民法債権編の勉強方法
民法全体の勉強方法は先日の記事でもご紹介しましたが、
民法で一番退屈で苦痛な「債権編」の勉強方法について書きます。
債権編の大変な理由は以下だと考えられます
・条文の数が多い
・比較で覚える必要がある(委任と事務管理の比較など)
勉強方法は、通常のように、テキスト+条文、過去問+条文の
繰り返しが基本です。
それでも、テキストや過去問をやっていても眠くなってしまう
くらい退屈なときがきます。
そういうときは、自分で比較表を書いてみると効果的でした。
例えば、以下の比較を表にしてみる等です
・時効の客観的起算点と履行遅滞となる時期
・免責的債務引受、併存的債務引受、更改等の比較
・保証人の求償などの論点
この表を過去問の該当ページに貼りつけて、その過去問の
繰り返し解くルーティンごとに暗記すると効果的です。
債権編はボリュームが多く面倒なイメージがありますが、
判例もありますが、条文通りの問題が多いように感じられます。
なので、そういう意味では、判例の論理をたどって理解するよりも
楽な面があると思いますので、
ぜひ面倒がらずに取り組んでみることをおすすめします。


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