ドイツ RankV ジェット戦闘機 Me 262 A-1/U4 パルツァーシュテーラー
解説
概要
Me262 A-1/U4は、大戦中に2機のみ試作された、機首上部にMK214A 50mm 機関砲を一門搭載したタイプ。
対空用のHEベルトは頑丈な爆撃機も一撃で粉砕でき、貴重な対爆撃機戦力となる。弾道もかなり素直であり、改修すれば狙ったところに飛んでいってくれる。
陸戦RB・SBにおいても非常に有用であり、対空車両の捕捉困難な速度で飛来し50mm砲弾を容赦なく撃ち込んで来る本機には恐怖すら感じる。
特徴
何と言っても、ゲーム中でも破格の威力を誇る5cm機関砲だろう。重戦車も容易く撃破し、B-17の様な頑丈な爆撃機の胴体をも一発でもぎ取る程である。発射レートも高く、連射しなければ弾道も素直でありかなり当てやすい。しかし連射をすると3発目ほどで精度が低下し、5連射ほどで弾詰まりを起こすため注意が必要だ。
この砲は名前こそ"Mk.214a"だが、実際はIII号戦車の"5cm KwK39 L/60"と同一であり、AP-TはAPC(PgGr39)、HVAP-TはAPCR(PzGr40)と炸薬・貫通力・初速が同じものとなっている。
- AP-T(徹甲曳光弾)
HVAP-Tと比べ貫徹力は劣るものの炸薬(TNT換算45.9g)が入っており、爆撃機やプレイヤー戦車に有効である。
貫徹力は10mで97mm、実用的な対地攻撃距離だと80mm前後といったところ。
因みに信管感度が25mmとなっているため、装甲が薄いと炸裂せずに終わる。 - HVAP-T(高速徹甲曳光弾)
炸薬は無いが貫徹力の高い徹甲弾。初速は1180m/秒にも達し、ABであれば見越し点を狙って撃つとほぼ当たる。
貫徹力は10mで150mm、500mでも100mm以上あり、角度が付いていなければAI重戦車を正面から喰える。貫通さえすれば撃破できるAI戦車相手にはこっちでいいだろう。
立ち回り
機体は名称の通りMe262A-1がベースとなっており、ジェット機の持つ速度を生かした一撃離脱が基本となる。BRは6.3(AB)と低めであり、間違った運用さえしなければ、プロペラ機を一方的に叩き落せる。しかしやはり加速は良くなく、一度速度を失えば元の速度に戻るのは大変である。また速いのは良いのだが、そのせいで攻撃のチャンスが少なく、一撃必殺を心掛けなければならない。
【アーケードバトル】
要編集
【リアリスティックバトル】
・陸RB
プレイヤー車両には炸薬入りのAP-Tが効果的。ただ貫徹力はせいぜい90mm程度と、相手によっては側面すら抜けないこともあるのでその場合は上面を狙おう。垂直に近い角度で急降下し、砲塔天板に撃ち込めば重戦車の撃破も十分可能である。砲塔内がぎゅうぎゅう詰めのソ連戦車や、幅広で当てやすいイギリス戦車がねらい目だ。
とはいえパンチ力には欠けるため、撃破するには数度の反復攻撃が必要になる。戦況によっては、キルよりもキルアシスト狙いの方が勝利に貢献できるだろう。戦場を飛び回り、敵戦車の砲塔とエンジンを片っ端から破壊して回ることで、地上の味方は戦いがかなり楽になるはずだ。
また敵航空機として出てくるのは大抵プロペラ機ばかりであり、速度を失わないよう立ち回れば落とされる心配はまずない。ただこちらも相手戦闘機を落とすのは骨が折れるので、味方機がいる場合は援護に回り制空権の確保に努めよう。
敵爆撃機が出てきた場合はカモなのだが、残念ながらこのBR帯では目にすることが少ない。
ちなみに改修は(GEの献上を考慮するレベルで)まず砲から。でないと対地攻撃すらなかなか当たらず苦労する羽目になる。
・空RB
ジェット機としては低めの6.3のBRが魅力的だが、50mm砲一本という癖の強すぎる武装が足を引っ張る。AIMによほど自信のある人以外はエネルギーが尽きていたり、釣り上げられている機体を横槍するのが安定するだろう。
ベルトは空中目標を使いたい所だが曳光弾が含まれていないため射撃難度は非常に高い。かといって曳光弾があるAP-TとHVAP-Tは加害が安定しないジレンマに悩まされる。いっそのこと曳光榴弾が含まれている既定ベルトを使うのも一つの手。
とにかく「落とされないが落とせない」という状況になりがちで、この機体を使う上で最大の敵は自身のAIM力になるだろう。
【シミュレーターバトル】
要編集
機体情報(v1.51)
必要経費
| 必要研究値(RP) | 71000 |
|---|---|
| 機体購入費(SL) | 210000 |
| 乗員訓練費(SL) | 65000 |
| エキスパート化(SL) | *** |
| エース化(GE) | *** |
| エース化無料(RP) | *** |
| バックアップ(GE) | 20 |
| 護符(GE) | 2000 |
BR・報酬・修理
| 項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
|---|---|
| バトルレーティング | 5.7 / 6.3 / 6.7 |
| RP倍率 | 1.9 |
| SL倍率 | 1.5 / 1.8 / 3.5 |
| 最大修理費(SL) | 2990⇒3863 / 5490⇒7093 / 6600⇒8532 |
機体性能
| 項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
|---|---|
| 最高速度(km/h) | 825⇒907 / 799⇒865 |
| (高度6000m時) | |
| 最高高度(m) | 12500 |
| 旋回時間(秒) | 29.1⇒27.6 / 30.0⇒28.0 |
| 上昇速度(m/s) | 16.1⇒24.4 / 15.0⇒20.0 |
| 離陸滑走距離(m) | 750 |
| 最大出力(hp) | ***⇒*** / ***⇒*** |
| 離陸出力(hp) | ***⇒*** / ***⇒*** |
| 毎秒射撃量(kg/s) | 4.78 |
| 燃料量(分) | min*** / *** / *** / max*** |
| 銃手(人) | *** |
| 限界速度(IAS) | *** km/h |
| フラップ破損速度(IAS) | (戦闘)*** km/h, (離陸)*** km/h,(着陸)*** km/h |
| 主翼耐久度 | -***G ~ ***G |
武装
| 分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 |
|---|---|---|---|---|
| 機関砲 | 50mm Mk241a | 1 | 32 | 機首 |
弾薬
| 武装名 | ベルト名 | 内訳 | 費用(SL) |
|---|---|---|---|
| 50mm Mk214a | 既定 | AP-T/HEI-T/HEI-T | - |
| 徹甲弾 | AP-T | 820 | |
| 徹甲弾 | HVAP-T | 820 | |
| 空中目標 | HEI-T | 820 |
機体改良
| Tier | 名称 |
|---|---|
| I | Fuselage repair |
| プライマリ50mmベルト | |
| II | コンプレッサー |
| Airframe | |
| III | Wing repair |
| 新しい50mm機関砲 | |
| IV | Engine |
| カバー交換 |
研究ツリー
| 前機体 | Me 410 B-2/U4 |
|---|---|
| 派生機体 | --- |
| 次機体 | --- |
過去の修正
Me 262 A-1/U4
解説
Me262 A-1/U4は、大戦中に2機のみ試作された、機首上部にMK214A 50mm 機関砲を一門搭載したタイプ。
50mmは当たれば大抵一撃爆散なものの、弾速が遅く、機体が高速で飛び交うジェットの戦場では当てるのはコツを掴むまでなかなか当たらない。
地上攻撃機として使用するにも速度が速いため目標を通過するまでの時間が短く、使いづらいといった微妙な仕様になっている。
悪いことばかりのようにも思えるが、本機に搭載されている50mm機関砲は他の同口径砲と比較し発射レート、2発目以降の精度も悪くなく、3発程度なら連射しても実用範囲内の誤差に収まる。大口径砲の割には扱いやすい。
機体情報(Ver 1.41)
アーケードバトル
基本情報
| ランク | V |
|---|---|
| バトルレーティング | 6.7 |
| 愛称・通称 | △ |
| 分類 | ジェット戦闘機? |
| 必要研究値(RP) | 320,000 |
| 機体購入費(lions) | 780,000 |
| 乗員訓練費(lions) | 220,000 |
| 予備役(eagles) | 10 |
| 護符(eagles) | 2,200 |
報酬・修理
| 項目 | 初期 | ⇒ | 最終形 |
| リワード(%) | 120 | ||
|---|---|---|---|
| 研究値ボーナス(%) | +100 | ||
| 最大修理費(lions) | 6,200 |
|---|
機体性能
| 項目 | 初期 | ⇒ | 最終形 |
| 最高速度(km/h) | 848 | ⇒ | 880 |
|---|---|---|---|
| (高度6,000m時) | |||
| 最高高度(m) | 12,500 | ||
| 旋回時間(sec) | 28.9 | ⇒ | 27.2 |
| 上昇速度(m/s) | 17.7 | ⇒ | 22.2 |
| 離陸滑走距離(m) | 750 | ||
| 毎秒射撃量(kg/s) | 4.78 | ||
武装
固定武装
| 種類 | 名称 | 口径 (mm) | 門数 | 搭載弾薬数 | 搭載箇所 |
| 機関砲 | Mk.214a | 50 | 1 | 32 | 機首 |
|---|
弾薬
固定武装弾薬
| 口径 (mm) | 名称 | 内訳 | 購入費用 (lions) | 搭載条件 |
| 50 | Default | HEI-T/HE/HEI-T | - | - |
|---|---|---|---|---|
| Armored targets | AP-T | 740 | Offensive 50 mm belts | |
| Armored targets | HVAP-T | 740 | ||
| Air targets | HEI-T | 740 |
機体改良
| 段階 | 改良項目 | 必要RP | 価格 | 前提条件 |
| I | Fuselage repair | 57,000 | 84,000 | - |
|---|---|---|---|---|
| II | Compressor | 22,000 | * | - |
| Airframe | 22,000 | * | - | |
| Offensive 50 mm belts | 22,000 | 33,000 | - | |
| III | Wings repair | 36,000 | * | - |
| Engine | 36,000 | * | - | |
| IV | Cover | 47,000 | * | - |
| New 50 mm cannons | 47,000 | * | Offensive 50 mm belts |
スキン開放条件
| 名称 | 条件 | 説明 |
| △ | △ | △ |
|---|---|---|
| △ | △ | △ |
| △ | △ | △ |
研究ツリー
コメント
リアリスティックバトル
基本情報
| ランク | V |
|---|---|
| バトルレーティング | 7.3 |
| 愛称・通称 | △ |
| 分類 | ジェット戦闘機? |
| 必要研究値(RP) | 320,000 |
| 機体購入費(lions) | 780,000 |
| 乗員訓練費(lions) | 220,000 |
| 予備役(eagles) | 10 |
| 護符(eagles) | 2,200 |
報酬・修理
| 項目 | 初期 | ⇒ | 最終形 |
| リワード(%) | 320 | ||
|---|---|---|---|
| 研究値ボーナス(%) | +100 | ||
| 最大修理費(lions) | 20,000 |
|---|
機体性能
| 項目 | 初期 | ⇒ | 最終形 |
| 最高速度(km/h) | 833 | ⇒ | 865 |
|---|---|---|---|
| (高度6,000m時) | |||
| 最高高度(m) | 12,500 | ||
| 旋回時間(sec) | 29.3 | ⇒ | 28.0 |
| 上昇速度(m/s) | 17.4 | ⇒ | 20.0 |
| 離陸滑走距離(m) | 750 | ||
| 毎秒射撃量(kg/s) | 4.78 | ||
武装
固定武装
| 種類 | 名称 | 口径 (mm) | 門数 | 搭載弾薬数 | 搭載箇所 |
| 機関砲 | Mk.214a | 50 | 1 | 32 | 機首 |
|---|
弾薬
固定武装弾薬
| 口径 (mm) | 名称 | 内訳 | 購入費用 (lions) | 搭載条件 |
| 50 | Default | HEI-T/HE/HEI-T | - | - |
|---|---|---|---|---|
| Armored targets | AP-T | 740 | Offensive 50 mm belts | |
| Armored targets | HVAP-T | 740 | ||
| Air targets | HEI-T | 740 |
機体改良
| 段階 | 改良項目 | 必要RP | 価格 | 前提条件 |
| I | Fuselage repair | 57,000 | * | - |
|---|---|---|---|---|
| II | Compressor | 22,000 | * | - |
| Airframe | 22,000 | * | - | |
| Offensive 50 mm belts | 22,000 | * | - | |
| III | Wings repair | 36,000 | * | - |
| Engine | 36,000 | * | - | |
| IV | Cover | 47,000 | * | - |
| New 50 mm cannons | 47,000 | * | Offensive 50 mm belts |
研究ツリー
| 前機体: Me.410B-2/U4? | 本機: Me 262 A-1/U4 |
|---|
コメント
シミュレーターバトル
基本情報
| ランク | V |
|---|---|
| バトルレーティング | 7.3 |
| 愛称・通称 | △ |
| 分類 | ジェット戦闘機? |
| 必要研究値(RP) | 320,000 |
| 機体購入費(lions) | 780,000 |
| 乗員訓練費(lions) | 220,000 |
| 予備役(eagles) | 10 |
| 護符(eagles) | 2,200 |
報酬・修理
| 項目 | 初期 | ⇒ | 最終形 |
| リワード(%) | 430 | ||
|---|---|---|---|
| 研究値ボーナス(%) | +100 | ||
| 最大修理費(lions) | 29,470 | ⇒ | * |
機体性能
| 項目 | 初期 | ⇒ | 最終形 |
| 最高速度(km/h) | 833 | ⇒ | 865 |
|---|---|---|---|
| (高度6,000m時) | |||
| 最高高度(m) | 12,500 | ||
| 旋回時間(sec) | 29.3 | ⇒ | 28.0 |
| 上昇速度(m/s) | 17.4 | ⇒ | 20.0 |
| 離陸滑走距離(m) | 750 | ||
| 毎秒射撃量(kg/s) | 4.78 | ||
武装
固定武装
| 種類 | 名称 | 口径 (mm) | 門数 | 搭載弾薬数 | 搭載箇所 |
| 機関砲 | Mk.214a | 50 | 1 | 32 | 機首 |
|---|
弾薬
固定武装弾薬
| 口径 (mm) | 名称 | 内訳 | 購入費用 (lions) | 搭載条件 |
| 50 | Default | HEI-T/HE/HEI-T | - | - |
|---|---|---|---|---|
| Armored targets | AP-T | 740 | Offensive 50 mm belts | |
| Armored targets | HVAP-T | 740 | ||
| Air targets | HEI-T | 740 |
機体改良
| 段階 | 改良項目 | 必要RP | 価格 | 前提条件 |
| I | Fuselage repair | 57,000 | * | - |
|---|---|---|---|---|
| II | Compressor | 22,000 | * | - |
| Airframe | 22,000 | * | - | |
| Offensive 50 mm belts | 22,000 | * | - | |
| III | Wings repair | 36,000 | * | - |
| Engine | 36,000 | * | - | |
| IV | Cover | 47,000 | * | - |
| New 50 mm cannons | 47,000 | * | Offensive 50 mm belts |
研究ツリー
| 前機体: Me.410B-2/U4? | 本機: Me 262 A-1/U4 |
|---|
コメント
史実
Me 262 A-1/U4 Pulkzerstörer(パルツァーシュテーラー)は、モーゼル・ヴェルケ製MK214a 50mm砲を積んだMe 262の派生の一種である。
戦争末期、激しさを増す連合軍の爆撃に悩まされたドイツは、爆撃機迎撃用にMe 262に大口径砲を積ませる計画を実行した。1945年2月末~4月にかけて、レヒフェルト航空基地のメッサーシュミットテスト飛行場で、2機のMe 262にそれぞれMK214aのプロトタイプを装備させ飛行する試験が行われた。
1号機はMK214a V2、2号機にはMK214a V3が搭載された。そして、Me262のチーフテスターであるカール・バウアーの手によってテストが行われた。
1号機は3月から地上目標への攻撃テストが行われ、ヴィルヘルム・ヘルゲットの手により4月5日と4月16日に実戦テスト(と言う名の実戦運用と戦力化)が行われたが、2号機は飛んだのかすら不明である。
MK214aはそのまま載せると格納時の主脚と砲が干渉してしまうため、ノーズギアは90度横に回転させてから格納されるよう改設計された。
その後、終戦までに配備は間に合わず、残った機体はアメリカに接収された。
小ネタ
- ガンダ○!?
概要欄にもある通りこの機体は試作機なのだが、ある程度のテストが行われるとそのまま実戦投入されたのである。
JV44の元夜間戦闘機エースパイロットであるヴィルヘルム・ヘルゲット少佐の専用機となった。元々の機体の壊れやすさの上に50mm砲の動作不良が重なったので戦果はお察しください。 - Mk214AとBK 5
史実欄からもわかる通り、機のモーゼル製MK214aはIII号戦車のものに自動装填装置と弾薬ベルト入りのドラムを取り付けた物だが、同じような物が既にガンポッドとしてあった。それがラインメタル製のBK5である。だが、BK5は性能面と操作性において大きく劣っていたため使われることは無かった。なぜなら、開発コンペにてBK5とMK214aをテストした所、双方が砲口初速900m/s(AP弾で同等である。さらにMK214はHV弾を用いれば1100m/sも出た)を記録したが、発射速度においてBK5が毎分45発に対しMK214aは毎分150発という驚異的な記録を撃ち出したからである。
外部リンク
コメント
【注意事項】
- 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
- 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
- ページの編集要望等ありましたら編集会議のコメント欄をご利用ください。
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