水戸 備蓄米 大学食堂でようやく調達可能に 価格は据え置き
水戸市などにキャンパスがある茨城大学の食堂では、ことし3月に放出された備蓄米を先週からようやく調達できるようになりましたが、コメの価格動向が不透明なことからごはんの価格は据え置かざるを得ないとしています。
茨城大学の生活協同組合によりますと、大学では、先週から備蓄米を調達できるようになり、いま、学食で提供するごはんはすべて備蓄米を使っています。
水戸市のキャンパスの食堂では、19日も調理の担当者らが備蓄米で仕込みを行い、昼になると大勢の学生らが昼食を買い求めていました。
学生からは「味の違いは感じません。おいしいです」とか「備蓄米に変わったと分かりませんでした」といった声が上がっていました。
大学の生協などによりますと、備蓄米はことし3月に入札が行われた最初に放出されたものですが、集荷や精米に時間がかかるなどしたため、この時期にようやく調達できるようになったということです。
生協では、コメの価格高騰などを受けて、ことしに入り2度、ごはんの価格を引き上げています。
生協としては、できるだけ安く料理を提供したいと考えていますが、備蓄米が調達できるようになってもコメの価格動向が不透明なことから、ごはんの価格は据え置かざるを得ないとしています。
茨城大学生活協同組合の小山浩明店長は「備蓄米が入っても仕入れ値が大きく下がったとは聞いておらず、少しでも安くなるような流通になってもらえるとうれしいです」と話していました。