東京在住の女性Ｒ様から「７月５日に人類が滅亡する前に坂爪さんを抱きたい」とご連絡をいただいた。私の正しい使い方である。今を生きたいと思うのだが今を生きられない。どうしても過去や未来を考えてしまう。仕事は嫌々やっている。喜びのためではなく、生活のため。坂爪さんを知った時はびっくりした。人間にはこんな生き方もできるのかと感動した。本音で生きる坂爪さんは輝いて見える。Ｒ様は、そのようなことを言った。

Ｒ様には私と同じ匂いを感じたので、下記のような提案をした。まずは部屋の掃除をしよう。掃除ができないのは、真人間になりたいと思うから。真人間になるためではなく、詐欺師になるために掃除をしよう。挨拶と掃除をできる人間は、それだけで信用される。真人間になるためではなく、世間を欺くために掃除をするのだ。真人間になろうと思うと「ちゃんとしなくちゃ」と思って苦しくなる。ちゃんとしなくちゃと思ってちゃんとできたのなら、こんな人間にはなっていない。真人間になることを諦めよう。真人間になるためではなく、高等な詐欺師になるために掃除をしよう。

日本の漫画や映画を見るのをやめよう。日本の文化は湿っている。無意識に「ちゃんとしないと生きていけない」と思い込まされる。だが、んなこたない。タランティーノの映画を見よう。因果応報と無縁の作品に触れよう。教訓は要らない。教養も要らない。教養を強要する人を無視しよう。教養を強要する人は「迷惑をかけなきゃ何をやってもいい」と、めちゃめちゃ幅の狭い自由しか許容できない。迷惑なんてかけるに決まっている。迷惑をかけよう。捕まってもいいから好きなことをやろう。死ぬ前に殺そう。被害者になる前に加害者になろう。じわじわ逝くより一発で逝こう。

生き恥をさらさないように生きる人の生き方こそ生き恥だと認めよう。生き恥ですと自分で言える人間は強い。強くて、美しくて、獰猛な野良猫のように逞しい。生き恥の泉になろう。パーティークラッシャーになろう。人類の黒歴史になろう。節約すると貧乏になる。丁寧な生活なんて土台無理な話だ。丁寧が無理なら優雅に生きよう。自分は特権階級なのだと認めよう。精神的な貴族になろう。人間をやめよう。野良猫になろう。野良猫は会えただけで嬉しいでしょ、私も同じようなものだよと言ってみよう。人間のルールを強制された時は、ひろゆきみたいに「それって人間のルールですよね？」と言おう。野良猫には関係ない。野良猫に同じことが言えますかと挑発をしよう。

義理と人情を無視しよう。誰かといるのは「一緒にいると楽しいから」これ一択。それ以外は情。情はゴミ。恩はゴミ。すがりつかれた時は「お死になさい」一択。弱者に優しくする義理はない。死なせてあげるのが愛。這い上がらせるのが愛。国が国民のために何かをやる訳がない。政府の悪口を言っている人はしてもらって当たり前と思っているガキンチョだから一様にダサく見える。私腹を肥やすのは当たり前。それが生命の掟であり自然の摂理。罪があるから死ぬのではなく、運があるから生きるだけ。運命ではない。運の有無。運が尽きるまで、言い訳しないで楽しく生きる。楽しく生きられないなら寿命。人間をやめよう。野良猫になろう。何かを言われた時は「それって人間のルールですよね？」と言おう。楽しいよ。面白いよ。清々しいよ。一緒に野良猫になろう。