さいたま市長選挙、現職の清水勇人氏が5選 政令市で最多
任期満了に伴うさいたま市長選挙は25日投開票され、無所属で現職の清水勇人氏(63)が5選を果たした。当選5回は現職の政令市長で単独トップ。災害対策、デジタルトランスフォーメーション(DX)によるスマート都市の推進などを公約に掲げ、無所属で元衆院議員の沢田良氏(45)ら4氏を破った。
投票率は35.76%で、前回を7.06ポイント上回った。
同市長選にはほかに共産党公認で元市議の加川義光氏(75)、無所属のミュージシャン、小袋成彬氏(34)、政治団体「日本保守党」の会社代表、西内聡雄氏(51)が出馬した。
選挙では、まちづくりや物価高対策などに加え、清水氏の多選の是非も争点となっていた。同氏は選挙戦の中で、英語をはじめとした教育政策、市民のスポーツ推進の取り組みなども実績としてアピールし、安定した支持を集めた。
※個人情報は入力できません。日経電子版に掲載されていない内容からは回答できません。