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愛語能く廻天の力あることを学すべきなり

「愛語能く廻天の力あることを学すべきなり」
(あいごよくかいてんのちからあることをがくすべきなり)

この言葉は、道元禅師の「正法眼蔵・菩提薩捶四摂法」の巻の文章にあります。

「愛語」は、菩薩の四つの実践項目(四摂法)、「布施・愛語・利行・同事」のうちのひとつです。

愛語とは愛のある言葉、慈愛の念より生ずる言葉と解してよいでしょう。

解釈するにあたって、問題になるのは「天」の意味です。

「天」には、天体、宇宙の意と、天子つまり、絶対的権力者の意があります。

従来、後者の意で解釈されることが多かったようですが、コスモスジェネレーションの私は、前者の意を採りたいと思います。

なんたって、その方がロマンがありますよね!

きっと道元禅師もかなりのロマンチストだったはず!

では、前者の意を採って、私流の解釈をしてみます!

「愛語(愛のある言葉)は、天体の運行、ひいては宇宙の働きを逆転させる(ほどの)力があることを理解し、学ぶべきである」

天体の運行、宇宙の働きを逆転させる!?

なんて、おおげさな~!!

とみなさん思われるでしょう。

実は私もそう思いました。

ですが、ハッ!と気付いたのです。

地球を取り巻く物理的な外部だけが宇宙ではない…。

私(たち)も宇宙だった…。星だった…。

私たちもまた、137億年の宇宙の歴史が詰まった、宇宙の一部。
すなわち宇宙なのです。(この考え方は「つながりコスモロジー」からきています。コスモロジーについて関心のある方、まずはクリック※)
愛語がしばしば、私たちの人生を変えてしまうほどの力を持っているということ。これは誰もが認めるところでしょう。みなさんにも多少なりともそんな経験がおありだと思います。
何が言いたいかと言えば、それはつまり愛語が、(わたしたち)宇宙を、変える力を持っているということです。時に、愛語がそのひとの人生、つまり宇宙を、まるで変えてしまう事だってありえるということです。

愛語が私たちを変えるということは、愛語によって宇宙が変わるということです。

さらには人々が愛語による愛のエネルギーによって、すべて(人生観、価値観、世界観)がプラスに変化していったら、日本、世界、そして地球がプラスに変わっていくでしょう。

こう考えると、愛語って、どえらいスケールの大きな行(ぎょう)に思えてきます。そう思うのは私だけでしょうか

愛語の力は、計り知れません!

愛語って素晴らしい!!!


<追記>
裏を返せば、憎しみの言葉や恨みの言葉などは、愛語とはまるで正反対の作用を及ぼすということですね。
これは、本当に恐ろしいことです・・・。
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