人に内在する良心神(神言会)

神は言葉なりき。言葉は言霊で構成され、その言霊による神の仕組みを解説する神言会(kamikotokai.com)のプログです。
神言会では人に内在する良心神(この世の閻魔)とは何かを説明しています。

神は人が創った存在でもなければ、人の成れの果てでも無い。神の差別と区別の理解。経営者が交代すれば方針は変わる

私は大本教神諭予告「九つ花に咲く一輪の言霊の経綸」から、お釈迦様の悟りであった【人に内在する良心神】を「五十六億七千万」で織りなす言葉の仕組みを解き明かして来ました。
この人に内在する「良心」神とは、一般的に言われる「良い(よい)心」のことではないのです。創造神たる神の存在証明です。

その「九つ花」の内容は単に数字の【羅列】にしか過ぎませんので、その意味を知るはかなり難しいのです。ですから大本教神諭は「誠」の者で無いとそのお世話が出来ないとなっているのです。言葉で成る仕組みです。それには「言霊」を知る必要があります。これは今日まで世に出ておられた神々では解説すら無理だったと言えます。
 
私が神霊世界に関わった時、豊受様のお力添えで伏見稲荷山で修業のお世話になりましたが、その当時の私を個人的守護してくださっていた方は「日蓮」さんとそのお弟子さん2体の霊でした。しかし、私を法華経や日蓮宗に導こうとはせずに、何故か大本教へ大本教へと導きをされました。
私は大本教に入信したわけではありませんが、大本教神諭や霊界物語を読ませていただき、言霊師という珍しい分野の方を師匠に出来たことで、そこにとんでもない大仕掛けの仕組みを知ることが出来たと言えます。

単に霊力とか摩訶不思議に溺れている段階では、霊的には強くても神的にはかなり低いと言えます。何故ならば、神と呼ばれる存在の認識に「月とすっぽん」ぐらいの違いが起きるからです。霊力が強いから神たる存在では無いのです
 
もしも伏見稲荷山で修行もせず、大本教霊学も学ばず、言霊を知ることがなかったならば、どれ一つ欠けても私も大本教神諭が予告した「九つ花」の意味を紐解けなかったと言えます。
 
伏見稲荷大社は伊勢神宮の様に神社庁には所属せず単立の宗派ですが、日本神道であることには間違いありません。私が伏見稲荷山に修業に入って驚いたのは、日本神道の世界とは「旧約聖書」の世界かと見間違うことでした。
無論、旧約聖書の世界には「蛇霊」は書かれていても「白狐」等の存在などは出て来ません。西洋では絶対的な唯一神信仰の一神教で行われているわけですが、稲荷大神秘文という祝詞を見ますと、唯一なる神「国常立尊」から豊受の神に流れて「白狐」達が出て来るわけです。

大本教神典に、「世の立替に当たっては、白狐(稲荷)は下郎の役で奉仕する」とあります。それは世の大立替に当たっては、白狐が第一線の歩兵部体の様な活動するということです。しかしながら、白狐は立替に関して詳しいことを知っているかと言えば、それは知っていないのです。下郎の役ですから配下とか部下として任務に就くのであり、創造神の全作戦を知るような立場ではないからです。
いくら狐霊に世の大立替を聞いても、知る由も無いなのです。

ただ、全部の白狐が「国常立尊」様の指揮下に入るのかと言うと、豊受の神は伏見稲荷山の白狐の半数と言われており、稲荷神界と言えども「反・国常立尊」派の神々も多いことは見聞させて貰いました。これはやがて白狐霊同士の凄まじい戦闘に入るとも考えられます。
また、龍神界も国常立尊派と反・国常立尊派の激闘に入ります。それは新しい世を生む為には致し方がないとなります。
 
大本教が世に大宣伝をした「世の立替論」を述べますと、必ず一部の人達から「神の選民思想」だとか、神は人類を差別したり区別するのかという声が起きます。それは私達が神代の歴史に関してあまりにも疎いからと言えます。
そうしたことを言う人達の中には、神は人類が創り上げた者とか、神は人間の成れの果てという言葉が飛んで来ます。確かに多くの神社には過去が人であった方が神霊として祭られています。仏教の仏にしてもまた然りなのです。しかし、それは私達もそうした神の段階には成れるということなのです。しかし、創造神には成れないのです。

 
人類学の分野で言いますと、人類の祖先はアフリカ大陸の高山(型は九州の高千穂)から出た猿人を最初の祖先とするわけです。それが150万年前であろうと何百万年前でもかまわないのです。そのままであれば、それは猿人のままで終わっているからです。それは人としての「知恵」保有していない段階だからです。神と同様の知恵を得た時から「人(日止)」なのです。

その猿人が知恵を得て他の動物とは違って来た。そこに神と呼ばれる存在が介在して来たことは歪めないと考えられます。行きなり人の姿をした神が世の表に現れて、何々在れと言葉を出したから宇宙や万物や人類が誕生したのではないからです。
 
神は宇宙の初発から存在する

 
それが何故に言えるかと言いますと、霊界には宇宙の初発の映像があるからです。それを見ると仏教で説かれた「無から有が生じた」となり、また「カオス(混沌)」が在ったとも言えるのです。
 
その中で「万物の創造」を見ると、聖書に記載される「言葉によって万物は創られた」となるのです。しかしながら、この「言葉によって万物は創られた」は、世界のどの宗教を見てもその意味が示されていません。お釈迦様もイエスもそれに関しては別に説いてはいないのです。

ただ、大本教において「みろく大神の御言もちて、国常立尊と豊雲野尊の両尊に世の造成を命令された」的な内容があり、その時の両尊は「龍体」であった。それが今日まで説かれたものとしては一番創造の秘密(火水)を示したものと言えるでしょう。
それ以上の内容は、世に自分が「お釈迦様とイエスとモーゼ」を合わせた本体だと、とんでもないことを言う人に狂っている人達が多数ある以上、明らかにすることはそうした者達がそうした内容を利用しますので明らかにしない方がいいと言えます。

ただ、聖書の「最初に言葉があった。言葉は神と共にあった」を意味する光景を見て、その意味を知ったならば、これまでの人類の「神観」など吹っ飛んでしまいます。お釈迦様だ!。イエスだ!。と言っていることさえ小さなことなのです。ただ、逆にお釈迦様やイエスが偉大な覚者であったと理解も出来るのです。

既に大本教で明らかにされていますので言いますが、万物の創造には多くの龍神が関わって来たなのです。その龍神が世の創造が終わって龍体から人の姿に変化した。ここからが人の姿をした神の始まりとなるのです。しかし、それはアフリカ大陸の高山に出た猿人の時代ではないのです。
だが、世に「龍神」と呼ばれている存在は聖書に記載される「龍とは霊界の年老いた大蛇霊」であって、宇宙創成に関わったところの龍神と現在の霊場に祭られている龍神とは別物であるということなのです。基本的にその規模が違います。

しかし、蛇霊が龍と呼ばれる段階に進むまでには「三千年」もの修行の月日が必要とされています。一部の方達は、この日本を「皇紀」で語られようとしますが、日本の皇紀以前の蛇霊で無いと龍神と呼べる存在にすら成っていないことになります。

また、この宇宙創成の霊的映像を見ますと、もう日本神話の姉君の天照大御神が弟君の素戔嗚尊の暴力に「天の岩戸」に隠れてしまわれた等は、何を子供騙しのことを言っているのかとなります。そんな日本神話を仰々しく持ち出す神霊などは「枝葉の神」だなと解ります。
私が子供の頃に臨んだ旧約聖書の神と名乗る声は、日本神話の「天の岩戸」開けのような事実はどこにも存在していない。全ては私の仕組みだと告げられましたが、豊受様の御代をされていた私の最初の師匠も、豊受様は日本神話の天の岩戸開けなどの神的事実は存在していないと言っておられると言っていました。

何故にあのような日本神話を創造神が創作されたのか?。そこに「鍵」があると言えるのです。日月神示において、「一(い)八(は)十(と)」開けとされるように、百八十を示す日本語による言葉の仕組みの一環に過ぎないのです。
 
大本教神諭に、「枝葉の神ばかりが茂って、根元を枯らして何とする」があります。この枝葉の神とは宇宙創造に関与していない後発の神霊達のことです。この世を創った神でも何でもないのに、元の宇宙を創成した神のことを忘れて枝葉の神霊達だけが、まるでこの世を自分が創ったような大きな顔をしているということなのです。
そこに起きたのは神界における【下克上】です。それは社会一般にも見られることです。会社を創った創業者が部下達に会社を乗っ取られたです。だが、その後に会社に入った者達は、会社では創業者が部下達に会社を乗っ取られて追いやられたなど知らないことなのです。後の者が知るのは今の経営者であり、別に元の創業者を知る必要すらないわけです。

退かされたの「艮の道」。そのウシトラ(艮)の一字で、何が起きたのか読み取れるわけです

世の大立替は、今の経営陣から一線を退かされていた元の創業者が、元の会社に復帰するのではなく新しい会社を創業するに等しいことなのです。だが、創業者を追い出した今の経営陣は創業者の様な創造力は何も持っていない。つまり、新しい太陽も月も地球も創れない。創業者が創った太陽や月や地球を利用しているだけと言えます。

元の創業者は新しい会社(社会)を創るにあたって、新しい執行経営候補や新しい会社(社会)に入る人達を募集しなければなりません。
その社会が「新地球でのみろくの世」です。

特に必要なのは、その新しい新地球で幹部となる人達なのです

そうした人材の登用の為の選別が行われます。
無論、その新会社(みろく世)に入社する気が無い者は、その入社試験を受ける必要もないことなのです。その入社試験を受ける門戸は誰に対しても開かれています。そこには差別も区別もないのです。

だが、自分は新しい会社(みろく世)入社する気もないのに、神の選民思想だ!。神の人類に対する差別だ!。そうしたことを叫ぶ方がおかしいとなります。

新しい(みろく)世の幹部となる人材の登用の選別は行われる
 
その登用に当たっては、過去の自分は何々であった。そんなことは一切考慮されないのです。過去は過去。今は今。今の自分が未来の世の幹部候補にふさわしいか。それに該当するかどうかです。

そうしたことを神の人類に対する差別や区別とは言いません。元の創造神が創られる新規の会社(社会)に入社するのか入社しないのかの話なのです。

元の創造神をトップと仰ぐ入社希望者は、基本的に全員受け入れられます。元の創造神を唯一なる神と認めるか。それとも唯一神と認めないかの違いだけなのです。

しかし、新しい会社には新しい幹部が必要なので、適材適所に配置する為の「試験」は実施されます。私がゴチャゴチャと言ってているのは、この幹部候補生を希望する者達にあんちょこ(虎の巻)を伝えているのです。
 
創造神とは、現世御利益神と同じ土俵の上には存在しない

霊が見えたなどは【専門技術屋】の分野であり、それも全ての霊界の階層を見ているわけではないのです。新しい社会(会社)の【行政屋】の部分ではないのです。
まず最初は新しい世の組織を司る【行政マン】の幹部の選抜となるのです。それらが天帝直属の「神司(天使)】となり、みろく世の国司とか知事とか市長的な立場に就任するなのです。霊が見えるではなくて、行政手腕の能力です。それはこの世で「苦難」の道を歩き、苦しんだその体験をどれだけ活かせるかです。


そうした人材は常に「公正と正義」を掲げ、他人を思いやり自分を「いと小さき者」と置いているでしょう。自分は偉い者と勘違いしている者は「みろく世」の幹部には登用出来ないのです。

そこに「みろく」の意味には【身禄】が秘められます

 
こうしたことを大本教神諭は、これまでは上に居た者が下になり。下に居た者が上に成ると告げました。トップの経営者が代われば、当然に今日までの方針は変わります。まして「新社会」なのです。
 
ここに神代の代替わりが起きます

神代七代の世から、神代八代の世に
神代8代だから「∞(永遠)」であり、この世の末から広がるのです


創造神は人間が創り出した者でもなければ、人間の成れの果てでもないのです。人間と呼ばれる存在を創り出した来た存在なのです。ただ、その神は神社や仏閣に存在している様な神霊の存在では無いと言うことなのです。その創造神と比べれば、私達も世に出ておられる御神霊もいと小さき存在なのです。

その創造神をお釈迦様やイエスに当てはめようとしても無理なのです。お釈迦様であれ、イエスであれ、肉体を持った者に入る「魂」の大きさとは、誰もがさほど変わりはありません。同じ様な大きさです。ただ、多少は賢いか愚鈍かぐらいです。自分は愚鈍だと言う方は、努力するから逃げているのに過ぎないのです。

努力(女の又力)を発揮しないと、個々のイワト(一八十)は開かれない


誰も天の岩戸開けの意味が努力(女の又力)を意味したものであるとは理解出来ていなかったようです。ただその「イワト」は大本教霊界物語を読めば、「一八十」の意味の一つは書かれています。

その「一八十」に関しては、その肉体の魂の本体たる「正守護神」。その正守護神の上位にある親神たる「本守護神」には神の世界における「違い」があるのです。が、全ての人の魂にある直霊(天帝の分魂)は同一の働きになりますが、魂の「四魂」は親神と呼ばれる「本守護神」からの特性があるのです。そこに個々の魂の「性格」に違いは生じます。

神は人類を差別するのか区別するのかと創造神を誹るのであれば、人は何故に「性格」が違うのか?。振り返るべきなのです。

お釈迦様やイエスが単なる霊感者と違うのは、その本体の魂が別物だからなのです。
枝葉に咲き誇る神で創造神を知るのか!
根元を見て創造神を知るのか!


現在の私がしていることは、みろく世の幹部候補生を育成する為のものなのです。創造神が望んでおられるのは、みろく世を背負う者達を新しい社会の神に昇格させることなのです。

大本教神諭に、「あんな者がこんな者になった。こんな者があんな者になった」とありますのは、思わぬ人がみろく世では大幹部にと成るからです。
みろく世に入ってから、こんなこととは露ほど思わなかったと言っても【後の祭り】なのです。みろく世は永久世であり、その地位は永久に固定されます。



 
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