イスラエル軍がガザの女性医師宅を攻撃 子供9人死亡、夫と子供1人も負傷

ガザ地区南部で、イスラエル軍の空爆で死亡した子供たちをスマートフォンの写真で見せるパレスチナ人女性=5月24日(ロイター)
ガザ地区南部で、イスラエル軍の空爆で死亡した子供たちをスマートフォンの写真で見せるパレスチナ人女性=5月24日(ロイター)

パレスチナ自治区ガザ当局によると、南部ハンユニスの住宅に23日、イスラエル軍による攻撃があり、この家に住む子供10人のうち9人が死亡した。残る子供1人と父親は重傷。母親は小児科医で、病院で勤務中だったため無事だった。

米CNNテレビやAP通信によると、死傷した10人の子供は生後7カ月~12歳で、父親も医師。母親は自宅が攻撃されたとの知らせを受ける直前まで働いていた。死傷した家族は、母親の勤務先の病院に搬送された。

ガザ地区南部の自宅でイスラエル軍の空爆により負傷し、病院の集中治療室に搬送された男性。9人の子どもを失った=5月24日(ロイター)
ガザ地区南部の自宅でイスラエル軍の空爆により負傷し、病院の集中治療室に搬送された男性。9人の子どもを失った=5月24日(ロイター)

イスラエル軍は「付近は戦闘地域とみなされている。民間人の被害は調査中だ」と同国メディアに説明した。

ガザ保健当局のボルシュ局長はX(旧ツイッター)への投稿で「イスラエル軍は医療従事者だけでなく、その家族全員を標的にしている」と非難した。

イスラエル軍は2023年10月の戦闘開始以降、病院への攻撃も繰り返しており、医療体制は危機に陥っている。(共同)

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