計算の順序を間違えると、計算結果は間違ったものになってしまいます。
一つひとつの計算を正確に行うのにくわえて、どの順番で計算するかをしっかり確認をしましょう。
今回の記事の問題を正しく計算することができますか?
問題
次の計算をしなさい。
20−4×3+2
計算の順序に気をつけて、計算を行いましょう。
解説
今回の問題の答えは「10」です。
また、途中の計算式は次のようになります。
20−4×3+2
=20−12+2
=8+2
=10
計算のポイントを順に確認していきましょう。
まず、四則(足し算・引き算・掛け算・割り算)が混じった計算は、次の順に計算しなければなりません。
(1)掛け算・割り算の計算
(2)足し算・引き算の計算
そのため、今回の問題では「4×3」から計算します。
4×3=12
割り算を計算したことによって、元の計算式は「20−12+2」となりました。
これは足し算・引き算のみの計算なので、左から順に計算をしましょう。
20−12+2
=8+2
=10
以上より、今回の問題の答えは「10」となります。
一つひとつの計算は、小学校の低学年で学習するものなので簡単ですが、順序を間違えると正しい答えにたどり着くことはできません。
正しい計算順序を覚えて、正確に計算できるように練習してみましょう。
まとめ
暗算は脳トレにもなるので、日頃から自分自身で計算する習慣をぜひ身につけましょう。
繰り返し練習することで、より速く、正確に計算ができるようになるはずです!
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」
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