埼玉りそな昨年度決算 「当期純利益」3年連続増益
埼玉りそな銀行は13日、昨年度=2024年度の決算を発表しました。
当期純利益は355億円で3期連続の増益となりました。
埼玉りそな銀行によりますと本業のもうけを示す「実質業務純益」は、金利の上昇に伴い資金利益が増えたことが主な要因となり、前の年度より113億円増えて442億円でした。
これにより「当期純利益」も前年度と比べ78億円増えて355億円となり、3期連続の増益となりました。
このほか、財務の安定性を図る指標の一つとなる「自己資本比率」は前の年度から1.00ポイント下がったものの15.55パーセントで、健全な水準を維持しているということです。
埼玉りそな銀行の福岡聡社長は「金利の上昇を受けて中間決算で上方修正した通期目標に対しても127%という数字を達成して3年連続の増収増益となり満足のいく水準だった」と述べました。