自立支援をうたい監禁 業者に賠償支払いを命じる判決 横浜地裁
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引きこもりからの自立支援をうたう中井町の施設の元入所者らが、望まない施設での生活を強制されたとして損害賠償を求めていた裁判で、横浜地裁は施設の運営団体らに対し、支払いを命じる判決を言い渡しました。 この裁判は自立支援をうたう中井町の施設・旧ワンステップスクール湘南校の元入所者5人が施設の運営団体らに対し、行動の自由を侵害されたなどとして1人あたり440万円の損害賠償を求めていたものです。 元入所者らは突然自宅から連れ出され、鉄格子や監視カメラがある施設で、監禁生活を強いられたなどと訴えていました。 ことし1月には、横浜地裁が運営団体らに対して、原告のうち2人に一人あたり最大40万円の慰謝料を支払う義務などの決定をしていました。 15日横浜地裁は、原告らが施設以外への自由な移動が困難な状況にあったなどと指摘、運営団体らに対し、原告3人のうち2人に一人あたり88万円の損害賠償を支払うことを命じました。 原告 渡邉豪介さん「これからこの判決によってこの国が、例えば警察だったりだとか、民事的な今回の裁判だったりだとか、そういうところが少しでも変わっていくこの国を少しでも変えられたのなら、それはひとつ有意義なことになるのではないのかなと思っている」 横浜地裁は、原告3人のうち残りの1人については尋問に出廷しなかったなどとして、訴えを棄却しました。
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