いや、なんでもない。まあとにかくあの場所にはもう悪いものは何もないんだけど、今のオマエにはあんまり近寄って欲しくないってだけ」

宿儺「何故だ」

虎杖「……ごめん。俺がオマエに話せるのはここまで」

虎杖の通ってた中学か！

ツンデレか？ツンデレだろもうこんなん

前の記憶思い出させて普通に生きてるの邪魔したくない感じかな？

薄々思ってたけどこの宿儺さん離れたくないから自宅から行ける最寄りの学校に行こうとしてるよね？

>>58

あー俺を遠くにやる云々ってつまりそゆこと…

冒頭の裏梅相手のあれそれが惚気にしか見えなくなった

虎杖は普通に生きてる今の宿儺に前世やった事の記憶とか背負ってほしくないんだろうな
できるなら思い出してほしくないという気遣いを感じる

虎杖「…あと言えることがあるとすれば。オマエに百葉箱に近寄って欲しくないっていうのは、俺のエゴでしかないってことかな」

虎杖「俺にはどれが正しくてどれが正しくないのかなんて分からないし、もしかしたら一番最初から間違えてたのかもしれない。……でも、俺は…」

宿儺「…？何を言って…」

ﾎﾞｺﾎﾞｺ…

虎杖「……ん？あーー！！鍋が沸騰し過ぎてエグいことになってる！！火止めて灰汁取らなきゃ灰汁！！」

>>53

わかる 可愛いやり取りなのに切なさを感じる

その日の夜、夢を見た
憎悪、復讐、恐怖、羨望、憤怒
身の内で蠢く何かに駆り立てられるようにあらゆるものを屠り、喰らい、嘲笑する
そんな何者かの生涯を辿るような夢だった

何もかもが現実離れしているのに酷く鮮明で
まるで本当に起こった出来事のようで
気づいてはいけないような

思い出してはいけないような


ｶﾞﾗｯ

宿儺「明かりが付いたままだったから眠りこけているのかと思えば。まだ起きていたのか」

虎杖「まあちょっとな。そっちこそどうしたんだよ」

宿儺「…喉が渇いて目が覚めただけだ」

虎杖「…」

虎杖「嘘」

宿儺「は？」

虎杖「そこ座って待ってて。すぐ戻るから」

それには気づけて何でツンデレには気づかないんだよ

あー…思い出してきちゃったか…

>>67

完全に親目線で見てるから気づけて完全に親目線で見てるから気づかないってことなのかもしれんな

すっくんの方は「同居人」とか「アレ」呼びで家族とは見れてない感じある

ｺﾄ

宿儺「何だこれは」

虎杖「ホットミルクだけど」

宿儺「そんなものは見れば分かる。何のつもりだ、俺は…」

虎杖「眠れないときにはいいかなと思って」

宿儺「…」

虎杖「子供の頃、怖い夢見て眠れなくなったときは隣で寝てる爺ちゃんの布団によく潜り込んでたな」

虎杖「で、しばらくしても俺が寝なかったらめんどくせえなーって感じで起き上がって、俺のためにホットミルク作ってくれてさ。飲み終わったらちゃんと歯磨いて寝ろよって言いながら、俺がちびちび飲んでるところを見てくれてたっけ」

宿儺「……甘い」

虎杖「砂糖入れてるからな」

宿儺「…」

虎杖「はは。その信じらんねぇって顔、爺ちゃんにそっくりだ」


虎杖「…なあ、宿儺」

今夜はここまでにします
他のキャラも出したい

おつです
この薄氷の上にいるような雰囲気岩手領域を思い出すな

>>72

あとスレ画は虎杖宿儺だけどこのスレの中学生宿儺は本来？の姿のつもりです

>>76

将来２M越えが約束されてる中学生の宿儺かいいね

呪印はある？腕は何本？

いやったーー！！平安宿儺の中学生時代！！

腕は二本だろ…？と勝手に思ってたので質問に草
虎杖の生き写し姿ではなくてかつ「家族になってから」と虎杖が言ってることから実子の線は薄れたかな？

普通に学校行けてるから見た目は普通だと思われる

実子じゃないとしたら記憶なし状態でめちゃくちゃ早く転生して孤児院とかにいた宿儺を虎杖が見つけて、引き取ったとかかな

今の宿儺なら違う生き方が出来るかもしれないから、みたいな？
まあ、ただいま絶賛不穏な空気漂ってるんですけどね

眠れないのでちょっとだけ続き

虎杖「俺さ、オマエには幸せになってほしいんだ」

宿儺「急に気色の悪いことを言うな」

虎杖「ひでぇな。まあらしくないこと言ってる自覚はあるからちょっとだけ我慢して聞いてくれよ」

虎杖「生きていく以上避けられない、成長するために必要な痛みもあるんだろうけど。俺としては可愛い子供にはなるべく傷ついてほしくないしそうならないように守りたいって思うわけだよ」

宿儺「…おい。可愛い子供、とはまさか」

虎杖「もちろんオマエのことだけど」

宿儺「……」

虎杖「すげえ嫌そうな顔するじゃん。変な言い方して悪かったって」

宿儺「……もういい。それで、結局オマエは何が言いたいんだ」

虎杖「俺と約束してほしい。杉沢第三高校の百葉箱にだけは絶対近づかないって」

宿儺「約束、か」

1.宿儺「分かった」

2.宿儺「…違うな」

3.『恐れているのか？』

dice1d3=1 (1)

虎杖「いいの？」

宿儺「ああ。その代わり進学先を変えるつもりはない」

虎杖「オマエどんだけ近所の高校がいいんだよ……っと、話してたらもうこんな時間か。どう、眠れそう？」

宿儺「さあな」

虎杖「寝る前に歯は磨いとけよ。虫歯になっちゃうから」

宿儺「餓鬼扱いするな」

虎杖「せっかくだし久々に一緒に寝る？」

宿儺「しつこいぞ………………は？」

虎杖「どうする。宿儺」

宿儺「…………………」

1.虎杖「ははっ、冗談だって。おやすみ」

2.宿儺「……先に俺の部屋で待っていろ」

dice1d2=1 (1)