介護施設の処分取消請求訴訟 大月市側 訴え棄却求める 山梨

介護報酬を不正に受給したなどとして、大月市から事業所の指定を取り消す処分を受けた介護施設が、市を相手取り処分は不当だと訴えた裁判が、20日、甲府地方裁判所で始まり、市側は訴えの棄却を求めました。

大月市にある小規模多機能型居宅介護事業所「ナーシングホーム猿橋」を運営する、上野原市のNPO法人「ラクーダ」は、職員が不足しているのに、足りているかのように装い介護報酬1100万円余りを不正に受給したほか、利用者の男性1人に対し、食事を減らして衰弱させたなどとして、ことし2月、大月市から事業所の指定を取り消す処分を受けました。

これに対し、施設側は不正請求については、市の処分通知に勤務時間の算定方法などが示されておらず、市による立証が必要で、利用者の男性については、本人に食事を拒否する傾向があり、病院に入院させようとしていたなどと主張して処分は不当であり、市に処分を取り消すよう求めています。

20日、甲府地方裁判所で初めての口頭弁論が開かれ、市側は原告の訴えを棄却するよう求めました。

具体的な反論は今後、明らかにしていくとしています。

甲府地方裁判所は1審の判決まで市による処分の効力の停止を決定しています。

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