来年の静岡県熱海市長選に中国出身の徐浩予氏が出馬の意向を示し、波紋が広がっている。元中国人が日本の政治家になって本当に大丈夫なのか。立候補表明後、徐氏の「帰化取り消し」を求める声も上がっているが、過去の言動を知れば、懸念は当然と言えよう。「靖国神社は閉店すべきだ」「旭日旗は犯罪旗である」。交流サイト(SNS)に投稿された内容をみる限り、徐氏は中国の反日プロパガンダにどっぷり染まっている可能性が高い。
中国共産党は1989年の天安門事件で自国の青年を大量殺戮(さつりく)したことでその正当性が大きく揺らぎ、これを取り戻すべく映画・学校教育などで「極悪非道な日本軍に勝ち、人民を解放した共産党」との虚偽による反日宣伝を続けている。その結果、「日本に対しては何をしても構わない」と考える中国人も多く、徐氏の投稿にも日本への激しい憎悪が垣間見える。
仮に徐氏が当選すれば、中国共産党の影響を受けた熱海市が誕生する可能性は否定できない。そこに「熱海市の中国化」というリスクを感じるのは私だけだろうか。