みやの@ゲームデザイナー🚑

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みやの@ゲームデザイナー🚑
@k_miyano
ボードゲームを食べて生きる妖怪です。たまにMob+ ()やってます。アスドール・フランス年間ゲーム大賞2024受賞の『ナナ(TRIO)』など「簡単に遊べて悩ましい」ゲームデザインが得意です。お仕事の依頼はkaya.miyano@gmail.comまで。
大阪 大阪市mobplus.seesaa.netJoined December 2009

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「ラノベ作家になりたいって言いながら作品ひとつ書きあげられなかった落伍者」として25歳になり、そこから12年でフランスの賞をもらうゲーム作家になったのは、ありがたい。 「現実の挫折者はフィクションみたいには這い上がれない」って絶望をやっとぶち壊せた。セカンドステージはあるんだよ。
「専門学校に行ったらプロになれる」と思っている子が一定数いるから、そういう子に「そうでもないよ」と言ってあげたいだけなのに「専門学校は夢を叶える場所だろ。夢を壊すような事を言うな」ってぜんぜん関係ないやつがしゃしゃってくるんよねー。他人の言で自慰すんのやめてくれん?
『ナナ』の海外版である『TRIO』がアスドール・フランス年間ゲーム大賞を取りました。みなさんが愛してくれたおかげです。ありがとうございます。 フランス行ってから酒は避けてたんですが、打ち上げで勧められてガバガバ飲んでしまい、カクテルゲームズメンバーの前で号泣しました。いつも通りです。
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俺が12年ずっと「儲けが出るようにゲームを作る」を続けてるのは、ゲーム作りをやめないためであって、別に「ガッポリ儲けて贅沢したい」とかではないよ。 「儲ける=がめつい」みたいな価値観をたまに感じるけど、何か続けるのって、お金かかるんよ。金持ちの道楽でやるなら関係ないんやろけど……。
フランスでいちばんの賞を取っても、日本では特に取材されたりとか、特別扱いをされたりとかは今のところないです。 それが日本なんです。ボードゲーム後進国である日本の反応です。 だがしかし、同人ボードゲーム文化は他国であまり見ない発展をしていて、それがいま注目されつつある。
ボードゲームに惚れてから最初に決めたのは「お金を賭けたゲームはやらない」でした。ギャンブルには人を狂わせるほどの強い魅力があります。故にお金を賭けてしまうと、すべて「ギャンブル味」になってしまいます。 私はそのゲーム自体の味を楽しみたい。だからそれだけはしないと決めました。
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Table Games in the World / ボードゲームニュース
@hourei
「友達の家にあった『カタン』というボードゲームにハマり、毎日のようにいろんなボードゲームをやるように。買ったボードゲームは段ボール5~6箱分はあります。ただ、それを全部足しても、ポーカーの面白さにはかなわなかった」 dailyshincho.jp/article/2024/1
私は専門時代の講師が「なるほど。その言い訳をお前は読者ひとりひとりに説明して回るのか?」と講義で言っていたのに感銘を受けて、生きてきました。 『出したものが全て』
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かく│BoardGameDesigner
@kaku_bgdesign
僕はゲームデザイナーとして、気付き/発見による楽しさを大切にしたいので、デザイン意図などの詳細を語らないようにしています。 このスタンスをとると必然的に“言い訳”ができなくなるので、これは「ユーザーが感じたことが全て」という価値観とシナジーがあります。
どの業界でも基本的に「セオリー」とか言い始めるやつは、初心者対応すべきではない。ガチ勢はガチ勢で固まって蠱毒バトルしていけば良いと思う。貴重な新規さんに近寄らないでほしい。気づいてないみたいだが、君らの手はもう真っ赤なんよ。
ボドゲカフェもプレイスペースも「ボードゲームで遊べる場所」であって、それは「友達と遊びに行く場所」であり、「1人で行っても遊んでくれる人がいる場所」ではない。 もしそんな店があるとしたら、それは店側の多大なケアによって成立しているだけ。当たり前に求めるもんではない。
アスドール・フランス年間ゲーム大賞2024にナナの海外版『TRIO』がノミネートされました! これを受けて、カンヌ国際ゲーム祭に宮野華也として渡仏します! トリオを愛してくれた皆さん、そしてナナを愛してくれた皆さん、本当にありがとうございます!!
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Cocktail Games
@CocktailGames
😍10e nomination aux as d'Or avec TRIO !🥳 Un grand MERCI à l'auteur Kaya Miyano, au jury, aux boutiques, à notre distributeur, et surtout à tous les joueur.euse.s qui ont apprécié TRIO ! RdV au @fij à Cannes pour fêter ou défaiter ça ensemble !!! 🙏 #j2s #fij2024 #asdor
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「沼にはめたいなら軽ゲーはダメ」みたいな話を聞くと、やはりゲーマーはカジュアル層を見てないんだなーと思う。 自分にもそういう時期があったのだけど、ゲーマーから不評な事が多いキャット&チョコレートの販売数を聞いて、価値観がガラッと変わった。 自分に見えてない層がこんなにいる、と。
私は人狼のあるべき姿はこちらだと思っている。初日に脱落者が出るシステムでガチとか言われてもね……。これくらいのごっこ感があってこそ、そんな理不尽も許容できると思うのよなぁ。
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ヴァーチャルPW、Ashimu(アシム)
@Ashimu16
人狼ゲーム【村に人狼が潜んでいて話し合って人狼を探す】という説明から友人の「お前がよくやってるTRPGみたいなもんだよ」って言葉で ゲーム開始時に「五作どんが殺されたってのはまことのこったべか?!」と発言した結果、ゲームの中止と説明会を開かれたことがある
オールプレイ! ブースにいたクニツィア博士! と後ろで微笑むジョー! 奇跡のスリーショット! このあとみやのは感動して泣きます! 生けるレジェンド! 名刺は家宝にしたい!!
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「日本人が初めて海外の年間ゲーム大賞を獲った」というのはとても縁起の良い話かと思います。でも、それを大手メディアが取り上げたりはしません。ボードゲームの話なんか取り上げるに値しないと思われているのです。
「別に儲けなくても、作ったゲームを売り切って回収できたら、また次が作れるじゃん」みたいな事をたまに言われますが、それ売り切れなかったら、その人は永遠にゲーム作れないんで、むしろ1番キツイやり方ですよ。
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みやの@ゲームデザイナー🚑
@k_miyano
俺が12年ずっと「儲けが出るようにゲームを作る」を続けてるのは、ゲーム作りをやめないためであって、別に「ガッポリ儲けて贅沢したい」とかではないよ。 「儲ける=がめつい」みたいな価値観をたまに感じるけど、何か続けるのって、お金かかるんよ。金持ちの道楽でやるなら関係ないんやろけど……。
いまデジタルゲームの専門学校で講師をしていて、現時点で100名ほどの生徒と交流を持ちましたが、「ボードゲームを遊んだ事がある」という生徒は5名くらいでした。5パーセントです。これがリアルなんだなと思いました。
宮野華也は株式会社「ナナトリー」の代表取締役に就任いたします。 社名の由来は、私の代表作である『ナナ』における「7を取る(=勝利する)」から来ており、いつでも勝利を狙っていけるようにつけました。またナナ海外版である『トリオ』ともかけてます。 まだまだおもしろいゲーム作っていきます!
ナナの販売ペースが予想以上に速く、メーカー在庫がなくなりました。市場がすこしだけ品薄になるかもしれません。すみません。 そして、これにてめでたく2万部突破になります。ありがとうございます! 海外に比べたら少ないですが、個人で2万はとてもありがたい……みなさん、ありがとうございます!
ゲームデザイナーの資質として「テストプレイで何を言われても動じない」があるかもしれない。私は基本的に何を言われても「なるほど」しか思わないのですが、人によっては不快に思ったりもあるみたいで、テストの感想を言ったらキレられたことが2回ほどあります。
一昔前の私の知るボードゲーム会って「ゲームをやる」「ゲームの話をする」以外のことは基本的にやらなくて、年齢とかも特に聞かず、歳下だと思ってた人が歳上だったりってのもよくあった。なので年齢による上下関係も希薄で、良い意味で年齢を気にしない趣味仲間のような繋がりだったように思う。
「ルールに著作権はない」って話がよくあがるじゃない。 あれが「だからルールやアイデアはパクられても仕方ない」みたいな文脈で出てくるの、あまり好きではないのよね。 「ルールに著作権はないけど、作者には敬意を持とう」でよくない? 綺麗事かもしらんが、勝手に諦められるよりずっと良いよ。
いらん事を言いますね。 えと、ぼくに「年間ゲーム大賞を取った人間なら、それらしい振る舞いをしろ」って言ってくるやつがいたら、その全員に「自分が取ってから同じことを言え」って返すんで、よろしくお願いします。 ぼくは他人から理想像を押し付けられるの、死ぬほどキライです。
7日間世話になったホテルの自室で、感極まって1人で泣いた。フランスでは感情を表に出す事はいい事だと教えてもらった。ぼくもそう思う。笑って、怒って、悲しんで、寂しがって。短い人生で、それを抑えつけながら生きるのはまっぴらだ。 自由に楽しく、生きていきたい。フランスありがとう!
不出来なゲームを見るたびに「テストプレイが足りてないんじゃない?」と仰るユーザーさんがたまにおられる。その方の中には「テストプレイを重ねれば、素晴らしいゲームが必ず完成する」という神話が存在していて、私はそれを目にするたび「そうあれかし」と神に祈るのだ。
ヒストリーオブ自民。すげえ良かった。今のところゲムマ24秋新作の中で1番です。 北条投了はやはり天才……。許されるならこのまま世に出したい。政治の歴史がギュッと詰まった傑作。素晴らしい。
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ぼくがボードゲームを好きなのは、「頭のいい人が必ず勝つゲームじゃない」からだ。 現実の世界では、頭の良し悪しがとても大きな意味を持っていて、 時には人間の価値までもが数値で測られてしまうような、そんな場面がある。 それって、ちょっと殺伐としていて、正直あまり好きになれない。
俺が社会常識に欠けてるからピンときてなかったんだけど、さすがにここまで旅程が進んできたらわかってきた。 今回カクテルゲームズが俺をフランスに呼んでるのガチ接待。めちゃくちゃ感謝されとる。すんごいわ。 いやぁ……冗談で「宝くじに当たったみたい」とか言ってたけど、ほんまそうやね。
あなたが「このゲームは面白い」と思って作ったなら、そのゲームはぜったい面白いです。他人が何を言っても、そこだけは譲らなくていいです。 「自分は面白いと思うが、他人はどうかなぁ」とかいりません。それ言い出したら、世界中のゲームがそうです。 みんな胸張ってゲーム作ろう!
「リアリティがない」じゃあないんだよ。創作物にリアリティなんかいらない。元々ニセモノなんだから、現実じゃないんだから。 荒唐無稽な話だろうが設定だろうが、相手に「なるほど!」と言わせりゃ、あんたの勝ちなんだ。 現実に振り回されるな。虚構で現実を捻じ伏せてやれ。
ボードゲームのプレイ中によく聞く言葉に「さっき言いましたよ」がある。私はこの言葉をできる限り言わないように心がけている。本当に聞いてなかったなら言っても無駄だし、誤解だった場合はとても相手の気分を害す。 でも、たまに言っちゃってるかも。それくらい自然で危険な言葉。
久しぶりに大量の創作ゲームを遊んだ。とりあえずみんなマニュアルに図解を入れないのだけはやめてくれ。テキストだけでルールが伝わると思わないでくれ。 「正しいルール」を「日本語で伝える難しさ」に気づいてくれ。日本語はそんな便利なもんではないんだよ。
海外から遊びに来たという観光客の方が、イエサブを見るついでにテストプレイ会を見学にきて、偶然に私がテーブルに出していたナナを見て「ナナだ! 私も持ってる!」と鞄からナナを取り出してくれたので、「私が作者です」と明かすとめちゃくちゃ喜んでくれて、サインをしてあげた。
【ご報告】このたびバンタンゲームアカデミー大阪校の講師になりました。デジタルゲームのクリエイターを目指す若者たちに、アナログゲームの知識や作り方などを講義していく予定です。 これも皆さんからご愛顧いただけているお陰です。 今後とも精進してまいりますので、ご期待ください。
「プロになったら失敗が許されない」みたいな空気、やめろや! 失敗するために仕事するやつなんかおるわけないやろ! 成功目指してもたまに失敗するんじゃ! 心構えとか、プロ意識とか、そういうの全部うるせええええ!!!
たぶん、ぼくはずっと「ボードゲーム初心者に勧めたいゲーム」を作り続けてるんだろなぁとは思う。 だからなるたけ「入り」はシンプルにして、「途中」をとびきり悩ましくしたがる。 「ボードゲームなめてたわ。めっちゃおもろいやん」が欲しい。 10年前のぼくがそうだったように。
専門学校とかでもよく言うんですが「あなたが面白いとおもったもの」と「あなたがつまらないと思ったもの」は最重要な情報なので、可能な限りに収集し続けましょう、と。すべてのゲームはそこから生まれます、と。
観測範囲13年ですが、ボードゲームは昔に比べてめちゃくちゃ普及したと感じています。 まず普通の人が出入りする場所に売ってるのが凄いです。ジュンク堂、ヨドバシ、ハンズ、ドンキにボードゲームが普通に置いてあるなんて昔ではなかなか……。 昔は基本的に専門店で買うもんでしたからね。凄いです。