1 / 2 2023328当社従業員らによる不正行為についてこのたび、当社におきまして税務調査の過程で当社従業員らによる不正行為が発覚いたしました。このような事態が発生しましたことは誠に遺憾であり、株主の皆様をはじめとする関係者の皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。現時点で判明している事項につきまして、下記のとおりお知らせいたします。1.現時点で判明している不正行為の概要当社大阪本社に勤務する複数の従業員が、特定の工事下請負業者と協力し、当該業者に対して水増し又は架空発注を行った上で、その水増し又は架空発注額の一部をキックバックとして受領していたこと、及び、当社が当該業者に対して発注する別工事の工事代金に充てる方法等による工事原価の付替え を行っていたことが1月下旬に判明しまし た。本件不正行為は、税務調査の過程で発覚したものであり、これを受け社内調査を行った結果、20153月期から20233月期までの期間において判明した当社の損害額は総額 で約173百万円になります。2.社内調査委員会の設置当社は、事態を厳粛に受け止め、本件の全容解明、原因究明、類似事案の調査及び再発防止策の検討を行うことを目的として、外部の弁護士及び税理士を含む社内調査委員会を29日に設置し、調査を進めております。社内調査委員会は、本調査に関連する各種証憑資料等の閲覧及び検討、関係者へのヒアリング、 電子メールのレビュー等を実施しました。今後は協力業者に対するアンケート調査等の実施により、類似 事案の調査を進めて参ります。また、社内調査委員会は、事実調査の結果を踏まえ、再発防止策の策定を当社に提言する予定であります会社名ダイダン株式会社代表者名代表取締役社長執行役員藤澤一郎(コード番号:1980東証プライム)問合せ先取締役執行役員業務本部長亀井保男TEL0664478003URLhttps://www.daidan.co.jp/
2 / 2 ≪社内調査委員会 の構成≫委員長金水孝真清和法律事務所弁護士笹木寿男当社取締役常務執行役員技術本部長亀井保男当社取締役執行役員業務本部長坪田具也当社監査役近藤公博近藤税理士事務所税理士※ 社内調査委員会には必要かつ十分な補助者を 置くものとしております。3.今後の 対応に ついて社内調査委員会からの調査報告書を受領次第、速やかにその内容をご報告いたしますと共に、再発防止策の策定とそれを確実に実行する体制の構築に取り組んでまいります。また、関与 した従業員については、社内 規程に則り厳正な処分を実施いたしますなお、 社内調査委員会の調査期間は20234月末日まで と見込んで おりますが調査の過程で同期間内での調査終了が困難であることが明らかになった場合は、その旨を開示 いたしま す。4.20233月期末 決算発表について20233月期末の決算 発表につきましては、2023511日に 予定しておりますが、調査 の状況等に より、日程 等を 変更する場合がございます当期の業績に与える影響は限定的ではありますが、今後開示すべき事項が発生した場合には 、速やかに 開示等 必要な対応を行ってまいりますなお、 決算発表日 等を変更 する場合は、確定次第速やかに公表いたします。
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