文学フリマ東京39一般参加レポと、文学フリマ人多すぎ問題
文学フリマ東京に行ってきたよ~。
頒布されている本はすごい。そこは疑うことはないけど、イベントとしては限界を感じざるを得ない状況であり、これからどうなるのかなあという不安の方が強い。
文学フリマ東京に行ってみたわけ
関西の文学フリマにしか行ったことないので、他の地域の文学フリマに行ってみようと思った。
しかしいきなりサークル参加しても状況がわからないので、一般参加してみることにした。
あと宿泊を伴う遠征だとどうしても疲れが出たりお金がかかったりするので、日帰り遠征でどれだけできるか試したかったのもある。
準備
とりあえずインターネットで新幹線のチケットを取った。しばらく新幹線に乗っていなかったため、その便利さに驚いた。
30日前までに予約すると2000円ほど割引になるのも助かった。
文学フリマ前には小銭をためていた。
それだけでは足りなかったので、銀行の両替機で両替した。
かばんは通勤用のリュックにした。他にちょうどいいかばんがなかったのもあるが。
重たいものを持つならキャリーの方が楽だけど、ロッカーに預けるのが大変だったり階段を昇るのがつらかったりなので、このくらいの荷物量ならリュックのほうがいい。
エコバッグはたたみやすいものにしたが、同人誌を入れることを考えるとA4に近いサイズにすればよかったかも。
無料配布の紙をもらうことが多いので、それを入れるファイルも用意した。
出発
7時半の新幹線に乗って大阪を発った。
あまりに久しぶりの新幹線だったので、新大阪まで移動しなければいけないことを忘れてギリギリになった。大阪から新大阪までは10分ぐらいかかる。
新幹線で朝ごはん食べて寝る。ファミマのコンビニパンを食べていた。
移動時間はなるべく寝るか音楽を聴くだけにとどめている。疲れるから。
新幹線の中でだらだらしてたら突然緊急警報が鳴った。実際の災害ではなく、静岡での訓練だったらしい。新幹線に乗っている人にも緊急警報って送られてくるんだね。
ビックサイトに来た
中に入ったらごはん食べられないと思って、ビックサイトの外のベンチでカツサンド食べた。うまい。ちょっと寒いし風強いけど。
ごはん食べてからビックサイトの中に入った。ロッカーが運良く空いていたので預ける。ほぼロッカーはいっぱいだったので、確実に預けられないこともあるだろうな。
そしてここで電子書籍端末やモバイルバッテリーなどの暇潰しのためのグッズををロッカーに預けてしまう。まあええわ、文学フリマまで来てスマホや電子書籍端末をいじるより肌で文学を感じよう……となった。
入場までしばらくあったのでビックサイトの中を歩いていた。お土産屋やビックサイトで使う設営道具の店があった。
東京を発つときお土産を買う時間がなかったので、ビックサイトのお土産屋で買っておけばよかったなあ。
ついでにビックサイトのテラスでぬい撮りしていたら、富士山を見かけた。
ビックサイトって富士山見えるんだ。すげ~。
待機列は発生していたが、並ばなくても本が買えないということはないんじゃないかな。30分前に待機列に並んだが、それで普通に間に合った。待機列は寒さはそれほどでもないが、日差しがそれなりにあったので、帽子を持ってこればよかった。
買い回る
自分が今後出したいな~と思うジャンルの同人誌を買おうと思って、旅行記ジャンルやエッセイジャンルの本を買い回っていた。
序盤はこのくらいの人の少なさなら回れるかな? と思ったらどんどん人が多くなってきた。
13時ぐらいから大分混雑してきた。
開場から14時半ぐらいいたかな? 時間と体力さえあればまだまだ見るものがあったので、すごいボリュームだった。
この間電子書籍で買った同人誌の作家さんがいて、挨拶してみた。交流したのはそのくらいかな。あとは顔見知りがいないのもあって、本を買うことに徹した。
持ってきた小銭は足りた。余った小銭は自動販売機で使おう。
LAWSONでドライフルーツ買って、食べながら休憩していた。2袋いけるかな? と思ったけど砂糖の甘さで残した。
大阪に戻る
16時の大阪行きの新幹線にぎりぎりになってしまった。電車を乗り間違える上に、東京特有のやたらと長い乗り換えも影響した。東京の乗り換え、都会の1駅ぐらい歩かされる。
出発直前に交通系ICと新幹線チケットの紐付けがうまく行っていないことがわかり混乱した。何とか間に合ってよかった。
久しぶりに新幹線に乗ったから勝手がわからなかった。
出発直前に滑り込みで買った駅弁を食べる。適当に買ったわりにはうまい。東京は駅弁の選択肢が多くていいなあ。
新幹線に乗っている間は休息に当てた。ぼーっとしたり考えごとをしたり音楽を聴いたりした。
一般参加だからこの時間だけど、もしサークル参加するなら早退するにしても17時ぐらいに新幹線を遅らせたいところ。12時開場のイベントで15時にビックサイトを出るってちょっと早すぎるなあ……。
文学フリマ人多すぎ問題
たぶんこのままのルールでは続けられないと思う
とても楽しかったけど、同時に「文学フリマを、今のままの状態で続けることは難しいんだろうな……」と思わされたイベントでもあった。
おそらく、文学フリマは大規模イベントであることを受け入れて相応の振る舞いをするか、拡大を諦めて身の丈にあった規模でやるかどちらかを選ぶことになるんじゃないかな。
自由度が高いのが文学フリマの特色であり、それが評価されここまで拡大したわけだけど、大規模イベントになるにあたって、その自由度が足を引っ張るようになってしまった。
あまりにも同人誌即売会に慣れてない人が多すぎる
まず壁配置をもらったにもかかわらず客をうまく誘導できていないサークルが結構あって、壁なのに人が滞留してしまっていることが結構あった。
壁で誘導上手かったのはほとんど印刷会社のブースだった。さすが場馴れしている。
島中でも後ろに人が並んでいるのにもかかわらず長話をしてしまったり、ダラダラ立ち読みをしてしまっている人が多かった。列の場所によっては完全に流れが止まってしまい、その列に入れないことがあった。
でも私は文学フリマ大阪のなかもずのときに一般参加したことがあるけど、昔の文学フリマはスペース前でダラダラしたところで人が少なかったからそこまでトラブルはなかったんだよな。
しかし人が多いとそうも言っていられなくなる。群衆事故のリスクもあるし、大手サークルのいいかげんな誘導の被害にあった弱小サークルの恨みが発生するし。
というか文学フリマ運営は、「列が発生したらまず列を解消してから他のことをやれ。雑談とか交流とかするな」とはっきり言った方がいいと思う。ちゃっちゃとその列を解消してから後のことを考えた方が、なるべく多くの人に手にとってもらいたいサークル主にとっても、いろいろ買い回りたい一般参加者にとってもいいことである。
サークル参加してると遠くのサークルはあまり見て回る時間がないのだが、今回「こんな混雑であんな遅い頒布形態選ぶ人いるんだ?! やばすぎん?!」と思った。
一般参加者も「わ~好きな作家さんに会えてうれしい~」と思ってるだけじゃなくて後ろに人並んでないか確認しよう。島中では後ろに3~4人並ぶだけで人がせき止められる。長い感想を 伝えたいなら手紙かSNSのメッセージ使いな! 出店者も「後ろに人おられるんで譲ってもらえますか?」って言って大丈夫だと思うし。
私も初心者のころいろいろやらかしたから初心者のこと悪く言えんけど……。
この現状を見ると、二次創作系大型イベントによくある「序盤は頒布に徹して、人が少なくなったら人と交流する」というシステムがどれだけ合理的かわかる。
「二次創作イベントでは本だけほしい人はすぐ帰ってしまう」というのは悪口として扱われるが、人が減って空いた開場で交流目的の人が自由に動けるのは、メリットでもあると気づいた。ず~っと人が減らないと、他のスペースにあいさつするどころではない。
もちろん出店者の9割は「これ下さい」と言ったらサクッとお金をやり取りしてサクッと本をくれる人がほとんどだと言うことも言っておきたい。一部のサークルが頒布に関して無策すぎる。
買えないとか他のサークルから恨みを買うのはまだいい方で、一番怖いのは人が多いことによる事件や事故だからなあ。
私は明石歩道橋事故が子ども心にショックだったので、群衆事故への恐怖感が強い。
「ちょっと危ないな」くらいの状況で対策しないとイベントの歴史に永遠に傷がつく。
もちろんこの問題は人が多すぎるから発生しているので、地方の文フリならまだ自由で牧歌的な運営を続けられるかもしれない。しかし人間の集まる東京と大阪は、もう他の文フリと同じノリで運営するのは無理なんじゃないかな……。
文学フリマ東京参加しないかも
文学フリマ東京楽しかったけど……サークル参加するのは現状きついかな。
混雑するのはいいけど、出店者も一般参加者も混雑慣れしてなくて人間が滞留しまくっているからである。あの状態ではサークルスペースから抜け出してトイレに行くことも、体調不良で抜け出すことも難しいかもしれない。大阪というホームならとっとと家に帰って寝れるが、アウェーであれはきつい。
このまま何も対策が取られないと大阪もあの状態になると思うと恐ろしくもある。文学フリマ大阪はただでさえ夏開催(※大阪の9月は夏)な上に冷房のききやすいOMMを離れてインテックス大阪になってしまった。インテックス大阪って周りに何にもないし駅へもそこそこ歩くから、熱中症でインテックス脱出しようとしてもカンカン照りの中しばらく歩くという場所だ。ATC(インテックスのとなり駅のショッピングモール)まで行かないと喫茶店で涼めない。
東京ほどの混雑はないと思うけど、夏の大阪+インテックス+人の滞留はまずい。死人が出る。
同人イベントで一番大切なことは本を頒布することでも本を買うことでもない。自力で家に戻ることである。
そうすると東京以外の地方の文フリに参加するのがいいのかな。関西以外で一番行きやすいのは新幹線で行ける広島だけど、京都と日程が近すぎて新刊を出せなさそう。既刊だけでもいいのだが、新刊って記念みたいなものだからね。
香川もあるけど、大阪から電車が通ってないのでまあまあ時間かかるのだった。
しかし、今回の東京行きは「東京のイベントに日帰り参加できるか?」という挑戦でもあったので、その点に関しては収穫があった。東京のイベントに日帰り参加はやれます。
まとめ
文学フリマdisみたいになっちゃったけど文学フリマ運営だけを責めるつもりはない。同人誌即売会はその場にいる全員が運営に協力する義務がある。サークル参加でも一般参加でも同じだ。
同人誌即売会は登山みたいなものなので、何か予測不能のトラブルがあれば助け合うのは当然のことだが、最初から他人の善意を当てにして来てはならない。
そりゃトラブルがあれば手を差しのべるよ。でもその余力は「自分で備えられるところは備えておこう」と思うから生まれるものなので、他人の余力を食い潰す前提でイベント参加しちゃだめだよ。
この規模の同人誌即売会で運営スタッフだけで混雑を何とかしようとするのは無理なのだ。なので「参加者が混雑対策をして来る」のは必須だ。企業運営の同人イベントですら、運営が混雑のこと何とかしてくれる訳じゃないからね!
参加者側も、もはや文学フリマは牧歌的なのんびりしたイベントではいられないことを覚悟する時期になったんだなあ、と思った。
文学フリマ運営はトラブルはなるべく運営だけで解決したいんだろうなと思うけど、ここはちゃんと「準備してこい!」と言うべきではないでしょうか。
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