ETC割引が改悪されたので解説します
とてもわかりやすい解説。
高速ETC制度が、じわじわ
と、知らないうちにスポ
ーンと改悪されている。
本来、道路を通るのに通
行料を徴収するのがおか
しいと感じない日本人。
交通社会後進国だからだ。
特定橋梁区間等を除き、道
路を通行するのに料金を利
用者から徴収している先進
国などは日本だけだ。
そして、償還が終了した高
速道路は無償にする決まり
だったのに、道路公団時代
に「プール制」という奇術
によって全て反故にした。
そこを突いて私たちライダ
ーは16,000人の原告訴訟団
を結成して行政訴訟をした。
料金体系が不当である、と
して。
1980年代の大社会変革運動
だった。
その裁判闘争の勝利的展開
により、1980年代末に史上
はじめて二輪用の料金体系
が作られた。
それまでは二輪と29人乗り
のマイクロバスが同料金と
いう理不尽極まりない料金
体系に日本のバイク乗りた
ちは甘んじていた。
あの一大社会運動があった
からこそ、現行の二輪軽自
動車枠の料金が初登場した。
私は日本で初めて、国民自
身が声を上げて日本初の二
輪高速料金体系を作った原
告団訴訟団体の書記長編集
局長をやっていた。
笑ってはいけない。
自民党はもとより、革新勢
力の政党などは票集めだけ
に興味があり、1980年代初
期に開始されたこの社会変
革ムーブメントには一切興
味を示さなかった。
それどころか、対立排外排
除方向の態度まで取った
「革新政党の第一党」まで
いた。笑えた。笑えない笑
い。政治屋たちはまるでと
ことん駄目だね、と。
国民自身の直接行動で社会
構造を変革するしかなかっ
た。
どこの政党や政治団体等と
も無縁の立場を貫いて、
政治色、党派色の一切無い
独立団体として行動を開始
した。
そもそもが、日本の交通問
題はイデオロギーの問題で
はない国民の生活権の問題
だから、政党や党派と一切
関係ない国民自身の問題と
して考え、行動するのがま
っとうで、まとも、正当の
王道を行く。
そして、法の缺欠とそれを
利用して国民を収奪する勢
力の動きは国民自身の合法
的な行動で正す。
私たち心ある二輪乗りたち
は、自ら起ち上ってその行
動に出たのだった。
結果、「行政訴訟の奇跡」と
まで呼ばれた結果を残した。
事実上、よりよい走行環境、
道路環境への変革というも
のを1980年代のライダーた
ちは自分らの手でつかみ取
ったのだった。
それが日本の歴史の一コマ。
今の時代は世の中変わった。
良くなったのではなく、悪
くなった。
物言わぬ国民が意図的に権
力者とその同調者らによっ
て「作り上げ」られたゆえ
に、お上のやりたい放題だ。
それは国民の愚民化政策か
ら着手された。円周率を3
にしたあたりから。
どんどん世の中悪くなって
いる。
それは、不正不当理不尽な
事柄に対して声を上げるど
ころか、体制側にベッタリ
となってコンプラ警察良市
民ぶってネットを駆使して、
声を上げる人々を国民自身
が弾圧するというネトウヨ
やSNS中毒者たちによって。
人も殺す。典型例が兵庫県
知事をめぐる一連の動きだ
ろう。
腐っている。国も地方自治
体も行政も、国民も。
現代社会、こつぶちゃんの
ように「現実はどうなのか」
を見極めて各個人で対処す
るしか我々国民は延命でき
ないのかもしれない。主権
在民が侵害されている現代
社会にあっては。
国民は米を買えないのに、
「米は買った事無い。うち
には売る程ある」と言って
開き直ってて、総理にたし
なめられて頑なな態度を翻
したりしてたのが大臣やっ
てたような世の中なのだが、
まことにもって困ったちゃ
んだ。
要するに、政治屋は国民の
事などは真剣にまともに考
えたりはしない。心傷める
事も無い。
やめた大臣が典型。
兵庫県知事も典型。
人が死のうが関係ないのだ。
戦後の米不足の時に「貧乏
人は麦を食え」との趣旨を
発言したのは広島県出身の
政治屋だったが、わかりや
すい政治屋らの体質を自己
紹介していた。そうした体
質は現代でも続いている。
そのような連中が、日本の
各部署の「長」をやってい
る。
でも、やらしているのは国
民だ。日本はオーナー国で
はないからだ。
国民自身が選んだ結果が今
である。
見極めないと、国民自身が
自分で自分の首を絞める事
になる。