ご家族がいて受験勉強をしているかたへ
~このNOTEの説明~
著者:タピオカ
プロフィール:会社員。2024年、2回目で司法書士筆記試験合格。2022年3月~試験勉強開始し、2023年不合格を経験。今後、会社員を続けながら司法書士や法務経験を積む予定。
NOTEのテーマ:司法書士試験勉強の経験や、司法書士合格体験記などを通して、受験生のかたなどのお役に立ちたいと考えながら書いています。
配偶者・子供がいても合格できます
これは家庭環境によるとは思いますが、できるかできないかで言えば、できると考えています。私は、小学生以下の子供3人を育てながら2年4か月の受験勉強で合格することができました。家庭環境により、確保できる勉強時間は限られてきますので、受験勉強期間は、それにより長短はあるかと思いますが、あせらず、家族の心身の健康も保ちつつ勉強をできる環境をつくりながら勉強すれば、合格することができる試験だと思います。
主な勉強場所
自宅、予備校の自習室、コワーキングスペースなどで勉強できます。
私は、早朝5時位起床し顔も洗わずそのまま記述1年分。その後、自習室があくまで30~1時間弱は朝マックで。その後自習室へ行く、というのをルーティンにしていました。自習室が満員のときや、年末年始などで自習室が閉室のときは、最寄りのコワーキングスペースを短期契約して、自習室として利用していました。
時間割
だいたい毎日以下のルーティンでした。△は日によりやったりやらなかったり。
平日:
〇早朝5時~6時:記述過去問
△8:30~9時位:@朝マックで択一など
〇9~15時位:予備校自習室
△19時~20時位:予備校自習室
土日:
〇早朝5時~6時:記述過去問
△8:30~9時位:@朝マックで択一など
〇9~17時位:予備校自習室
△19時~20時位:予備校自習室
固定の時間として、朝夕の子供たちの送迎や家事などがあるので、その時間帯を除いた時間を主に勉強時間にあてました。ちなみに21時すぎに子供達と一緒に就寝、私だけ朝5時起床です。子供といる時間や家事の時間にも当然、択一やまとめノートを見たりもしていました。
主に年内は△の部分も含めだいたいフルで勉強しました。年明けからは、家族の都合もあり、平日は早朝と日中4時間位のみ勉強していました。
子供の預け先について
勉強をするには、一人になれる時間は確保すべきだと思います。私は、1年目受験のときは、ほぼ一人になれる時間がなく、0歳児の世話をしながら勉強していましたが、1年目は落ちました。二年目受験のときは、家族などに子供を預かってもらって一人で勉強していました。
主な預け先は、学童、保育園、夫、自分の親などです。特に、3人目の子は私が育休中だったので、まだ保育園に入れず預け先に困りました。認可外の一時保育をお願いしたり、ファミリーサポートをお願いしたり、育児休職を数か月とってもらっていた夫に家で見てもらったりしました。
また、自分の両親に預かってもらうために、3人目(当時1歳)を自分の実家まで1時間以上電車に乗り連れていき、実家で1歳児を預かってもらっている間、私は実家近くの図書館で勉強し、また、上の子たちのお迎えに間に合うように実家から自宅へ3人目を連れて帰る、というのを毎日していた時期もありました。
この点は本当に感謝しています。勉強のために子供を預けるなんてかわいそう、という意見もあると思います。そのように考える気持ちも私もありますし、ごもっともだと思います。ただ、私は、合格して人生少しでも良くしたい・・合格すれば、きっと家族の未来も少しは明るくなるはず、という気持ちで、心のなかで葛藤しながら勉強していました。土日に子供達を夫に預けっぱなしで、夫に子供達を遊びに連れて行ってもらっているあいだ、自分はひたすら自習室・・というのも、悲しくて涙をにじませながらやってました。
最後に
家族がいても勉強ができる、ということをいろいろ書きましたが、これは私の一つの意見です。だれでも同じようにできるとは考えていません。家族を壊してまで勉強することは無意味ですし、ご自身も納得できず悲しいと思います。それぞれの家庭環境に合わせて、家族の心身を健康に保てる範囲で受験勉強を続けられる方法を見つけていただけたらと思います。


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