大学授業料などの減免制度 宮城県内の大学でも追加受付の動き
今年度から始まった3人以上の子どもを扶養する世帯を対象に大学の授業料などを減免する制度で、手続きの締め切りに間に合わず申請できなかった学生が各地で相次いでいて、県内の大学でも追加で申請の期間を設けるなどの動きが出ています。
少子化対策の一環として今年度から始まった制度では、教育費による経済的な負担を軽減するため3人以上の子どもを扶養する世帯を対象に所得に関係なく大学などの入学金や授業料が減免されます。
対象となる学校は大学、短期大学、高等専門学校、専門学校です。
申請は大学などの窓口で受け付けていますが、先月中や今月上旬に受け付けを終了した大学では、学生や保護者から申請できなかったという声が相次ぎ、文部科学省が大学に適切に対応するよう求める事態になっています。
NHKが県内の国公立大学や複数の私立大学に確認したところ県内でも追加で申請の期間を設けるなどの動きが出ています。
このうち、東北学院大学は当初、申請の期間を5月7日から16日としていましたが、6月2日から10日にも申請を受け付けることにしたということです。
東北工業大学は、学生向けに情報を発信するポータルサイトで改めて周知するとともに、今回の事態を受けて、近く、学内で説明会を開催する予定だということです。
また、東北大学は今月8日に申請を締め切っていますが、学生に改めて周知して速やかに申請するよう呼びかけるとともにこれから申請したいという学生がいた場合は受け付けられるようにしたいとしています。
今回申請できなかった場合、ことし秋にもう一度、申請の受け付けがありますが、そこで認められてもすでに払っている入学金や前期分の授業料についてはさかのぼって減免されないため注意が必要です。