上坂すみれ、アイドル声優は濃いもの好き 「ロシア舞台のアニメ実現したらいいのに」

 「(行くのは)名画座とか本屋さんとか、あと電車に乗ってちょっと遠めの江ノ島とか、鎌倉とか。浅草とか、中野ブロードウェイも行きますし、整体マッサージとか行ったり、家にいることも多いです」

 一言一言に含みのある「上坂節」は極めて冷静だが、今後やりたいことについては熱くなった。

 「ロシア人っぽいキャラが出てくるアニメはあっても、ロシアを舞台にした話はあまりないので、実現したらいいのにと思います。今もロシアに1カ月ぐらいは行きたいなと思いますけど、それだと仕事がてんで出来ないので、なかなか行けません」とロシアへの思いは冷めていない。

 偽りのない性格がファンをひきつける。「私は浪費癖があるので、もうちょっとお金が稼げる仕事がいいので、当分はこの声優業で財産を築きたいところです」

 どこまでもホンネの人だ。 (ペン・海野慎介 カメラ・春名中) 

 ■上坂すみれ(うえさか・すみれ) 声優、歌手。1991年12月19日生まれ、25歳。2012年に声優デビュー。翌年にTVアニメの主題歌で歌手デビューも果たす。14年に上智大学外国語学部を卒業。ロシア文化や昭和歌謡、軍事、三国志、ロリータ、プロレスなど多彩な関心、知識を持つ異色のアーティストとして話題を呼ぶ。出演作に「ガールズ&パンツァー」のノンナ役や「アイドルマスター シンデレラガールズ劇場」のアナスタシア役がある。文化放送「上坂すみれの♡をつければかわいかろう」(毎週土曜深夜0時)が放送中。16年12月に両国国技館での単独ライブを開催。18日には、自身初のEP「彼女の幻想」をリリースする。

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