大阪 マンション男女死亡 死後数日経過 無理心中か 女児もけが

大阪府

20日、大阪 池田市のマンションの1室で血を流して死亡しているのが見つかった夫婦とみられる男女について、警察が調べた結果、いずれも死後、数日がたっているとみられることが分かりました。また、5歳の娘とみられる女の子も背中に刃物による傷があり、警察は現場の状況などから夫が無理心中を図った疑いもあるとみて調べています。

20日、大阪 池田市畑のマンションの1室で、この部屋に住む夫婦とみられる男女が血を流して倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認されました。

警察によりますと、2人は腹などに刃物による刺し傷があり、夫とみられる男性のそばには刃物が落ちていたということです。

部屋には夫婦と5歳の娘が3人で暮らしていて、娘とみられる女の子が20日、近くの店舗を１人で訪れた際に従業員が声をかけて発覚したということですが、警察が調べた結果、2人はいずれも死後、数日がたっているとみられることが分かりました。

警察は女の子が数日間、部屋で1人で過ごしていたとみています。

また、女の子の背中に刃物による刺し傷があるのを保護した児童相談所の職員が見つけたということで、女の子は現在、病院で手当てを受けています。

全治およそ2週間のけがだということです。

女の子は店舗の従業員に対し、「両親がけんかをしてナイフを持っていた」と説明していたということで、警察は現場の状況などから夫が無理心中を図った疑いもあるとみて詳しく調べています。

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