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チャリチャリチャイナ

Ofo!Mobike!(挨拶)

Grok3に自転車について尋ねたところ
「近年、中国では自動車や電動バイク、シェアサイクル(例:Mobike、Ofo)の普及により、自転車の使用は減少傾向にあります」
と現役ではないサービスを紹介してくれた。謝謝!

現在はハロー(哈羅)サイクリング、Mobikeを継いだ美団、Didiの青橘をどこでも見かける。
Mobikeやofoではないのでどうぞ口を滑らせないように。

日経トレンディネットの中国トレンド通信の連載の頃から36Kr Japanでの執筆まで思い返すと、自転車から電動自転車に、そしてマウンテンサイクルが流行りとしてあった。シェアサイクルがきて、電動シェアサイクルもきて、そのあとクロスバイクのトレンドがきた。

と振り返ってみると自転車ひとつとっても5年くらい置きくらいにトレンドがある。

自転車、それはもういろんな世代が中国に抱くイメージ。
歳が若ければシェアサイクルかもしれないし歳を重ねていても映像で見たのか自転車のイメージが有る。

氷河期世代の僕にとっても、気づけば中国の光景というと自転車があった。
はじめての中国大陸は上海(1999)で、南京路の近くで自転車のラッシュをみたときにはああ中国だあと思った記憶。
ストリートファイターシリーズでも中国ステージで自転車が出てきたが、もっと前にテレビや映画で見たらしい。

あの例の頑丈で荷物や子供や家族を運んだ自転車は二八大杠という。
28インチだからだそうだが、昔の中国人は今より栄養をとれてなかったので背は今より低い。
それでいて高い自転車に乗るものだから片足のつま先さえついていればOKとかそんな感じで、乗った時につま先でも両足ついてないと駄目と僕が教わっていたのとは違った。
調べようとしたら二八大杠専門の同人誌もあるようだからそれを読んだほうがいい。
マニアの深堀りは偉大なり。

中越国境では行商人用のクセのある自転車をおばちゃんがみんな使ってた。そのうち調べてアウトプットするかも。

さて話を戻してシェアサイクル。

当初の夢と希望と中国スゲーに溢れたシェアサイクルは、「投資するんでがんがん拡張していってね」タームから「自分でなんとか頑張ってね投資しないよ」タームに。
電動自転車がメインとなり、リリース当初より利用価格はだいぶあがった。

最初は感動することもあるけれど、シェアサイクルだけでなく無人コンビニにしてもシェアモバイルバッテリーにしても数年で検証結果が出るもの。
近年ではコロナ時に出てきた非接触サービスとか団地ごとの食材まとめ買いサービスとかもそれで、当時の新サービスで立ち上がった企業が虫の息になった。さらに最近ではロボットとかEVとかも雨後の筍からの冷静に検証タームに移りはじめている。
もうニュースを追わないとあっという間。本当あっという間だ。

報じる身、この栄枯盛衰の繰り返しているのを見ると、それでも驚き屋ではないけれど一瞬の光を報じていかなければいけないのか悩むところで、
他の人に書いてもらって落ち着いてから書くのが立ち回りとしてもよさそうな気がする。

シェアサイクルのニュースで比較的知られているのはシェアサイクルの処分場だろうか。

 シェアサイクルの普及の仕方がダイナミックなら捨て方もダイナミックで。今思えばこれだけダイナミックだからこそ興味がない人すら心惹かれたものはあるし、中国に行かせようとする魅力があったんだと思うわけで、そう考えると現代の産業で人を呼ぶというのはなかなか大変だ。


そんなわけで自転車の動画検索の話題を。
自転車は「単車」、シェアサイクルは「共享単車」、電動シェアサイクルは電を間につけて「共享電単車」。
これとともに前回以前から書いている「意外」「事件」「路上」「改造」「DIY」「自制(自作)」「監控(監視カメラ)」あたりを組み合わせると中国の自転車にまつわる知らない世界が見えてくる。
シェアサイクルのおはかを調べるときは「墳場」とか「墓場」と組み合わせて。
ほかにも修理とか匠とかいろんな単語を思いつくまま組み合わせて動画検索してみよう。

だいじワード:単車、共享、電単車、意外、事件、路上、改造、DIY、自制、監控、墳場、墓場

抖音:自制 単車で検索
快手:共享単車 墓場で検索

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共享単車 墓場で検索

振り返ってやりすぎシェアサイクルは無駄だったのかというと、無駄ではないがそのとき世の中が求めていたサービスで当時は無駄ではなかったと思っている。

サービス的に使える使えないというのもあるし、マネーゲームの側面もあるけれど、(次世代の)起業家や技術者が「自分も頑張ろう、作りたいものを研究開発しよう」という気にはなった。
それどころか海を超えて日本でもリリースしようとモチベーションが高まり日本でも似たようなサービスがリリースされた。
ビジュアルショック!チャリンコショック!な中国が後押ししたというのは間違いなくあったわけで。

ではまた🚲️

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ライターやってます。雲南省に通しで20年ちょっと縁があります。中国のIT事情やトレンド事情が得意です。日本では日本の中の外国を体験して日々学んでます。
チャリチャリチャイナ|山谷剛史
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