【オークス】見事ヴィクトリアマイルで本命が最下位になった漢の予想【血統】
震えろ。
全然関係ないんですけど、今年は梅雨に入る時期がめちゃくちゃ早くなるそうです。沖縄に関してはすでに梅雨入りするかしないか、みたいな話も出ていますので、余計に今年の夏は暑くなるんじゃないか疑惑が出ています。現状ですら30度を超えるか超えないか、みたいな状況になっていますので、夏になるとどうなってしまうのかと今更ながら戦々恐々です。毎年、熱中症になりかけて死にかけているオイラですので、都市伝説界隈で言われているようなプチ氷河期が気が来るのならばとっとと来てほしいと思いますねw
ちゅーことで、競馬の話。ヴィクトリアマイルの話を少ししようと思うのですけど、アスコリピチェーノが勝利しました。
本当におめでとうございます。素晴らしかったですね。
オイラはというと、馬場傾向が全くわからず意味不明な状態で予想をしたのですけど、ご存じの通り見事に注目していたソーダズリングが最下位になりましたw
まぁわけわからん状態で予想した通りの結果なので、競馬の神様にちゃんと「ナメんなよ」と言われた感じですね。個人的には全くナメてないんですけど、でもこんな感じでアレだけ頑張って予想した挙句に世界中に恥晒しても笑って生きてるオイラもいますので、皆さんも馬券外したくらいで落ち込む必要ないですよ。オイラを見て笑って元気だしてください。
いやクイーンズウォーク来たやん、って話もあると思いますけどまぁ別にあの馬を応援してるって今に始まったことじゃないですしね。ずっとですし。
何より今回のエプソムC~ヴィクトリアマイルに向けての馬場が向いてたかどうか?って言われるとマジでわからなかったですから。
実際に、やっぱりというかヴィクトリアマイルの結果を見ても正直オイラは傾向がよくわからなかったですしね。先週に感じた意味不明さと全く同じと言いますかw 結局、どういう馬場傾向なんだ?って本当に思います。
今回のレースを見てみても、上位に入っている血統というのはモノの見事に全部脚の速い血統なんですよね。もうここらへんは血統を見ただけで一目瞭然ですので、結局はこういう系統が上位を独占したと解釈して問題ないです。アスコリピチェーノなんて、ダイワメジャーにデインヒルダンサーの組み合わせですからね。母の母の父までレシステンシアと全く同じ血統配合なのに、アレだけ簡単に差せちゃうところ見ると、やっぱり今の馬場ってとんでもねぇなって思います。
実際に、アスコリピチェーノもやっぱり直前で短距離を経験していたという 従来通りの臨戦過程を辿っていたわけですから、ここらへんに関しては中距離路線よりも短距離路線を使った馬の方がやっぱり相性が良かったって解釈で良いのかなーと。
ただ、ベースを考えると傾向には疑問が残るところも多いんですよね。例えばですけど、今回はアリスヴェリテがぶっ飛ばして逃げた影響で、後続の先団に関しても平均ペースぐらいでは進んでいますので、先週の血統傾向を考えるとより重い血統が来てても全くおかしくなかったんですよね。
コース替わりをしました、とは言っても一応雨は降りましたし先週と同じような状況になっていたと解釈もできるので、アレだけ上位陣が脚の速い系統で独占するというのはやっぱり整合性があまりないし、個人的には本当に腑に落ちないですね。先週のあの傾向は何だったんだ?ってマジで思いますし。エプソムCだけ例外にした方が良いのかも…って感じですね。
ここ5年くらいのヴィクトリアマイルの血統傾向も見事にクラッシュしてるんですよねぇ…本当にマジで全く意味が分からないですw
今年の馬場って不自然なくらいにメチャクチャ異質なんですよね。
あと、クイーンズウォークって過怠金をもらうような競馬をしてしまったわけですけど 、仮にアレがなくてまっすぐ走っていた状況だったら普通にこの馬とアルジーヌのワンツーになっていた可能性もあるんですよね。
パトロール見ても、クイーンズウォークとアルジーヌってメッチャぶつかりあっててそこで勢いが落ちているのも目に見えてわかりますから、メッチャ自爆してるんですよね。なんで同厩でやり合っているのか全く意味がわからなかったですけどw
だから、今回に関しては着差も着差だけに実は上位陣のちょっとした動きで着順は変わっていた可能性は十分にあるわけで。
そう考えると、クイーンズウォークやアルジーヌあたりは1800m~2000mを使ってきていたわけですから、どちらかというと中距離適正は一応あった馬だったんですよね、そういう馬が本来は勝てたはずのレース…という解釈もできますから、こっちの勝ち馬の解釈としても…
【血統的にはマイルがベスト、でも走ってきた距離は中距離以上】
みたいな本当にわけのわからん状態になっています。
まぁでも、血統傾向的には蓋を開けてみたら、晴れたらキンカメ系を筆頭としたミスプロで、雨が降ったらダイワメジャーの系統という2つの系統しか 本当に勝ってないんですよね。いやこんなことある?っていうw
だから、絶対に偶然じゃなくて馬場的に何らかの理由があるか、意図的にこうなってるかの絶対にどっちかだと思います。今年これだけGⅠやってて、こんな偶然あるわけないので。
特に、ダイワメジャーってここまでヴィクトリアマイル1回も勝ててない系統ですからね。ここらへんも、本当にものすごいデータクラッシュというか。ようは、今まで走りづらかったダイワメジャーが走りやすい馬場状態になっている…って容易に解釈できるので。同じサンデー系でも、来てる血統が今までと明らかに違いますからね。まぁ難しいですよ。
そんなこんなでオークスなんですけど、正直わかるわけなくてw
先週と同じくらい意味不明ですね。自信1%。
というか、今年の全GⅠの傾向を見てもアルマヴェローチェ以外の何を買うんだ?って感じですし。超高速決着に強いお馴染みのダンジグ系に、文字通り今開催のGⅠで調子が良いダイワメジャーが母父ですし。3着以内で良いのなら…って感じなら予想3秒で終わると言いますか。
じゃあ血統的にケチつけるところないの?って話ですけど、ケチだらけですよw 正直今みたいな東京の馬場状態じゃなかったら上位陣ぜんぶ買いたくないですし。さすがに、それはそう。
そもそも、ここ数年のオークスもわかりやすい傾向があって、父系に関してはキンカメ系かダンジグのどっちかしか勝ってないですし、サンデー系を持っていると2着までが限界なんですよね。父か母父にキンカメ系が特に強いっていうのは、だいたい桜花賞と同じなんですけどこの世代って、桜花賞の時点でデータクラッシュしてるから余計に血統的にも意味不明なんですよね…w
これも、桜花賞の時にかなり指摘しましたけど。
本質的にオークスって、なぜかダービーに向いていそうな血統はダメで、ここで活躍できる血統だけが特別に存在しています。具体的には、父も母父も非サンデーの系統ですね。なので、実際にここ3年くらいで見ても父か母父にどっちかサンデー系を持っていて好走したのってライトバック、ハーパー、ナミュールの3頭だけで、しかも全部2着以下。頭ってないんですよね。これ、人気薄が多かった…とかじゃなくて普通に上位陣が勝ててないだけです。実際に3年前のサークルオブライフとか母父アドマイヤジャパンで1番人気でしたからね。2番人気も母父ヴィクトワールピサ。で、両方ともぶっ飛びました。
4年前はサンデー系を持っている馬がワンツースリーをかましたのですけど、なんでコレができたのか?ってメッチャわかりやすい理由があって、2:24.5って珍しく時計がかかるスタミナが問われる馬場になっていたから。実際に、勝ったのもゴルシ産駒で2着がディープ産駒で3着がキズナ産駒って、今でも長距離の舞台でもきちんと実績のある種牡馬の系統のワンツースリーだからまず間違いないです。
この年だけは、なぜかそういう馬場だった。
それ以外で近年の超高速な速い時計でも頑張って上位に来られたのってディープ産駒だけで、今はディープ産駒もいないので他は成す術ナシ状態。
だから、結局のところ今の超高速馬場ってサンデー系にとってメチャクチャ厳しい環境だってわかると思います。
って、言ってたらピーンと来ると思いますが、そう。今回の上位陣はみんな父か母父にサンデー系を持っていますw だから、こういう特殊環境じゃない限りは絶対に頭では買いたくないですね。馬券的にも、見が正しいと思います。エプソムCみたいなことになったら、上位サンデー系独占も普通にあり得ますからね。
はてさて、どうなることやら。
ここらへん、細かく見ていっても結論って変わらないんですよね。例えばですけど、さっき上でも上げたアルマヴェローチェに関しても、そもそも既に同じような血統が走った例があるんですよね。ナミュールっていう馬で、知っている人も多いと思います。
この馬も、ハービンジャーとダイワメジャーの配合で走っていた馬でオークスで何着だったかって言うと3着で終わりました。で、最終的にナミュールがどの舞台で走っていたかというと、これもご存知の通りマイルです。
結局、古馬になって血統的な性質に見合った場所で落ち着くということを考えると、やっぱり今トレンドのこの手の血統ってマイル周辺がベストであるって結論で絶対に間違いないと思うんですよね。
実際に、アルマヴェローチェって母系はナミュールよりも距離適性が短い血統の集まりなので、例えば重い欧州の2400mの向きの馬場とかだと絶対に買いたくないです。スタミナ持たないと思うので。
3歳の時点では能力がものを言うので、ある程度の距離をこなせるという解釈もできますけど、それよりも今のような超高速環境だとこの手の血統がやっぱり中距離以上でも主張している・平気で上位に来られるってそういうことだと思います。普通に考えて、この馬が血統的に上位人気ってメッチャ怖いんですけどねw
時代も変わったもんだなーと。
エンブロイダリーに関しても同様ですね。そもそも母父側にクロフネがある場合には父親側に距離適正で長目の血統が存在しないと、春のこの時期であったとしても普通は長い距離を走ることって難しいです。クロノジェネシスもスタニングローズもいいところまでは行きましたが、一歩足らなくなって普通に負けましたし。この馬に関しては、そもそも父系も距離適性が短いですからね。
リンクスティップもそう。オークスに関しては、基本的に母系に欧州型の血統が入っている方が良いってまぁ言われてるわけですけど、この馬の母父であるサドラー系って欧州型のサドラーではなくてアメリカ型のサドラーなんですよね。Kitten's Joyってアメリカ生産で、普通にアメリカで走っていた馬ですからね。この馬の産駒で欧州で中距離以上も走れて…って変わり種はホークビルくらい。それこそ、日本だとジャンダルムが1200mのスプリンターズSを勝ったくらいですからね。
要は、スピードに特化して構築されて行った血統ですので、どちらかというとダービー向きです。母の母の父のLemonDropKidもキングマンボですけど完全にそうなので、実は母親方はアメリカ成分が非常に多い血統。
カムニャックもそうで、どちらかというとダービー向き。そもそも中長距離を走れるサンデー系と母父短い距離を走れるサクラバクシンオーみたいな血統というのはオークスというよりもダービー向きです。この馬の場合、母の父にサクラバクシンオーで母の母の父にエルコンドルパサーという組み合わせですので、これが逆だったらオークスに向いていると言えるので母系の観点からもちょっとズレてますね。父親って、ディープのお兄ちゃんだから仮想ディープって考えたら血統的にもわかりやすいんじゃないかなーって。
っていうことを考えていくと、予想人気で上位5頭までを含めても血統傾向的に向いているのはエリカエクスプレスしかいないんですよねぇ…。じゃあ、この馬を積極的に買いたいか?って言われると、うーん…?ってそりゃなりますよねw
この馬に関しては、ご存知の通り気性が本当に終わっていて暴走気味に走ってしまうので、ハッキリ言って好走できるかどうか分かりません。というか、暴走する可能性の方が高いと思いますしw
で、今年に関しては人気薄を含めても賞金的に出走可能で父も母父も非サンデーって他にはタガノアビーしかいないので、もうどういうこっちゃ?って感じですよね。こんな年あるの?っていう。
そもそもタガノアビーは血統的にオークス向いてるの?って話ですけど、今の条件なら全然いけると思いますね。アニマルキングダムってケンタッキーダービーやドバイワールドカップを勝利した馬で、ダート的な条件になりやすい舞台だと晴れようが雨降ろうがメチャ強いです。
ただ、この馬はスタートめちゃくちゃ下手くそだからその点は大注意。
ブラッシングルームって日本だとバゴを筆頭に欧州の中距離戦線の重い馬場向き!って考えられがちですけど、アニマルキングダムの系統は同じブラッシングルームでもより速いんですよね。
これ、Candy Stripesのころからずっとそうなので面白いですよ。実際に、代表産駒も2000年代半ばでダートで世界最強だったインヴァソールなので、かなりわかりやすいです。ここらへん、日本で活躍しているバゴ産駒とかとはかなり違いますね。
ちなみにCandy Stripesの弟は超有名なバブルガムフェローさん。
まぁだいたい、今年は桜花賞も血統的におもいっきりデータクラッシュしているので、そういう年なんだろうなーって。これでたった2頭しかいない非サンデー系統のエリカエクスプレス、タガノアビーで決まったら笑うしかないですw
こんな感じで、血統的な全体傾向としてもやっぱり今年ってメチャクチャ特殊だなって心底思いますので、買う時には注意した方が良いですよ。ヴィクトリアマイルの時も本当に意味わからんって思いましたけど、オークスの方もガチで大概なので。買うなら、思い切ってメチャクチャ軽いのを買うか、思い切ってメチャクチャ重いのを買うか…で割り切った方が良いと思う。
個人的には、やっぱり今年はエピファとキタサンに頑張ってほしいですね。
正直、オイラは何が勝っても納得できるレベルなのでまぁ見て楽しもうかなーと。
あと、今週はPOG関連の記事も投稿しますよ(/・ω・)/


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