『SPA!』5/27号の倉山記事。
予想どおり、読売新聞の皇位継承問題の提言と、
国民民主党から公認を得た山尾しおり氏について。
とにかく印象操作が甚だしい。
わかっちゃいたけど、便所の落書きとはこのことか、
という感想しかない。
国民民主党は「不倫を許さない党だった」などと、
全くわけのわからない思い込みを前提に、
売らんかなの週刊誌報道を丸呑みして山尾氏を糾弾。
夫婦の関係にも、不倫にも、離婚にも、皆それぞれの事情がある。
超プライベートな話で、それを「積極的に説明する義務がある」だの、
「マスコミは事あるごとに聞くべきだ」などと、
とってつけたような正義感で語る自分の偽善をまず恥じなさい。
だいたい、どう説明すれば納得するの?
何を話したところで「いや、嘘だ」「そんなはずはない」と
さらなる糾弾の材料にするのがオチでしょうが。
姓を変えたことまで攻撃対象になっているのには唖然。
改姓した側(多くは女性)のキャリア事情を全く考慮しない、
その不都合を想像もできないどころか、それをもって
人格攻撃をするような輩が、こうして実際にいる。
私は選択的夫婦別姓に賛成することに決めた。
いずれにしろ、今回の倉山記事は、野次馬ゲス根性と
女性蔑視とルサンチマンが入り交じって、
女系容認を主張する山尾氏をつぶしたい一心、
その私心が丸見えだ。
有能だから、とーーーっても怖いんだろうね、本当は。
読売新聞への批判にいたっては、反論にすらなってない。
「呆れるほどのクオリティ」
「笑止千万」
「明後日の方向の案」
ははは、正論吐かれて悔し紛れのつぶやきレベル。
居酒屋談義以下だね、これは。
挙げ句、
「自分たちの力で世論を誘導し、力を示したいのか」
だって(笑)。
こういう発想と書き方がこの人の幼稚さの表れ。
少しは自分のオツムで考えてごらん? 大人なんだから。
批判でもない、反論でもない、
したがってマトモな議論など望むべくもない、
低劣で浅膚な悪口の羅列を、『SPA!』はいつまで
垂れ流しするのか。
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