「50円朝食」山口大新入生の食生活応援 山口市
新入生の食生活を応援しようと、山口県山口市吉田の山口大吉田キャンパス第一学生食堂ボーノで1食50円の「ワンコイン朝食」が提供されている。23日まで。 朝食を取ることで健康管理や生活習慣を改善し、学業に専念できる生活リズムを整えてもらおうと2017年度から同大が毎年実施。物価上昇や米価高騰が続く中、生活・経済支援も狙い。 本年度入学の学部、学環1年生が対象で、メニューは納豆朝定食(通常290円)、コロッケ朝定食(同330円)、目玉焼き朝定食(同350円)。同大同窓会と大学生協の協力を得て、いずれも50円で提供している。 みそ汁と小鉢のひじきが付いたコロッケ朝定食を味わっていた経済学部の学生(18)は「朝は準備が大変だし、米は高いので助かる」、医学部保健学科の学生(18)は「朝ご飯を食べる習慣が身に付くし、おいしい」と笑顔を見せた。 同大学生支援課の中井智明課長は「朝ご飯をちゃんと食べ、生活リズムを整えて勉強を頑張ってほしい。今後も健康面や経済面などで学生の生活をサポートしたい」と話していた。