福山雅治さんが監督を務めた、『FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸(さき)わう夏@NIPPON BUDOKAN 2023』がブルーレイで発売された。本作は劇場公開時にはドルビーシネマでも公開され、その際に福山さん自身が、「僕の脳内の理想の音、理想の映像を詰め込んでいます」と語っていた作品だ。しかもブルーレイにはドルビーアトモス音声が収録されており、福山さんがディレクションした“ライブを超えたライブ体験”が自宅でも再現できるものになっている。そこで今回は、劇場版、ブルーレイ両方のドルビーアトモス音声を手がけた、株式会社ソナ 染谷和孝さんと株式会社ヒューマックスエンタテインメント 嶋田美穂さんに制作時の裏話をうかがった。(取材・文:泉 哲也)

『FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸わう夏@NIPPON BUDOKAN 2023』
Blu-ray/DVD
<初回限定盤>三方背ケース入り¥8,470(税込)、<通常盤>¥6,050(税込、写真)

画像: 福山雅治さんが考える “ライブを超えたライブ体験” がここにある。ブルーレイ『FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸(さき)わう夏@NIPPON BUDOKAN 2023』の音はこうして生まれた(前)

<収録楽曲> (*は追加収録楽曲)
1.少年 2.暗闇の中で飛べ 3.零 -ZERO- 4.甲子園* 5.BEAUTIFUL DAY 6.18 〜eighteen〜 7.虹 8.巻き戻した夏 9.Squall 10.ひまわり 11.想望 12.Revolution//Evolution* 13.KISSして 14.HEAVEN 15.それがすべてさ* 16.妖 17.革命 18.明日の☆SHOW* 19.あの夏も 海も 空も 20.光 21.ヒトツボシ 22.クスノキ 23.Dear 24.家族になろうよ -BONUS TRACK- 道標(D.ENCORE ver.)*
●音声コンテンツ「福山雅治とエンジニアによるドルビーサラウンドにおけるスペシャル対談」

ーー今日はよろしくお願いします。『言霊の幸わう夏』という作品には、福山さんのディレクションが随所に反映されていると聞いています。今日は特にドルビーアトモス音声について、どういったところにこだわられたのかうかがいたいと思っています。その前に、おふたりがこれまで手掛けた音楽作品について教えて下さい。

染谷 ドルビーシネマでのライブ作品としては、最初に嵐の『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』を担当しました。その後に嶋田さんと一緒に三代目J SOUL BROTHERSの『JSB3 LIVE FILM / RISING SOUND』の音響制作を担当しました。特に音楽作品については嶋田さんの得意分野ですので、細かな部分も含めていつもお力を借りています。

嶋田 弊社では、ライブ映像作品の制作を数多く手がけており、音楽作品の音響には豊富な経験があります。アイドルグループやダンスグループ、K-POPアーティストまで、ジャンルを問わず幅広い作品に携わってきました。近年では、パッケージ向けと配信向けの音響制作を並行して進めるケースも増えています。

ーー『言霊の幸わう夏』では、おふたりはそれぞれどんなお仕事を担当されたのでしょうか。

染谷 今回のライブ録音と基本的なステレオミキシング作業に関しては、長きに渡り福山さんの音楽を支えて来られた(株)ミキサーズ・ラボ代表の三浦瑞生さんがご担当されています。私と嶋田さんの主な役割としては、三浦さんに創って頂きました”音楽ステムミックス”を活用したアトモスミックスと効果音制作となります。その中でも細かな音楽編集やノイズ除去、そして重要な音楽的アトモスミックス作業を嶋田さんにお願いし、私は効果音制作を中心に作業を行い、全体的なアトモスミックスを一緒に担当しています。

 効果音というのは多岐に渡りますが、この作品で言えばオープニングの足音とか、武道館の扉を開ける音などです。物販ブースなどの声も嶋田さんと私で二手に分かれ、アンビソニックスマイクとサラウンドマイクで各所の音を収録し、その素材を本編に盛り込んでいます。もちろん、ライブ中にも効果音を使用して臨場感を高めています。

嶋田 武道館の入口、田安門のあたりで蝉が鳴いていたので、その鳴き声も録音しました。

ーー『言霊の幸わう夏』はドルビーシネマでも公開され、当然音声にもドルビーアトモスが使われています。

染谷 音響制作の初期段階で、福山さんに本編中のいくつかの曲をドルビーアトモス環境で確認していただきました。嶋田さんにドルビーアトモスでミックスした曲と、さらにオーディエンス成分を分け、福山さんご自身がフェーダーで操作+バランス変更できる試聴環境を作っていただきました。

嶋田 弊社のドルビーアトモス ホームスタジオに福山さんにお越しいただき、実際にプリミックスの作業を体験していただきました。音の広がりや臨場感をその場で感じていただけたようでした。

染谷 そこで福山さんから、ライブを追体験するのではなく、自分がそのステージに立っているような体験を「映画を観ている人たちに感じてもらえる」というテーマが出てきたので、私たちはそのイメージをどう具現化していけるかに取り組んだわけです。

画像: <初回限定盤><通常盤>の両方に、32ページの豪華ライブフォトブックも付属している

<初回限定盤><通常盤>の両方に、32ページの豪華ライブフォトブックも付属している

ーー本作では、武道館の中でドローンを飛ばすなど、かなり凝った撮影も行われています。となると、音の収録に関しても相当な準備が必要だったのではないでしょうか。

染谷 そこについては、これはできる、これはできないといった打ち合わせもじっくり行いました。ドローンも実際に武道館の中で飛ばし、どんな動作音がするのか、どういう挙動になるのかテストしました。オープニングでドローンの飛行音が聴こえていますが、あれは本物の音を使っていいます。

嶋田 必要な音を全てピックアップしておき、リハーサルを含めた3日間をかけて武道館の内も外も、あらゆる音を録音しました。

ーー普通のライブ作品でも武道館規模であれば、かなりの数のマイクが必要です。しかもドルビーアトモスとなると、設置場所を含めてたいへんだったのではないでしょうか。

嶋田 レコーディングエンジニアはミキサーズラボの三浦さんが担当されていています。通常のライブ収録と同じようにマイクを立てていただき、今回はそこにプラスアルファして、私たちの方でドルビーアトモス用のアンビエントマイクをどこに立てたらいいかを考えました。

 今回は360度ステージでした。通常のステージなら前方の観客席側にだけマイクを立てるのですが、今回はそれでは足りないと思い、2階と3階に、武道館を一周する形でマイクを立てました。

染谷 アンビエントマイクも嶋田さんと手分けをして、角度なども考えながらセッティングしました。いつも福山さんのライブ収録はWOWOWチームの皆さんが担当されていましたので、マイク設置に関して相談をしながら進めました。

嶋田 当日はお客さんが入るので、動線に設置することはできません。またマイクを置けたとしても、お客さんに近すぎるとその人の声ばかりが入ってしまうので、どれくらいの距離を取るか、高さや角度をどうするかを、現場で試行錯誤しました。

染谷 アンビエントマイクでは、なるべく周辺のクリアーなオーディエンスを録音したいのですが、そこにどんなお客さんが来るかは、ライブが始まらないとわかりません。

ーー本編を拝見して、少年がドアを開けて武道館の中に入るオープニングでは、自分も一緒に会場に足を踏み入れたかのようで、空間がふわっと広がる雰囲気を楽しめました。

嶋田 そのシーンの空気感はいいですよね。さぁ、ライブが始まるぞ! って感じがとってもしますね。

染谷 最初はフロント側に音を寄せておいて、それを後ろ側に移動させ、音場がふわっと広がった感じになる。そういった音での空間演出を行っています。

ーードルビーアトモス音声について、『言霊の幸わう夏』では福山さんからの演出ディレクションをどういった形で進められたのでしょうか?

嶋田 まず私たちでドルビーアトモスのミックス作業を行い、ある程度形ができたところで福山さんにスタジオにお越しいただき、こういう感じで進めていますと説明しました。

 その時に、福山さんご自身でオーディエンスの音のバランスを調整していただきました。すると、「歓声が武道館の天井に当たって跳ね返ってくる感じ、自分(福山さん)がステージ上で聴こえている音が表現できたら面白いんじゃないか」というアイデアが出てきました。そこから、音の方向性がグッと具体的になっていきました。

画像: 映像は2Kで、音声は48kHz/24ビットのリニアPCM(ステレオ)とドルビーアトモスを収録している

映像は2Kで、音声は48kHz/24ビットのリニアPCM(ステレオ)とドルビーアトモスを収録している

ーー本作は、福山さんがステージ上で聴いている音、オーディエンスに聴いて欲しい音をドルビーアトモスで再現しようという狙いだったとのことです。演出では、そこについても話し合われたのでしょうか。

染谷 音楽の部分については、三浦さんがステム(音素材)を細かく分けて作ってくれましたので、それをどのように配置していくかを相談しました。音楽的な演出という点では、福山さんからこの楽器はここから鳴らしたいとか、こういう位置で、こんな感じにして欲しいという提案が数多くありました。

嶋田 全体の方向性や雰囲気についてはこのままで良さそうだね、という共通認識はあったのですが、そこからさらに福山さんの理想に近づけるにはどうすればいいか、そこは染谷さんとじっくり話し合いながら、細かく詰めていきました。

ーー三浦さんもすごく細かく素材を準備してくれたそうですね。

嶋田 冒頭でご説明したように、三浦さんはベーシックとなるステレオミックスのご担当でしたが、ドルビーアトモス用の素材として楽器ごと、さらにそれに付随するリバーブを細かく分けてステムミックスを作ってくださいました。それだけで110トラックほどありました。

染谷 私たちはそのステム素材をお預かりしてアトモス用に再配置をしています。加えてアトモス用に追加収録したオーディエンス成分を加えてドルビーアトモス音声に仕上げていきました。

ーードルビーアトモスとしては、ギターが後ろから響いてくるといった演出が印象的でした。

嶋田 「暗闇の中で飛べ」ですね。この曲の映像では、ステージ上をドローンが旋回しています。福山さんから、映像に合わせてギターに動きをつけたらどうか、という提案をいただきました。

染谷 ドローンの動きにあったことを表現したいというお話でしたので、映像に合わせてギターの音を回してみました。ドルビーアトモスにはミュージックパンナーという自動で音を回すツールもあるのですが、今回は映像を見ながらマニュアルで作業しました。福山さんに指示をいただきながらイメージに合うまで何回もトライしました。

 ハイト側にギターの音を配置して回しています。ギターを意識して聴いてもらいたいわけではなく、全体的に動いている感じを求められていたと思います。ここで難しかったのは、ギターソロになる前に音が正面に戻ってこないといけなかったことです。それを計算しながら曲のテンポに合わせて音を回して、最後はきちんと正面に戻るようにしました。

嶋田 この曲では、サックスもリア側の高めの位置から鳴らしたいとおっしゃっていました。遊び心たっぷりな演出をしています。

画像: 東京・新宿にあるヒューマックススタジオ。今回のドルビーアトモス音声の仕込みなどもここで行われたとのこと。詳細は後編でご紹介します

東京・新宿にあるヒューマックススタジオ。今回のドルビーアトモス音声の仕込みなどもここで行われたとのこと。詳細は後編でご紹介します

ーードルビーアトモスでどういう風に聴いてもらうかということを意識されていたんですね。

嶋田 「妖」の演出も、細部まで強いこだわりが感じられました。コーラスが上から降ってくるようなイメージで、耳の側で、サイドからリア側の高さを持った場所に配置しています。レベル感も細かく指示をいただきました。

染谷 色々な細かい音がシーケンスの中に入っているのですが、それらについても、福山さんからこの音を回してほしいといった指示があって、嶋田さんが細かくパンニングしてくれました。リバーブも含めて音が後ろから前に移動するとか、前から上に流れるように動くというような演出が随所にありました。

ーーそれは、特定の楽器のリバーブを回したいということだったのか、それとも空間全体に響きを付けたいといった指示だったのか、どちらだったのでしょう?

染谷 FXサウンド(サウンドエフェクトや効果音)などのシーケンスのトラックがあったので、そこを演出されていました。

嶋田 動きのある場面は大胆に展開させる。聴かせるところはじっくり聴かせる。そういったメリハリもつけていました。

 「Dear」と、エンドロールの「家族になろうよ」の弾き語りでは、福山さんはセンターステージでパフォーマンスされていて、音の構成は声とギターのみというひじょう[い石宏1]にシンプルなものです。だからこそ、この2曲は他と少し違うアプローチをしていて、ヴォーカルをセンターに置くのではなく、観客により近く寄り添うような距離感を意識して、ほんの少しリア寄りに配置しています。

染谷 そのような聴かせ方をしたいという福山さんの希望がありました。

嶋田 福山さんの声に包まれるような、お客さんに寄り添って、そっと近づいてきてくれるような、そんな感じを狙っていたのかもしれません。やりたいことが明確にあって、こちらへの指示もとても的確でした。

ーーさて、本作は当初ドルビーシネマ上映用として制作されたわけで、今までのお話もシネマ用のドルビーアトモスについてでした。

染谷 シネマ用の音については、ドルビーアトモス対応のダビングステージでマスターを作るのですが、その前段階というか、プリミックスや効果音の調整は、ドルビーアトモスホームのスタジオで行っています。

 通常の映画と違って、ライブ作品では常に音楽がドルビーアトモスで鳴っていないといけません。そのため効果音も、常にドルビーアトモス環境の中でどう使うかを考えなければいけない。そうなると、準備時間も長くなるので、まずはホーム環境で作業しています。

画像: お話をうかがった、株式会社ヒューマックスエンタテインメント メディア事業部 ボストプロダクションMAグループ/リレコーディングミキサーの嶋田美穂さん(左)と、株式会社ソナ 制作技術部 サウンドデザイナー/リレコーディングミキサーの染谷和孝さん(右)

お話をうかがった、株式会社ヒューマックスエンタテインメント メディア事業部 ボストプロダクションMAグループ/リレコーディングミキサーの嶋田美穂さん(左)と、株式会社ソナ 制作技術部 サウンドデザイナー/リレコーディングミキサーの染谷和孝さん(右)

ーーホーム環境で仕上げてからダビングステージで上映すると、空間感が違うという話を聞いたことがあります。

嶋田 以前の作品でそのような経験をしたことがあったので、ホーム環境でどれくらい作り込みをしていけばいいのかは分かっていました。例えばホーム環境だと直接音が強めに聴こえます。これに対してダビングステージでは間接音が増えますので、その差分を考えながらプリミックスを進めました。

 プリミックスの段階では、定位や楽器のバランスを仕上げておくということだけ決めていました。ダビングステージでは響き方が違うことは考慮していますが、やっぱり実際に聴かないと分からないところもあります。その余白を考えて、自分が狙った効果についてもあえて追い込まない、追い込みすぎないことが大切です。

ーー先ほどお話しに出た「暗闇の中で飛べ」のギターのパンニングなどは、ホームとシネマの環境で、楽器の距離感などが変わってしまいそうな気もします。

染谷 シネマとホームの環境では、空間の感じ方は必ず変わります。それがどれくらいまで許せるのか、そして福山さんが求めている目的を達成できているのか。それは、ダビングステージに行かないと判断できません。先ほど嶋田さんがおっしゃっていた通り、プリミックスでは追い込みすぎず、最後はダビングステージで仕上げようと考えた方が成功率も上がります。

ーーダビングステージでの作業はどれくらい時間をかけたんですか?

染谷 ファイナル作業は、6日かかりました。

嶋田 一通り聴いて、微調して、という流れです。福山さんがいらっしゃるチェックの日もありました。

染谷 福山さんには、ホーム環境で聴いてもらう日と、ダビングステージで聴いてもらう日を作ってもらいました。そこで、ホーム環境とダビングステージでどのような変化が起きるかを体験してもらおうと考えました。福山さんだけではなく、制作担当の皆さん全員にも体験していただきました。

嶋田 初めて体験する人は、こんなに違うの! と驚かれたと思います。

※後編に続く

画像: 福山雅治さんが考える “ライブを超えたライブ体験” がここにある。ブルーレイ『FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸(さき)わう夏@NIPPON BUDOKAN 2023』の音はこうして生まれた(前)
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AUGUST 2025 NEW RELEASES - THE CRITERION COLLECTION

THE CRITERION COLLECTION has announced its AUGUST 2025 slate of 4K UHD BLU-RAY(3)and BLU-RAY(4)releases. Amongst them are: : SHOESHINE(1946)THE BURMESE HARP(1956)and FIRES ON THE PLAIN(1959)

画像: AUGUST 2025 NEW RELEASES - THE CRITERION COLLECTION

4K UHD BLU-RAY/BLU-RAY COMBO RELEASE
4K UHD + BLU-RAY SPECIAL EDITION

美しい竪琴の音に、理想と祈りを込めて全世界に訴える人類愛の歌ごえ!

クライテリオンが贈る8月の4K UHD BLU-RAYタイトル。まず8月5日に登場するのは、名匠市川崑監督作『ビルマの竪琴(総集編)』(1956)と『野火』(1959)である。日米同時リリースとなる『ビルマの竪琴』は、終戦から2年後の昭和22年、作家竹山道雄が児童雑誌「赤とんぼ」に連載した戦後文学の名作の映画化。三話構成の原作は、第一高等学校の教授だった竹山道雄が、戦地に散った教え子たちへ捧げた鎮魂の書でもある。この原作を脚色した和田夏十の脚本を得た市川崑は、第二次大戦のビルマ戦線における日本軍の反省を、同胞の異国埋葬に生涯を捧げる兵士の姿に結び付けた戦争叙事詩に仕上げている。1945年の夏、ビルマからタイへ逃れる途中で終戦を知った井上隊長(三国連太郎)率いる小隊は、米軍により南方の収容所に送られることになる。この時、いまだ抵抗を続ける日本軍の説得に向かった水島上等兵(安井昌二)が、そのまま消息を絶った。時が経ち、収容所に落ち着いた兵士たちは、ムドンの橋でオウムを肩に乗せた水島そっくりの僧とすれ違う・・・。ヴェネツィア国際映画祭サン・ジョルジョ賞受賞。アカデミー外国語映画賞ノミネート。今回のUHD BLU-RAY化では、日活所蔵の35㎜マスターポジからの2022年レストアDSM使用(IMAGICA修復)。映像とサウンドの追加の修復はクライテリオンが行っている。

Japan \ 1956 \ 116 minutes \ Black & White \ 1.37:1 \ Japanese ※ When viewing this trailer, please set resolution to 1080p/HD

4K UHD + BLU-RAY SPECIAL EDITION FEATURES

  • NEW 4K DIGITAL RESTORATION OF THE FILM, with uncompressed monaural soundtrack
  • SDR/BT.709 PRESENTATION OF THE FILM
  • Interviews with director Kon Ichikawa and actor Rentaro Mikuni
  • Trailer
  • New English subtitle translation
  • PLUS: An essay by critic and historian Tony Rayns

Released: AUG 5, 2025
List Price: $49.95 USD(4K UHD + BLU-RAY 2-DISC SET)$39.95 USD(BLU-RAY 1-DISC SET)

画像1: 4K UHD + BLU-RAY SPECIAL EDITION FEATURES

当時の国際情勢もあってビルマでのロケーション撮影の許可が下りず、また製作会社の日活や周囲との軋轢もある中で全編国内での撮影が検討された。主要部分の撮影が国内で始まり(美術は『羅生門』『七人の侍』など黒澤明作品で知られる松山崇)封切り日も迫る中、市川崑は「現地での実景の代わりを日本では撮影できない」とビルマ・ロケにこだわり続けており、その折衷案として二部作劇場公開案が提示された。それは1時間ほどの「第一部(中篇)」を編集して劇場公開をして封切り日に間に合わせ、ビルマへの入国許可が下りた後、現地ロケを終えて再編集したものを「総集編」として劇場で公開するというものであった。この「総集編」は、「第一部」の続きを編集した「第二部」を完成させ、さらに編集室で手を加えたものである。「総集編」は市川崑が当初の構想通りに編集した「ディレクターズカット」であり「完全版」である。だが「総集編」公開に日活が難色を示し、最終的に主要都市の映画館で「総集編」、地方の映画館では未編集の「第一部」「第二部」が公開されている。「第一部」は1956年1月21日公開、「総集編」「第二部」は同年2月12日の公開であった。

画像2: 4K UHD + BLU-RAY SPECIAL EDITION FEATURES


タイトルビルマの竪琴
1956
監督市川崑
製作高木雅行
脚本和田夏十 《原作》竹山道雄
撮影横山実
音楽伊福部昭
出演三国連太郎 安井昌二 浜村純 内藤武敏 西村晃 春日俊二 中原啓七 伊藤寿章 土方弘 青木富夫 花村信輝 峰三平 千代京二 宮原徳平 加藤義朗 北林谷栄 沢村国太郎 中村栄二 佐野浅夫 三橋達也 伊藤雄之助

4K UHD BLU-RAY/BLU-RAY COMBO RELEASE
4K UHD + BLU-RAY SPECIAL EDITION

市川崑が『ビルマの竪琴』に続いて監督した反戦映画。飢餓という極限状態に追い込まれた日本兵の末路を描き、人間の倫理観を問うた作品である。原作は読売文学賞を受賞した大岡昇平の同名小説。従軍記『俘虜記』同様にフィリピンでの戦争体験を下敷きにしており、内容は『ビルマの竪琴』よりはるかに苛烈、衝撃的である。第二次大戦末期、フィリピン戦線レイテ島で日本軍は極限状態にあった。肺病のため原隊を追い出され、食糧不足のために野戦病院にも入れてもらえず敗残兵となった田村一等兵(船越英二)。山中を彷徨ううち、同じく敗走する仲間の群れに入った田村だったが、飢餓に苦しむ彼らは「猿」と称して戦友の死肉を食べていた・・・。1959年は戦争をテーマにした佳篇が何本か製作されているが、なかでも本作品は大ヒットを記録した小林正樹監督作『人間の條件』と並んで高い評価を受けた。第33回キネマ旬報ベスト・テン選出では、『人間の條件』を抑えて日本映画第2位に輝いている。当初『俘虜記』の映画化を希望していた市川崑であったが、脚本も担当した和田夏十が企画した作品でもあり、問題作ながら大映社長・永田雅一の賛同も得て監督を務めている。

Japan \ 1959 \ 104 minutes \ Black & White \ 2.35:1 \ Japanese ※ When viewing this clip, please set resolution to 1080p/HD

4K UHD + BLU-RAY SPECIAL EDITION FEATURES

  • NEW 4K DIGITAL RESTORATION OF THE FILM, with uncompressed monaural soundtrack
  • SDR/BT.709 PRESENTATION OF THE FILM
  • Introduction by Japanese-film scholar Donald Richie
  • Program featuring interviews with director Kon Ichikawa and actor Mickey Curtis
  • New English subtitle translation
  • PLUS: An essay by critic Chuck Stephens

Released: AUG 5, 2025
List Price: $49.95 USD(4K UHD + BLU-RAY 2-DISC SET)$39.95 USD(BLU-RAY 1-DISC SET)

市川崑は原作に存在した、神を巡るエピソードを意図的に排除している。例えば、田村上等兵が人肉を食べようとするとき、神の手が押しとどめるという場面がある。その後、田村は発狂してしまうが、市川崑は「映像で表現することは無理」と考え、田村の歯が欠けるという演出を施している。その田村一等兵に扮した船越英二は、役作りのため何日間も絶食して鬼気迫る演技を見せ、キネマ旬報ベスト・テンと毎日映画コンクールの主演男優賞を受賞、本作品は彼の代表作のひとつとなった。撮影は全編国内で行われたが、まるで海外ロケを敢行したかのようなムードを作り上げたのは小林節雄の撮影によるところが大きい。大映映画で、またフリーになってからも数々の名作を撮ってきた小林節雄だが、映画賞の栄冠に輝いたのは本作品のみである(ブルーリボン賞撮影賞)。音楽は芥川也寸志。明確な旋律を持った楽曲、そして旋律線を持たず混沌とした響きを持つ楽曲を披露。前者は同じフレーズを繰り返すごとに調号が漸減していく転調、後者は熱帯の空気感をイメージさせる効果を特徴として興味深い。

タイトル野火
1959
監督市川崑
製作永田雅一
脚本和田夏十 《原作》大岡昇平
撮影小林節雄 《特殊撮影》的場徹
音楽芥川也寸志
出演船越英二 ミッキー・カーティス 滝沢修 浜口喜博 石黒達也 稲葉義男 星ひかる 月田昌也 杉田康 佐野浅夫 中條静夫 伊達信 伊藤光一 浜村純 潮万太郎

4K UHD BLU-RAY/BLU-RAY COMBO RELEASE
4K UHD + BLU-RAY SPECIAL EDITION

8月のクライテリオン、そのハイライトはなんと言っても名匠ヴィットリオ・デ・シーカ監督作『靴みがき』(1946)の4K UHD BLU-RAYリリースであろう。1945年以降、イタリアン・ネオレアリズモは世界映画において、突然で自然発生的に、だが非常に重要な現象として出現した。それは特定の「個」の所産ではなく、一国の人民と国民によって創り出されたものであった。ネオレアリズモが興るための条件の大部分が、ムッソリーニ体制下のファシスト時代に形成され、イタリアの敗戦による政権崩壊の中で始まったという事実に負っている。ファシズム支配に抑圧されていた映画人のエネルギーが、一挙に噴出したイタリア映画界。だが予算が組めない。スタジオがない。撮影機材も揃わない。スタッフや出演者を務める人手もない。そんな敗戦後の貧困と混乱の中で、悪条件を逆手に取った映画製作が進められた。舞台は実際の廃墟の街。照明は自然光とアベイラブルライト(その場にある灯り)。出演者は演技経験のない素人。そして1945年、ロベルト・ロッセリーニ監督が初のネオレアリスト映画『無防備都市』を完成させる。レジスタンスの神父ドン・マロシーニが、ゲシュタポによって銃殺された実話に基づいて製作された、ネオレアリズモの萌芽となる記念碑的作品である。ロッセリーニは翌年、ネオレアリスト映画第2作となる『戦火のかなた』を発表、6章のエピソードから成る戦争群像劇であった。虚構を一切排して、悲惨な現実を見据えた作家眼。セット主体の従来の映画には真似できない迫真性。その徹底したリアリズムは、ネオレアリスト映画第3作となる本作品に引き継がれ、イタリアン・ネオレアリズモを重要な映画運動として確立したのである。1947年、本作品はその高いクオリティが認められてアカデミー特別賞(後のアカデミー外国語映画賞)を受賞、デ・シーカの名を世界に知らしめた。2023年、フィルム・ファウンデーションと国際フィルムアーカイブ連盟の加盟機関チネテカ・ディ・ボローニャが、大規模な修復・復元を実施して完成(同年に限定上映)。本版は4Kレストア/SDR・BT.709仕様となる。

画像: Italy \ 1946 \ 91 minutes \ Black & White \ 1.37:1 \ Italian ※ When viewing this trailer, please set resolution to 1080p/HD

Italy \ 1946 \ 91 minutes \ Black & White \ 1.37:1 \ Italian ※ When viewing this trailer, please set resolution to 1080p/HD

4K UHD + BLU-RAY SPECIAL EDITION FEATURES

  • NEW 4K DIGITAL RESTORATION OF THE FILM, undertaken by The Film Foundation and the Cineteca di Bologna, with uncompressed monaural soundtrack
  • SDR/BT.709 PRESENTATION OF THE FILM
  • Sciuscià 70 (2016), a documentary by Mimmo Verdesca, made to mark the film's seventieth anniversary
  • New program on Shoeshine and children in Italian neorealism featuring film scholars Paola Bonifazio and Catherine O'Rawe
  • Radio broadcast from 1946 featuring director Vittorio De Sica
  • Trailer
  • New English subtitle translation
  • PLUS: An essay by film scholar David Forgacs and "Shoeshine, Joe?," a 1945 photo-documentary by De Sica

Released: AUG 19, 2025
List Price: $49.95 USD(4K UHD + BLU-RAY 2-DISC SET)$39.95 USD(BLU-RAY 1-DISC SET)

パスクァーレとジュゼッペは仲の良い貧しい孤児同士。ふたりの望みは一頭の馬を購入することであった。占領軍のいるローマで、靴磨きとコソ泥で生活するふたりは、稼いで貯めた金でついに馬を買うことができた。だが物資の横流しや詐欺の容疑で補導され、少年拘置所送りとなってしまう。なかなか口を割らないふたりに対し、警察は自供をさせるべくパスクァーレに罠を仕掛け、ジュゼッペが拷問を受けていると思い込んだパスクァーレは自供してしまう。だがジュゼッペはその自供を裏切りとみなす。悲劇的な結末を迎える本作品は「イタリアの戦災孤児たちは大人の作る社会の犠牲者である」というテーマを持つ。子供時代に養われるべき、基本的な礼節や豊かな感情、生涯にわたる大切な友情や絆といったものが、非人間的な社会環境によって希望もなく打ちひしがれてしまうということを提示してみせたのである。

デ・シーカがやったことを、私はできない。あらためて『靴みがき』を観たが、カメラが消えてなくなった。スクリーンも消え去った。そこには「生」だけがあった。映画監督オーソン・ウェルズ。

タイトル靴みがき
1946
監督ヴィットリオ・デ・シーカ
製作パオロ・W・タンブレッラ
脚本ヴィットリオ・デ・シーカ チェザーレ・ザヴァッティーニ セルジオ・アミディ チェザーレ・ヴィオラ アドルフォ・フランチ 《原作》チェザーレ・ザヴァッティーニ
撮影アンキーゼ・ブリッツィ
音楽アレッサンドロ・チコニーニ
出演リナルド・スモルドーニ フランコ・インテルレンギ アニエロ・メレ

バックナンバー:世界映画Hakken伝 from HiVi
バックナンバー:2025年7月のクライテリオン

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 昨年、玉置浩二が万博記念公園で開催した「billboard classics 玉置浩二 LEGENDARY SYMPHONIC CONCERT 2024 "Pastorale"」のツアーファイナル音源が、6月18日に2枚組(重量盤)のアナログレコードとしてリリースされることが決定した。

 多くのファンに待ち望まれていたオーケストラ公演のアナログ化が、今回ついに初めて実現。圧倒的な歌唱力とフルオーケストラによる感動のステージが、アナログならではの豊かな音質で蘇る、ファン必携の永久保存盤となるであろう。

 収録された公演は、「愛と平和」をテーマに掲げた全国ツアーの特別公演として開催され、シリーズ史上最多となる1万人を超える観客を動員した。この公演のために、バルカン半島の民族共栄を願って設立されたバルカン室内管弦楽団が来日し、音楽監督・柳澤寿男の指揮のもと、大阪交響楽団との共演が実現。「田園」や「メロディー」などの代表曲に加え、新たにアレンジされた楽曲も披露され、オーケストラならではの壮大な響きが会場を包み込んだ。あいにくの雨にもかかわらず観客は総立ちとなって熱狂し、玉置もその盛り上がりにダブルアンコールで応え、特別な夜を締め括った。

 また、1996年にリリースされたソロ5枚目のアルバムで、「田園」「メロディー」などの代表曲を収録した90年代を代表する名盤『CAFE JAPAN』のアナログ盤が、待望のアンコールプレスとして同日にリリースされることも決定した。今回は重量盤でのリリースとなる。

◆リリース情報
「billboard classics 玉置浩二 LEGENDARY SYMPHONIC CONCERT 2024 "Pastorale" 万博記念公園」
発売日:2025年6月18日(水)
LP(2枚組・重量盤・黒盤)
¥6,600(税込)
品番:COJA-9546~7
出演:玉置浩二、[指揮] 柳澤寿男、[管弦楽]バルカン室内管弦楽団×大阪交響楽団

画像1: 「玉置浩二」、万博記念公園で開催されたオーケストラ公演のアナログ化が決定。「CAFE JAPAN」のアナログ盤アンコールプレスも同日発売

収録内容
【Disc1】
Side A
1. ボードビリアン ~哀しみの道化師~
2. ホームレス
3. Beautiful World
Side B
1. あこがれ(Instrumental)
2. MR.LONELY~All I Do~サーチライト(メドレー)
3. Friend
4. SACRED LOVE

【Disc2】
Side A
1. 行かないで
2. メドレー(ワインレッドの心~じれったい~悲しみにさよなら)
3. JUNK LAND
Side B
1. 夏の終りのハーモニー
2. 田園
3. メロディー
4. 田園(ダブルアンコール)

「CAFE JAPAN」<完全生産限定>アナログ盤
発売日:2025年6月18日(水)
¥4,950(税込)
品番:MHJL-433

Side A
1. ファミリー
2. CAFE JAPAN
3. 田園
4. ヘイ! ヘイ!
5. STAR
Side B
1. SPECIAL
2. フラッグ
3. Honeybee
4. 愛を伝えて
5. あの時代に…
6. メロディー

◆玉置浩二ライブ情報
「billboard classics 玉置浩二 LEGENDARY SYMPHONIC CONCERT 2025 "ODE TO JOY"」

5月17日(土) 開場16:00 開演17:00
【北海道】札幌文化芸術劇場 hitaru
管弦楽:ビルボードクラシックスオーケストラ with SORA 指揮:田中祐子
問:道新プレイガイド 0570-00-3871(10:00~19:00/火曜定休)

5月18日(日) 開場15:00 開演16:00
【北海道】札幌文化芸術劇場 hitaru
管弦楽:ビルボードクラシックスオーケストラ with SORA 指揮:田中祐子
問:道新プレイガイド  0570-00-3871(10:00~19:00/火曜定休)

5月24日(土) 開場16:00 開演17:00
【香川】レクザムホール(香川県県民ホール)大ホール
管弦楽:瀬戸フィルハーモニー交響楽団 指揮:大友直人
問:キョードーインフォメーション 0570-200-888(12:00~17:00/土日祝休)

5月26日(月) 開場17:00 開演18:00
【広島】広島文化学園HBGホール
管弦楽:広島交響楽団  指揮:円光寺雅彦
問:YUMEBANCHI(広島) 082-249-3571(12:00~17:00/土日祝休)

5月29日(木) 開場17:00 開演18:00
【長崎】ベネックス長崎ブリックホール 大ホール
管弦楽:九州交響楽団 指揮:田中祐子
問:キョードー西日本 0570-09-2424(11:00~15:00/日祝休)

6月4日(水) 開場17:00 開演18:00
【静岡】アクトシティ浜松 大ホール
管弦楽:セントラル愛知交響楽団 指揮:大友直人
問:サンデーフォークプロモーション静岡 054-284-9999(月~土/12:00~18:00)

6月10日(火) 開場17:00 開演18:00
【茨城】水戸市民会館 グロービスホール(大ホール)
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団 指揮:大友直人
問:キョードー東京 0570-550-799(11:00~18:00/土日祝10:00~18:00)

6月17日(火) 開場16:30 開演18:00
【東京】日本武道館
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団 指揮:大友直人
問:キョードー東京 0570-550-799(11:00~18:00/土日祝10:00~18:00)

6月18日(水) 開場16:30 開演18:00
【東京】日本武道館
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団 指揮:大友直人
問:キョードー東京  0570-550-799(11:00~18:00/土日祝10:00~18:00)

<料金>
S席¥15,000 A席¥11,000(全席指定・税込)
※特典付き ※未就学児入場不可
※柳澤寿男の「柳」は旧字体が正式表記です。

「玉置浩二 Concert Tour 2025 (タイトル未定)」

【東京】TACHIKAWA STAGE GARDEN(立川ステージガーデン)
8月7日(木) 開場17:00/開演18:00
問) キョードー東京 TEL:0570-550-799 (平日11:00-18:00/土日祝10:00-18:00)
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【埼玉】大宮ソニックシティ 大ホール
8月11日(月・祝) 開場17:00/開演18:00
問) キョードー東京 TEL:0570-550-799 (平日11:00-18:00/土日祝10:00-18:00)
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【兵庫】神戸国際会館こくさいホール
8月14日(木) 開場17:00/開演18:00
8月15日(金) 開場17:00/開演18:00
問) キョードーインフォメーション TEL:0570-200-888 (12:00~17:00/土日祝休)
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【宮城】仙台サンプラザホール
8月20日(水) 開場17:00/開演18:00
8月21日(木) 開場17:00/開演18:00
問) EDWARD LIVE TEL:022-266-7555(平日11:00~15:00)
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【新潟】新潟県民会館 大ホール
8月25日(月) 開場17:00/開演18:00
問) FOB新潟 TEL:025-229-5000 (11:00~17:00/土・日・祝日除く)
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【岩手】トーサイクラシックホール岩手(岩手県民会館)
8月29日(金) 開場17:00/開演18:00
問) EDWARD LIVE TEL:022-266-7555(平日11:00~15:00)
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【秋田】あきた芸術劇場ミルハス 大ホール
8月30日(土) 開場16:30/開演17:30
問) EDWARD LIVE TEL:022-266-7555(平日11:00~15:00)
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【北海道】旭川市民文化会館 大ホール
9月4日(木) 開場17:30/開演18:00
問) WESS  MAIL:info@wess.co.jp
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【北海道】札幌文化芸術劇場 hitaru
9月6日 (土) 開場16:30/開演17:30
9月7日 (日) 開場14:00/開演15:00
問) WESS   MAIL:info@wess.co.jp
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【大阪】フェニーチェ堺 大ホール
9月12日(金) 開場17:00/開演18:00
9月13日(土) 開場14:00/開演15:00
問) キョードーインフォメーション TEL:0570-200-888 (12:00~17:00/土日祝休)
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【静岡】アクトシティ浜松 大ホール
9月16日(火) 開場17:00/開演18:00
問) サンデーフォークプロモーション静岡 TEL:054-284-9999 (月~土 12:00~18:00)
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【三重】四日市市文化会館 第1ホール
9月17日(水) 開場17:00/開演18:00
問) サンデーフォークプロモーション TEL:052-320-9100(12:00~18:00)
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【石川】金沢歌劇座
9月22日(月) 開場17:00/開演18:00
問) FOB金沢 TEL:076-232-2424 (11:00~17:00/土・日・祝日除く)
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【大阪】フェスティバルホール
9月24日(水) 開場17:00/開演18:00
9月25日(木) 開場17:00/開演18:00
問) キョードーインフォメーション TEL:0570-200-888 (12:00~17:00/土日祝休)
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【鳥取】米子コンベンションセンター BiG SHiP
9月30日(火) 開場17:00/開演18:00
問) YUMEBANCHI(岡山) TEL:086-231-3531 (平日12:00~17:00)
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【広島】広島文化学園HBGホール
10月2日(木) 開場17:00/開演18:00
10月3日(金) 開場17:00/開演18:00
問) YUMEBANCHI(広島) TEL:082-249-3571 (平日12:00~17:00)
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【熊本】熊本城ホール
10月6日(月) 開場17:00/開演18:00
問) キョードー西日本 TEL:0570-09-2424(11:00~15:00/日祝休)
────────────────────
【茨城】水戸市民会館 グロービスホール
10月10日(金) 開場17:00/開演18:00
問) キョードー東京 TEL:0570-550-799 (平日11:00-18:00/土日祝10:00-18:00)
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【京都】ロームシアター京都
10月16日(木) 開場17:00/開演18:00
10月17日(金) 開場17:00/開演18:00
問) キョードーインフォメーション TEL:0570-200-888 (12:00~17:00/土日祝休)
────────────────────
【滋賀】滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール 大ホール
10月19日(日) 開場16:30/開演17:30
問) キョードーインフォメーション TEL:0570-200-888 (12:00~17:00/土日祝休)
────────────────────
【栃木】宇都宮市文化会館
10月22日(水) 開場17:00/開演18:00
問) キョードー東京 TEL:0570-550-799 (平日11:00-18:00/土日祝10:00-18:00)
────────────────────
【東京】東京国際フォーラム ホールA
10月27日(月) 開場17:00/開演18:00
10月28日(火) 開場17:00/開演18:00
問) キョードー東京 TEL:0570-550-799 (平日11:00-18:00/土日祝10:00-18:00)
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【福岡】福岡サンパレス
11月5日(水) 開場17:00/開演18:00
11月6日(木) 開場17:00/開演18:00
問) キョードー西日本 TEL:0570-09-2424(11:00~15:00/日祝休)
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【東京】東京ガーデンシアター
11月11日(火) 開場17:00/開演18:00
11月12日(水) 開場17:00/開演18:00
問) キョードー東京 TEL:0570-550-799 (平日11:00-18:00/土日祝10:00-18:00)

【プロフィール】

画像2: 「玉置浩二」、万博記念公園で開催されたオーケストラ公演のアナログ化が決定。「CAFE JAPAN」のアナログ盤アンコールプレスも同日発売

玉置浩二 1958年生まれ 北海道出身のシンガーソングライター
1982年バンド「安全地帯」としてデビュー。「ワインレッドの心」、「恋の予感」、「悲しみにさよなら」など80年代の音楽シーンを席巻。ソロ活動で作詞も手がけ始め、「田園」「メロディー」をはじめとする多くのヒットを生み出す。 2012年には、オリジナルレーベル「SALTMODERATE」を発足。安全地帯とソロの活動を並行して行いながら、2014年、7年ぶりとなるオリジナル・ソロ・アルバム『GOLD』、そして同じ時代を共有してきたアーティストの名曲を歌ったアルバム『群像の星』をリリース。2015年・2016年、国内外の主要オーケストラと共演するビルボードクラシックス公演を実施。2016年6月、バルカン特別編成交響楽団に管弦楽作品「歓喜の歌」を謹呈。 2017年、ソロデビュー30周年そして安全地帯デビュー35周年というダブルアニバーサリーイヤーでは、日本武道館で開催した安全地帯35周年記念ライブでは2日間で2万5000人の動員を記録した。2018年・2019年もオーケストラ公演、ソロツアーと精力的に活動。2019年11月安全地帯として約30年ぶりのスタジアムライブ「安全地帯 IN 甲子園球場 さよならゲーム」を敢行、3万8000人を動員し、圧倒的なボーカル力で観客へ感動をもたらした。2020年12月、6年ぶりとなるニューアルバム『Chocolate cosmos』リリース。第71回NHK紅白歌合戦に24年ぶりの出場を果たし、オーケストラとともに披露した「田園」は、熱い感動とともに全国で大きな反響を呼んだ。2021年、1月より再開されたオーケストラ公演「PREMIUM SYMPHONIC CONCERT 2021『THE EURASIAN RENAISSANCE “ОТТЕПЕЛЬ (オーチェペリ)”』」(4都市6公演)、続いて6月より開催の “КАПЕЛЬ (カペーリ)” (7都市8公演) 公演では、各地で大喝采を巻き起こした。同年9月からはバンド編成による「玉置浩二Concert Tour 2021 故郷楽団~Chocolate cosmos」を全国24都市/27会場にて敢行。2022年にはソロデビュー35周年そして安全地帯デビュー40周年を迎えた。

弊社発売のソフトも併せてお楽しみください

 そして、オーケストラ公演とあわせてお楽しみいただきたいのが、弊社でラインナップしている音質にこだわって作り上げたソフト群です。ぜひ、この機会にお手元に揃えてください。詳しくは下記のリンクをご覧ください。

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