23日夜、福岡市博多区の鍼灸院で施術中に60歳の男性患者が意識不明の重体となり病院に運ばれました。
男性患者は施術中、煙の臭いが付かないよう頭から買い物袋を被っていたということです。
23日午後7時過ぎ、福岡市博多区住吉の鍼灸院で鍼灸師の男性から「60歳の男性患者がお灸の施術中に意識・呼吸なし」と救急通報がありました。
男性患者は心肺停止とみられる状態で近くの病院に運ばれましたが、治療を受けて蘇生したということです。
施術をしていた鍼灸師は警察の聞き取りに対し、「男性患者は2~3年前から週2回程度通院していて、お灸の治療中に髪に臭いが付かないよう、いつも買い物袋を被っていた」などと話しているということです。
警察や消防が当時の状況を詳しく調べています。