さいたま市長選 現職の清水氏が5回目の当選確実

現職と、新人4人の争いとなったさいたま市長選挙は無所属で現職の清水勇人氏(63)の5回目の当選が確実になりました。

さいたま市長選挙の投票は、午後8時に締め切られました。

開票はまだ始まっていませんがNHKの事前の情勢取材や25日投票を済ませた有権者を対象に行った出口調査などでは、無所属の現職で公明党県本部が支持した清水勇人氏が元衆議院議員の沢田良氏(45)ら新人4人を大きく引き離してきわめて優勢です。

また、期日前投票をした人への調査でも清水氏が沢田氏らを上回っていて、清水氏の5回目の当選が確実になりました。

清水氏は63歳。埼玉県議会議員などを経て、2009年のさいたま市長選挙で初当選し、現在4期目です。

選挙戦で清水氏は、災害に強いまちづくりのほか、子どもの英語教育の充実や学童保育の拡充などの子育て施策、それに埼玉高速鉄道の延伸計画の推進などを訴えました。

そして、与野党の支持層や無党派層から幅広く支持を集めました。

今回のさいたま市長選挙では、24日までに有権者のおよそ11%にあたる12万4004人が期日前投票を行いました。

NHKが選挙期間中の5日間、さいたま市内の8か所の投票所で期日前投票を済ませた有権者6129人を対象に行った出口調査では、清水氏が、沢田氏ら、ほかの4人を上回りました。

また、日ごとの結果でも、調査した5日間すべてで清水氏が4人を上回りました。

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