新宿区歌舞伎町の大久保公園で10日午後0時半から、プロレスイベント「新宿バトルエイド2025」が開かれる。公園周辺では路上売春が問題となっており、地元出身のプロレスラーなどがイメージを払拭しようと企画した。入場無料。協賛金も集めている。
大久保公園では売春する女性や客の男性、面白がってそれを動画に撮影する人などが訪れている。ホストクラブで受けた高額請求を支払うため、売春せざるを得ない状況に追い込まれた女性もおり、社会問題となっている。こうした状況を打破しようと、区内で活動する保護司でプロレスラーの戸井克成さんと、新聞店主の今田済士さんが2023年に初めて企画。戸井さんを含むプロレスラー14人が3試合を繰り広げる。
トークイベントには「日本駆け込み寺」創設者で「青少年を守る父母の連絡協議会」代表の玄秀盛さんや、新宿区の吉住健一区長らが参加する。
親子向けのプロレス教室も初めて開催する。今田さんは「大久保公園に来てどういうところか見てもらい、問題を考えるきっかけにしてほしい」と来場を呼びかける。(鈴木里奈)
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